ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

エアコンのない部屋

2017.05.26

いよいよ夏本番、エアコンが活躍しだす季節が近づいています。

昔、エアコンは一家に一台、主に居間に設置されていましたが、最近は全ての部屋に付いているのが当たり前になりました。

生活も本当に豊かになったものです。

さて、5月の始めに友人との電話の中でエアコンの相談の話しがでました。

彼が今住んでいるマンションはかなり古く、エアコンが取り付けられない部屋があり、こういった場合どうすればいいか?最近は冷風機といったものもあるけど、どう思う?といった相談でした。

でも、私はエンジニアではないし、冷風機の事も詳しくは知りません。

そこで、こう応えました。

「冷風機は水を使ってその気化熱で部屋を冷やそうといったシステムだよね。でも、これでは大きな部屋に使用してもあまり冷えないのではないかな。それに気化式だと部屋が湿気るのではないかな?だから、僕は冷風機は買わないね。やはりエアコンを選ぶべきだよ。もし、エアコンが付かないなら扇風機で我慢するしかないな。でもこれで我慢できないとなると、やはり転居かな。でも、今のマンションを売るといってもすぐには売れないかもしれないし、売るにしてもエアコンが付かないような部屋があれば誰も買わないと思うよ。だから、この問題が解決しないとなかなか買い手が付かないと思うよ。もし君が今のマンションが気に入っていて、転居したくないと言うのなら、ずっと住み続けることを前提に、思い切って部屋の大改築かな。「急げば回れ」でこの方がいいかもしれないよ。そうすれば、そのマンションを売り出したときも今よりも買い手がつきやすいと思うからね。後はお金と工事期間の問題かな・・。」と。

彼もこの返答を聞いて考え込んでいましたが、その時には結論は出ませんでした。

その後、様子を聞いてみると、子供も既に社会人となり家にはおらず、彼と妻との二人暮らしなので、使う部屋といえばリビングとダイニングと寝室だから、これらの部屋のドアを開放しておけば全ての部屋を冷やすことが出来る馬力のあるエアコンを居間に付けることにしたとのことでした。

多分、縦型のお店などに置いてあるような大きなエアコンなのでしょうかね。

次回、彼の家を訪れてみたら居間がものすごく寒いのではないのかな?と少し思っています。

大きく世界を驚かした事件

2017.05.22

最近私が気になった事は、やはり7日に行なわれたフランス大統領の決選投票とトランプ大統領のFBI長官を罷免したことへの市場の動揺でしょうか。

今回のフランス大統領選では、2大政党が共倒れして中道・独立系のマクロン氏と極右・国民 戦線のルペン氏の戦いとなったわけですが、やはりルペン氏の外交や経済への知識(常識)のなさが大きく影響したと言われています。

また。ルペン氏に投票したくないからマクロン氏に票を入れた有権者も多いのでしょう。

マクロン氏は年齢も39歳と非常に若く、これは100年以上前のナポレオン3世に次ぐものだそうです。

そして奥様は25歳年上と言うことで、これまたビックリです。

ここまでの年齢差を超えて一緒になられたのですから、よほど高まるラブストーリーがあったのだろうと思います。

ともあれ、今はご存知のようにヨーロッパは不安定な状態です。

ドイツがEUが分解しないように一生懸命支えているといった感じですから、ドイツとの関係強化を表明しているマロン氏が当選したことで、少しホッとしました。

一方、彼にはフランスも経済の低迷で失業率も高くなっていますし、今後国政の運営に多くの難題が待ち受けています。

マクロン氏の実力は国民にとっても未知数ですが、国民は多くの期待をしているのですから、是非とも若き大統領に頑張ってもらいたいと思います。

またアメリカではトランプ大統領の行った行為が、国民に大きな不信感を与えたことは確かです。

明確な罷免理由も公表されなかったために、選挙中にトランプ大統領側が行った、ロシアとのつながりを調査しようとしたためとも言われ、「第2のウォーターゲート事件」ではないかとも言われ出しています。

