ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

テレビCMについて

2016.12.22

仕事柄よくサプリメントの購入についてアドバイスを求められことがあります。

多くは「〇〇成分が体に良いと聞いているのだけど、どこの製品を買えばいいと思う?やはり、TV宣伝しているのがいいのかな?」

「それとも、その成分がたくさん入っているのを買う方がいいのかな?」といった内容です。

確かに、サプリメントについては皆さんの期待にかなうものもあれば、全く効果のないものもあるようです。

それは、どうしてなのでしょうか?

サプリメントは基本的には「健康を維持する品」という考えなので、それを飲めば劇的に変化や効果が起きるといった品ではないと一般的には思われています。(そうでない製品もあるようですが)

ですから、「飲まないよりも飲んでいた方がいいかな?」といった軽い気持ちで皆さんが買われる商品なのです。

特に3000円以下の商品であれば「安いからとりあえず買ってみて様子を見てみよう・・・」といった感じで購入し、効けば大当たりといった具合です。

その際の、購入判断をさせる手段にコマーシャルがあります。

最近はコマーシャルの演出の仕方がうまいですから、女優やモデルなどが「私も毎日愛用しています」などと話すと「それなら私も飲んでみるか・・」と、視聴者はすぐ購入を決めてしまいます。

でも、ここでよく考えてみてください。

そういった有名人の方々が3000円以下の商品を喜んで愛用していると皆さんは思いますか?

毎日それにたよっていると思いますか?

彼女達は一般人と違う美と健康を守ることこそが生活を支える上で最も大事なのですから、効果がはっきりしないものは通常は買わないものです。

更にあえて安価な品を選んで買う必要もないですしね。(むしろ、宣伝するなら高価な品の方がいいはずです。)

ですから同じ業界の人や、あるいは専門家の人に薦められて商品を選んでいるのが一般的です。

仕事の関係や義理で購入をしている人もいるでしょうし、自分から率先して飲んでいるかどうかははっきり言って「?」です。

彼女達は本当に自分に合うもの必要な物しか飲みませんし、万一体にトラブルがあれば仕事ができなくなりますからね。

体調が悪ければ、まずは医者で診断を受けます。

その判断こそが急げば回れです。

では一般の方が飲んで良いと言っているのなら、本当に効果があると考えていいのでしょうか?

やはり、これにも疑問がつきますね。

そんなに悩んでいるのなら、まずは医者に行き薬をもらうのが普通でしょう。

特に健康や美容を気にしている方であればなおさらです。

早く痛みを取ってもらい、肌を治してもらったりするのではないでしょうか?

もし、医者にかからないというのであれば、それほど大きな悩みでなかったか、
嫌いな方なのでしょうか?

そうであれば、こういった考えの方々の意見を聞く意味があるのでしょうか?

どれほど、多くの商品を使い比べ、最終的にその商品に決めたというのでしょうか?

たまたま、テレビを見て、雑誌を見て初めてそのサプリを買っただけにすぎない。と私は思うのです。

当然宣伝に協力したことで販売会社よりお礼も出されますから、これでは良いことしか言えませんよね。

参加者の立場も理解できます。

でも、宣伝を見ている視聴者は「他商の商品と比べてどうしてその商品がその方に良かったのか?」この点を知りたいのですね。

何故、その人が数ある商品の中かそれを選んだかを知りたいのです。

でも、この事を忘れ宣伝文句に吸い込まれていってしまうのでしょうかね?

少しは宣伝にのめり込まずに、少し裏側から宣言を聞くようにすると色々な事が見えてくるものです

つまり、宣伝で述べない内容の方が、実は皆さんにもっと知っておくべきことが多くあるものです。

何事もそうですがこういった事をうのみにするのではなく、自分の知識を高め探さないと良いものはつかめないと私は思っています。

そこで質問です
例えば、今日はとってもおいしいお寿司を食べようと思っている時、鮨屋が2軒並んでいます。8貫5000円のA店と11貫8000円のB店とでは、貴女はどちらの店に行きますか?A店はB店よりも種の大きい事をアピールしています。B店は老舗で高級な磁器が使われています。

さて、あなたはどちらの店を選びますか?

サプリメント選びもこれと同じですが、残念ながらもっともっとむずかしいです。

多くの方はこの分野の知識が豊富ではありませんから、残念ながらすぐ宣伝言葉やイメージに騙されてしまうようです。

それが人間らしい良い点なのかもしれませんが。

でも、知識がないと損をしてしまいますがね・・・.

