ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

紅葉

2016.11.28

皆さんは既に紅葉を見に行かれたでしょうか?

関東ではそろそろ見頃となるでしょうかね?

いつ見ても紅葉は実にきれいです。

水に映る姿、真っ青な空とキレイなコントラストを写しだす紅葉、秋の象徴である柿木、そして金色に輝くイチョウの木。

こういった自然の美の中で少し寒さを肌に感じながら静かな時間をゆっくりと過ごすのはすごく素敵ですね。

ずっとこういった場所に居たくなりますが、きっと私には無理でしょう。

やはり、別の刺激がないとダメと思っていますから・・・。

でも、こうして眺めていると何を求めることもなく我々に美しさを届けてくれる自然の優しさと音のない時間の流れをしみじみと感じられることに、生きている素晴しさを感じます。
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自分を納得させる

2016.11.11

今週、アメリカ新大統領が決まりました。

投票日10日ほど前からは色々なことがありましたね。

このままの勢いでいけばヒラリー氏で決まりかな?と思っていた矢先に、FBIが彼女の私用メールの内容捜査を再度始めたことが報道され、ヒラリー氏の当選予想は一転して雲行き怪しくなりだしました。

先週末にはFBIより「何も不審な点はない」と発表され、沈みかけた船は再度浮上し航海を続けます。

そして、投票前の事前の調査では60%近くの有権者がヒラリー氏に入れるという状況の中で、11/8の選挙日を迎えました。

私は過去3回の公開討論会やトランプ氏の思いつたことをすぐ口走る軽率な発言を見ながら、「アメリカ国民はこのトランプ氏を、本気で世界の自由主義社会をリードする代表者としてふさわしいと思うような人は多くいないだろうから、まず彼の当選は無理だ」と100%思っていました。

思っていたというよりも、信じていたといったほうがいいでしょう。

でも、Yahoo.USAでいち早く開票速報を聞きながら、「あれ、これは自分の予想と違うぞ、トランプ氏が優勢ではないか!」と。

まだ3時7分でしたがヒラリー氏の獲得州の少なさにはビックリしました。

さらに激戦州の開票状況を見るにつれて、まだ開票率は低いものの、こんな状況ではトランプ氏が当選してしまうぞ・・・」といった気持ちが11時には60%、そして13時には85%程どんどんと高まりました。

確定数字を見つめながら「どうしてこれほどまでに、予想を大狂わせするような事態が起きたのだろうか?」と思うばかりです。

でも,投票は終わり開票が始まっているのですから、どうしようもありません。

最終結果を待つしかありません。

日本の株式市場、HKG・中国の株式市場はじめアジアの株式市場は軒並み大幅安です。

「ああ、誰もがトランプ氏が当選したら今後の経済にすごく不安をおぼえているのだな」と実感しましたね。

そして、結果は皆さんのご存知の通り、トランプ氏が圧勝。

圧勝ですよ。

今まで民衆党が有利であった州も奪い取り、更には激戦区でも勝利を収め、まさにヒラリー氏の惨敗となりました。

きっと、彼女もここまでの差が起きるとは夢にも思っていなかったことでしょう。

「絶対に勝てる、たとえ、それが僅差であるかも知しれないが・・」と思っていたと私は確信しています。

それだけに、この高年齢からしてもう二度と訪れることのない戦いに勝利できなかったことは、ヒラリー氏にとっては我々が想像出来ぬほど落胆と悲しみがあったことでしょう。

誰にでもあるように「何が悪かったのか?何が足りなかったのか?」多くの思いが起きたことでしょう。

でも、その原因・解決方法を見つけても、もはやそれを反映させるチャンスはありません。

反映させるとしたら次の世代の同志にそれを伝えることだけです。

そして失墜した自分を支えるには、自分に対し「この長き選挙戦2年間を、決して後悔をしない活動をとってきたかどうか?」と問うしかないでしょうね。

決して先ほど述べた「何が足りなかった、何が悪かった」といったことでは解決できるものではありません。

ではこういったとき、自分をどうやって納得させればいいのか・・・?

私は思ったように物事が進まない時、あるいは失敗した時に常に考えることがあります。

それは「世のため、人のために自分が正しいと信じた事を一生懸命にやってきたか、やっているか?」タダ、これだけです。

これ以上のことを考える必要はないと思っています。

苦しいときこそあれこれと悩むものですが、そういう時こそ「何にも左右されない自分だけの自分」をもっていることが、納得いく人生を送れる要諦ではないでしょうか?

行商人

2016.11.04

東京では10月の中頃は最高気温が20度以上ありましたが、ここ2週間ほどの間に10度も下がってしまい、急いで冬用の布団を出しました。

さて、お隣の韓国でも今年は寒さが早まっているようです。

昨日ソウルから電話がありましたが、朝はマイナス2度だったそうです。

ということは、もう氷が張っているということですね。

寒い時期、韓国に行くたびに思う事なのですが、韓国の方はとてもたくましいと感じるのです。

私が言うのは体力ではなく、生きることに対してのエネルギーです。

寒い時期、韓国では、ご存知のようにキムチを作る最シーズンです。

街のあちこちに白菜を山積みにしたトラックを見かけます。

きっと、近郊の農村から運んで来たのでしょう。

また、市場や道端にはキムチに入れる具材や色々な野菜を売っている行商人の女性が多く見かけられます。

行商人の方々は路上にビニールシートを敷き、そこに少しばかりの商品を置いて売っています。

その横では、行商人のおばさんたちが小さなイスに座布団を置いて座り、運んできた農産物の根を切ったり、皮をむしったり、痛んだ葉っぱを切り落としたりし、見栄えのよいようにしています。

市場の隅やバラック小屋の中であれば、やや寒さはしのげますが、一般の路上となると風は強く当たりますし、太陽が当たらなくなればもっと寒さが厳しくなります。

皆さん風邪を引かないようにたくさん着込んでいます。

足も長い靴下にブーツや長靴を履いています。

持ってきた野菜がどれほど売れるか私には全く検討がつきませんが、さほど大きな売上げはないと思います。

老いた手に小さなナイフを持ち、朝から夕方までもくもくと野菜を選別する姿に、「この年齢になると体もきついだろうにな。生きるとは厳しいことなのだな。

でも、こうやって働かなければ生活はできないし。

すごいな、えらいなー。

このおばさんたちは一人暮らしなのかな?子供はいないのかな?私に同じことが出来るかな?」と、ただただその働く姿に関心するばかりです。

頑張るエネルギーをこのおばさんたちからもらうとともに、「持ってきた野菜が全て売れますように。体を壊さないようにね。」と祈りながら、毎回その前を通りすぎる私です。

〔備考〕添付写真はまだ寒さが訪れる前の朝方の市場での行商の姿です。
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