ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

シミ治療

2005.12.29

シミとは異常に増殖したメラニン細胞のかたまり。そこへある周波数がセットされたレーザーをあてると正常細胞にはそのレーザーは吸収されず異常な部分にのみ吸収され細胞が壊れていきます。これにより浅い部分はかさぶたとなり剥がれ落ち、深い部分はマクロファジーといわれる貧食細胞によって取り込まれ、血液・リンパ管に吸収されて体外に排出されます。ですから正常な細胞がレーザー治療を受けてもダメージはありません。

シミにも幾つかの種類がありますが、一般に皆さんが気になさるタイプとしては皮膚より盛りあがっているシミと盛り上がりはなく皮膚ににじみのあるようなシミとがありますが、その治療においてはレーザーの周波数が異なり、盛り上がりあるシミについてはどちらかというと皮膚を焦がして落とすといった内容となります。ですから治療の時皮膚のこげるくさい匂いがします。でも吸引機でその煙を吸い込みますので、さほど臭さは感じないと思います。

どちらにおいても、レーザー治療を受けた後の新生皮膚の手当てが大事ですので、医師の指示を受けしっかりとアフターケアーをおこなっていってください。

治療費は5m??で2万円ぐらいだと思います。綺麗に皮膚が治るまでに一ヶ月ほどかかります。

皮膚科のあるほとんどの病院ではこの治療はおこなっているので、悩みが大きい場合は相談なさるのがよいでしょう。

妊娠判定キットってどういう仕組みなの?

2005.12.28

安定した売り上げをおこなっているものの中で意外な商品として妊娠判定キットがあります。今回はこれでどうしてわかるのかについて説明します。 胎盤から分泌されるホルモンに絨毛性腺刺激ホルモン(HCG)というものがあります。これは妊娠後まもなく胎盤から分泌されるタンパク質の一つです。早ければ妊娠後一週間ほどで血清中に検出されます。妊娠判定キットはこれを尿中で検知することにより妊娠の有無を判断するものです。

以前ロシアに行ったとき多くの女性がこのようなキットを望んでいるといわれました。しかし、ロシアの一般の方にとってはこれはやはり高価なようで、簡単には買えないようです。

植物性という表現をうのみにしてはダメ!

2005.12.27

コラーゲンとは、動物の皮、骨、腱などに存在するタンパク質の一つです。ゼラチンもコラーゲンの一つです。ですからその用途は広く色々なものに使われています。皆さんのよく知っているサプリメントや化粧品以外にもそのねばねばした粘着性から接着剤にもつかわれています。

BSE問題が生じるまでは、主として牛から作られていましたが、最近は海洋性コラーゲンといって鯛・マグロなどから抽出されています。海洋性コラーゲン以外にも淡水魚から取られたものもありますから、コラーゲンは大きく分けて動物由来のものと魚由来からできているものがあると覚えておいてください。 大きいな違いはその熱を加えると溶ける(溶解温度)の差です。魚のほうが動物性の桃生よりも低いため体にはなじみやすいでしょう。ただし、サプリメントなどにおいては魚の方がやや匂いが気になる場合もあるので、ご購入の時はこれをチェックするのがいいでしょう。

そういった生物から作られるコラーゲンですが、最近は「植物(由来)コラーゲン」といった言葉を見たことがありませんか?これはサプリメントでは見られませんが、化粧品の宣伝の中で時々みられます。

これは、一般的に化粧品における「植物コラーゲン」と表現されている成分は「エクステンシン」という成分で、コラーゲン成分をほんの少し含む成分です。
そのエクステンシンとは、植物の細胞壁にある糖タンパク質で、そこに動物コラーゲンに含まれるヒドロキシプロリンというアミノ酸が少し含まれることにより植物コラーゲンと表現しているようです。どこまでそのヒドロキシプロリンが含まれているのかというと動物性と比べるとかなり差があります。ですから、私はやはりコラーゲンであれば動物由来のもの、できれば魚由来のものをお勧めしたいです。


他にも、プラセンタエキスなどにも「植物プラセンタエキス」などといった表現を見ますよね。
プラセンタ」とは妊娠時、母体と胎児を結び付ける「胎盤」のことですから、このような器官が植物にありえるはずがありません。では、一体これは何なのでしょうか?  

どうも、このような表現をしているのは大豆由良エキスや大豆発酵エキスを使用した商品に使われているようです。

その理由は大豆由来エキスにはイソフラボン成分が含まれています。このイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするため、プラセンタにもその女性ホルモン的な働きがあるとして、このような表現をしているようです。でも、これは全くのでたらめ。プラセンタには女性ホルモン的作用など全くありませんよ。

このように、販売者は植物性成分は動物性成分より「やさしい」・「安心できる」といったイメージ感が消費者にあることより色々な宣伝言葉を作り出し、皆さんに 商品をアピールしています。しかし、その中身を見るとこのように実にいい加減としか言いようがないように思います。

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