この世の中は知らないことばかり

2016.12.16

今週の東京は寒い一週間でした。

会社で仕事をしていても足元が寒く感じたほどです。

でも、これよりももっと厳しい寒さや50度近い暑さといった過酷な自然環境の中でも耐えうる動物や昆虫がいますよね。

すごいものですね。

これらが耐えきれるのは私が思うにこれらには心臓がありますから、これにより体全体に体液や血液を流して温度調節をしているのだろうと想像しているのですが、私が全くわからないのは植物です。

あの雪山の中で青い葉をつけたモミの木や白樺は、何故、凍らずに生きていけるのでしょうか? 

また、灼熱の砂漠に育つサボテン、幹は緑色のものもありますが、何故あの日光の下で焼け焦げたりしないのでしょうか?

このような環境であれば人間の肌ならば、真っ赤になり皮膚は剥けてしまいたいへんです。

たとえ、サバンナに住んでいる黒人でも、一日中太陽の下に居ることは出来ないと私は思うのですが、何故、血も流れていない植物は緑の葉や幹をこうして緑色に保ったままでいることができるのでしょうか?

人は強い日光を受ければ肌は焼け肌細胞は死にます。

この為、肌細胞を守るためにメラニン色素が働いて、皮膚の色は茶色に変わり細胞を守ります。

でも、茶色は黒に近いですから、また私にはわからなくなります。

何故なら黒色は光を吸収しますから、茶色になることでもっと光を吸収してしまい逆効果になるのではないかと思うのです。

ですから、肌を守るのであれば黒でなく白へ変化する方が良いのではないのでしょうかね?

どうして人間の進化の中で肌は白色でなく黒や茶色などに変わるように変化したのでしょうかね?

私にはわかりません。

また、植物についても同様のことが言えますよね。

植物の葉では生命維持のために葉緑体が光合成を行っていますが、何故この葉緑体は緑色になったのでしょうかね。

前述したように白色であったほうが日光からの被害を受けることが少なくなるように思うのですが・・・。

もし、葉緑体が白色に変化したら植物は光合成が出来ないのでしょうかね?

この歳になっても、普段見ている現象の中にも不思議に思うことがたくさんあって、「この世の中は知らないことばかりだ」といつも感じている私です。

ムダ毛

2016.12.09

先日 家電量販店に年賀状印刷のインクを買いに行ったついでに、他のフロアーを歩き回っていたところ、女性用の美容機器がたくさん並べられていましたので、「最近はどんなものがあるのかな?」と思って眺めていました。

近くに販売員の女性がおられたので「何が一番売れているのですか?」と訪ねますと、「顔をマッサージできて、シミをなくす美容機器と意外に高価な脱毛器も売れていますよ」といった返答が帰ってきました。

そういえば、ここ5年程脱毛がブームになっているような気がします。

脱毛器をはじめ、雑誌や電車の中吊り広告や新聞ちらしの中では、脱毛サービスがやたらと宣伝されていますし、実際に全身脱毛を受けている方も沢山いらっしゃいます。

そこで今回はこの脱毛の対象となる体毛についてお話したいと思います。

「脱毛をしたい」理由は体毛があると肌がキレイに見えないから、清潔感が失われるから、女性らしくないからなどといった理由からだと思います。

つまり、女性は毛深いのが嫌いなのでしょう。

実際に女性の中でも、ほとんど体毛が見えないほど薄い人や、逆に体毛が濃かったり、太かったりしてスットッキングをはいていても、中で脛毛が渦を巻いていたり、ストッキングをつき抜けて毛が出てたりする人がいますよね。

体毛の違いは、やはり遺伝ですからどうしようもありません。

一方、さほど毛は濃くないのに妊娠すると毛が濃くなるといった話を聞いたことがありませんか?

これも嘘ではありません。

それは、手足に生える体毛は男性ホルモン(アンドロゲン)の影響を受けます。

女性であっても男性ホルモンが分泌されています。

そしてこの分泌量は男性に比べ少ないため、受ける影響も男性ほどではないので体毛が薄いのです。

しかし、妊娠した女性の場合は通常よりも多い量が分泌されます。

妊娠してないときには卵巣や腎臓から分泌されていたアンドロゲンは、胎盤からも分泌されますので量が増加します。

その結果、体毛が(ムダ毛)が濃くなってしまうわけです。

そして大きくなってくるお腹、特におへその周りなども、このアンドロゲンにより発毛が促されて、普段あまり毛がない分だけに特に目立ってしまうといったことがあります。

お腹の子が男の子の場合は女の子のときよりも濃くなるといわれていますが、これは男の子が出来たときの方が母親での体内で作られるアンドロゲンの量が多いためです。

でも、出産後はホルモンのバランスも整ってきますから、一月から二月で毛深さも気にならなくなりますので心配はいりません。

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