ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

ブランド品

2016.09.12

今週はタイでした。

活気のあるバンコクの大きなモールの中に入るとアパレル、土産物、バッグ、サングラス、時計、置物、スマホのアクセリーなど、あらゆる分野の様々な商品が売られています。

「こんなに多くの店があって、儲かるのだろうか?」と、買う私が心配になってしまいます。

実際、アパレル店でシャツは一日何枚売れるのでしょうか?

5枚それとも10枚。

いや、観光客であれば土産もかねて一人3枚から5枚買うかもしれませんから、1日に20枚ぐらいは売れるのでしょうか?

ちょっと私には見当が付きません。

そして、これらの店屋には、ほとんど値段も材質の差別化もありません。

ですから、商品を見てくれたお客をいかに逃がさずに売りつけるかが勝負なのでしょう。

なかなか厳しい商売ですよね。

お客も自分の思った商品を値引きしてくれなければ買わずに帰ってしまいますからね。

でも、店屋の人が、朝から夜まで頑張って働いていることにすごさを感じます。

それがこの方々の生活ですから仕方がないと言えばそれまでですが、私はその努力を評価しています。

また、モールを歩き思うことはブランド名を付けた、いわゆる「コピー商品」が多い事です。

「コピー商品」と言えば隠れて売られるものだというイメージですが、アパレル、特にTシャツなどに関しては全くこういったことにはお構いなしのようです。

どの店でも店頭に飾られており、堂々と置かれていますからね。

でも、私はTシャツまで高価なブランドを目指す必要はないように思っています。

なぜなら、暑いタイではTシャツは毎日着替える消耗品なのですから、色とサイズが自分に合えばそれでいいわけです。

たとえいくらブランド品が安価に買えるとしても、大きな魅力はありません。

むしろ、消費者にとっては色々なシャツをたくさん持って、楽しむことを選ぶでしょう。

実際ブランドのコピー商品を買い込む人はほとんどいません。

たとえ買ったとしても、ブランド品のコピーというよりは、一般商品という位置づけのような気がします。

このようにブランドのことを考えながらプラプラと歩き回っていると、ブランドの姿が見えてきます。

ブランドは大きく分けて二つです。

一つ目は値段とは関係のない一般大衆のブランド品。

二つ目は価格も高く、希少性により成り立っているブランド品です。

そして、人間は注目されたいという思いが強いので、後者を持ちたがります。

つまり、ブランドの要諦を考えると、高級品というのは人の欲求を満たすものであり、大衆ブランド品とは安心感を与える品と言えるのではないでしょうか。

ブランド品でもその本質は全く違うのです。

そして、高級ブランドから大衆のブランドへと変遷しているのが、まさにT シャツの世界というわけです。

でも、もしかしたらブランドメーカーは違った考えがあるのかもしれません。

ブランドメーカーがTシャツを出すことによってそのコピー商品が出てくることを期待し、安いコピー商品が売れれば自分のロゴマークが市場で広まり、ブランドの宣伝の役に経つと考えているのかもしれません。

これもまたすごい戦略ですがね。

平和な国、日本

2016.09.02

世界のニュースを聞きながらいつも思うことがあります。

それは世界的に見ると、信じられない程とても安全な国だということです。

今回のオリンピックを見ていても、選手が襲われたりしています。

とても信じられないです。

自分の国に来て、素晴らしい試合や演技を見せてくれたアスリートたちを襲う、この行為は国の恥としか言いようがないですよね。

ブラジルは人種のるつぼの国です。

色々な人がいるので色々なタイプの人間がいるこことは理解できます。

でも、動物のように感情でかっとなって起こした行動でなく、意図をもってした行動です。

人間であればやってはいけないことぐらい誰でもわかることです。

少なくとも他国の代表選手を襲うのですから、もう論外です。

こういった犯人は、最低50年は刑務所に送るべきだと私は思います。

彼らは単に金欲しさのために起こした行為なのですから。

また、ブラジルも国として世界に向かってやはりお詫びの言葉を述べるべきではないでしょうか。

きっと、この事件もおそらく氷山の一角なのでしょうね。

観戦には多くの観光客が訪れたことでしょうから、こういった方の中にも襲われた方が多くいたのではないでしょうかね。

一方、オリンピックが終わったと思ったら一月も経たないうちに、今度は自国のトップであるルセフ大統領が国家財政をよく見せようと、国家会計の不正操作に関与したのではなかろうかとされる事件で弾劾裁行われ、大統領は有罪となり罷免されました。

国民の中にも国の恥となるようなことをするものがいると思えば、私欲のために国民をだます大統領もいるのですから滅茶苦茶な国ですね。

リオのカーニバルや、一人当たりの肉の消費量が多いことで非常にエネルギッシュな国といったイメージが私にはあり、地下資源も豊かなことから “BRIC”という言葉まで生まれ、今後を期待されていた国ですが、こんな状態ではだめですね。

国の発展も会社の発展とやはり同じですね。

なんと言っても国民が要です。

国民が勤勉であり、彼らに夢あるビジョンを伝え、ブルトーザーのように国民を引張って行くようなリーダーがいないと国の発達はできませんね。

本日、バンコク行きの飛行機の中で読んだ新聞では、スペインのラホイ首相の政治続投も難しそうな雰囲気ですから、スペインの政治経済もまた揺れ動きそうです。

さらに、EU脱退のシナリオもまだ見えないイギリス。

フランスのオランド大統領の支持率も低迷し、どうも人気が上がってきません。

トルコでは内乱が起き、軍事介入で鎮圧していますが、今後国はうまくまとまるのでしょうか? 

一方、11月にはアメリカ大統領選です。

世界の自由主義をリードするアメリカの大統領であるのに、そういった大事な責任を持った候補としての意識が全くないと思われるほど先見性もなく、ただ自分の好きなことをわめき散らし、国民の気持ちをあおるだけのパーフォーのトランプ氏。(私はこの人には大統領と素質はないと思いますので、絶対になってもらいたくありません。)

第二の毛沢東とにでもなろうとしているのか、中国の習近平。

自分に従わないものは許さず、すぐに処刑を行う金正恩。

ISISのテロ行動、シリアの難民問題、地球の温暖化と異常気象等々。

こういった事を考えながら、「幸せな世界、美しい地球作りは本当に難しい」と思うばかりです。

だから、日本にも色々な問題はあるものの、やはり平和な国、日本と思うのでしょう。

でもここで私達が忘れてはならないことは、「これは今できたことでなく、私たちが創ったことでもなく、長きにわたる歴史が創り、我々の祖先が創ったものである」という事です。

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