ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

都心の夏祭り

2018.07.27

今週から多くの学校は夏休みに入ったようですね。出勤時に学生に会わなくなりましたし、近くの公園で朝のラジオ体操も始まりましたから、学生たちも嬉しいことことでしょう。でも、この暑さでは外では遊べませんね。皆、カラオケにでも行っているのかな?

さて、先週は私の住んでいる街の夏祭りがありました。しかし、場所は東京タワーがすぐそばにある都心の真ん中と言うこともあって、どんどんその規模は小さくなっていっています。以前は国道を封鎖して(信号の数で8つほどの区間)ブラジルのリオのカーニバルを味わってもらうためにブラジルのダンサーの方々がにぎやかな音楽と共にダンスをしながら通りを行進するといったイベントがあったり、国道の横には慶応大学があることから大学の応援団の参加もあったりしました。屋台も非常に多く出店し、音楽バンドで盛り上げて、とってもにぎわっていたのですが時代の流れですかね。今年は信号3つだけの区間と規模も小じんまりとなってしまい、以前のような派手なイベントもなく非常に寂しく感じました。

でも、音楽バンドの方々が場を盛り上げようとステージの上からウクレレとエレキギターによる軽やかなハワイアンサウンドを届け、ステージの前では婦人の方や子供たちがフラダンスを踊ってくださるのですが、やはり周りからの盛り上がりがないと、かわいそうですよね。どうも今ひとつで足りません。見ている方も単にじっと見つめているだけで、場を楽しんでいるといった感じを受けないのですよね。また、その場にいるのに音楽バンドに目を向けずじっとスマホばっかり見ている人達。これでは音楽バンドも力が入りませんよね。

国道は封鎖されていますから、地元の飲食店の方々が模擬店をたくさん出してくださっていることもあって、まだ暑い夕方ですがお客さんはたくさん来ておりました。国道にシートを敷きそこに座って美味しそうに飲んだり食べている方もところどころに見かけられます。でも、盛り上げに欠けてしまうと、やはり寂しいですね。こられた方は楽しみに来たと言うよりも、様子を見に来たといった感じです。

時の流れと共に昔からお住まいの住民の方も歳をとられてこの地を離れ、落ち着いた郊外にお住みになっているのでしょうかね?あるいは、少子化によるも影響も出ているのかもしれませんが、若い方や実家の店を継ぐ人も少ないのかもしれませんね。思い出の多い店をたたみ、ビルやマンションを建て、その家賃やテナント料でゆっくりと余生を送っているのかもしれませんね。

秋には実りを祝って神輿(みこし)が出ますが、今やこれを担ぐ地元の人も少なくなりましたし、交通事故のないように注意を払わなければいけません。今の時代、何をするにしても伝統を受け継ぐ事が難しくなってきましたよね。

このページの先頭へ