こうなると、同じ党の共和党の中にもトランプ大統領を好まない議員も多くいますから、今後の内容次第では弾劾裁判が起きる可能性さえあります。

もちろんそこまでいかなくても、トランプ大統領への信頼は共和党内でも一驚に落ち込み、このまま彼を支えることにメリットがあるのかどうかといった問題も大きく浮上するでしょう。

そうなると、単なる期待だけで支えられてきた日米の株式市場は一挙に崩れるかもしれません。

ごく普通の考えをもった労働者の考えを基に、多くの公約を述べてきたトランプ大統領なのですから、トランプ大統領の行った罷免行動がどのように彼らに理解されるかは明らかでしょう。

つまり、大統領は何かを隠そうとしていると国民が感じるのは当然のことで、今回の行為はまさに彼のこれからの政治生命をかける行為だったとも言えるかも知れないと私は見ています。

私達の声、大きい?

2017.05.12

病院での待合室での出来事でした。

ドアを開いて入ったとたん大きな声が聞こえます。

15畳ほどの待合室には、ポツリポツリと8人ほどの患者がまばらにイスに腰掛け、スマホを見たり、新聞や小説を読んだりして静かに待っていました。

その中に、歳は78歳ほどの2人の老婦人が奥のイスに座って世間話をしていました。

その話声の大きいこと大きいこと、私はビックリしました。

待合室のドアは全て閉まっていますから、音が反響するのでしょうかね?

まさに「うるさい!!」といった状態です。

でも、この老婦人たちは周りへ気遣うこともなくお構いなしに話し続けています。(他の患者さんは我慢しているようです)

すると、ある男性患者が診察室から呼ばれました。

イスから立ち上がり診察室に向かうときに、この老婦人たちに向かって、「うるさいんだよ。もっと静かしにしろよ!このバカやろうが!」と言い放って診察室に入って行きました。

老婦人たちは「何でバカやろうといわれるのでしょうかね。私たちの声、そんなにうるさい?」と互いに顔を見つめています。

皆さんはこの場面を想像してどう思いますか?

「この男性の言葉はひどくて許せない。老婦人たちがかわいそう・・」と思った方もおられるでしょう。

でも、私の考えはこうです。

まず、悪いのはこの老婦人たちだと思います。

それはその男性の怒りの原因を作ったのはこの老婦人たちですから。

今回の場所は病院の待合室ですし、人によっては気分が悪いとか、頭痛でめいっている方もおられるかもしれません。

患者の皆さんが静かに診察を待っているわけです。

老婦人たちも子供ではないのですから、話をするにしても周りにそのくらいの気配りをするのは常識だと思います。

そういった世間の常識を忘れた行為をしていることに対して、この男性は怒りが爆発して「バカやろう!!」といった言葉が出たのでしょう。

それほど、我慢が出来なかったのでしょう。

診察を待っていた患者全員がこの老婦人たちの声をうるさいと思っていたに違いありません。

それを、彼が激しい言葉で注意したに過ぎないと私は思っています。

ですから、この老婦たちはすぐに謝るべきで、そういった「バカやろう」という言葉を出させるほど、大きな迷惑をかけたことを反省すべきだと思います。

一方、どうしてあそこまで大きな声でこの老婦人たちが話していたかですが、話題が楽しかったから思わず声が大きくなったといったことではないと思います。(私はこの人たちから2mほど離れたところに座っていて、会話の内容が聞きたくなくても聞こえたのでわかるのですが・・・・)

きっと、高齢のせいで互いに難聴なのでしょう。

ですから、あのような大きな声になってしまうのではないかと思いました。

男性が診察を終えて出て行った後も、この老婦人たちは言葉数こそ少なくなりましたが、やはり大きな声が部屋にこだましていました。

「何で、バカやろうと言われなければならないのだろうね・・・」と。

そう考えると、こういった小さな高齢化トラブルが今後は増えてくるかも知れませんね。

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