ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

「信じる」ことと「信頼」すること

2014.12.26

「信じる者は救われる」とか「人を信じると言うことは、 悲しみを知ること」など、世の中には「信じる」という言葉に対して古今東西、色々と格言がありますが、どれを見てもそれなりに納得させられるものあります。

これもその内容が自分の経験と照らし合わせてみた際、思い出されることがたくさんあるからなのでしょう。

今年も「人の力」についていろいろな本を読みましたが、ほとんどの場合「信じる」といった要素が必ずあるように感じました。

「今から自分がやろうとしていることはきっと世の中のためになる」「自分がこれから選択する道が、たとえ間違いであったにせよ決して後悔はしない」「自分を信じてこの道を選ぶ」といったように、やや宗教のニュアンスが入った心の持ち方があるように思ったのです。

「人はあなたを信じていますよ!」と言われれば「こんな私を信じてくれるのか・・」と歯がゆく思うものの、やはり大変嬉しいものです。

きっと皆さんもそうではないでしょうか。

なかなか人は自分自身の評価が出来ないものですからね。

でも、最近感じたことがあります。

「信じること」と「信頼すること」この二つの言葉には大変大きな差があるということです。

何故こんな事を思ったのかは自分でもよくわかりません。

ふと気が付いただけです。

「信じる」というのは自分から出ていくエネルギーであって「信頼」というのは「他人から与えられるエネルギー」であるということです。

「信じる」ということは自分の思った事、考えたことが実現されなかったり、裏切られたりするようなことが起きたとしても、それは相手側(自分の対象側)に原因があるものではなく、すべて自分に責任があるということです。

ですから、この信じる」という言葉は相性が合っていう言葉なのでしょうが、実際は自分自身つまり自分の心に対して発する言葉だと思いました。

一方、「信頼する」は「信じる」とは違い、相手側に対して自分の信じたことを投げかけ、「この私が信じた内容はあなたに任されているのですよ!それも成功することを…」と言った内容であると思うのです。

ですから「信頼する」といった言葉は、相手に自分の望み・夢や命をゆだねている時に使われる言葉ではないでしょうか?

人は成長するにつれてこの言葉を多くの方から言ってもらえるように精進せねばならないと思ったのです。

人から「僕は君を信じるよ!ではなくて「僕は君を信頼するよ!」という言葉をいただけるような人生を送らなければいけないと思ったのです。

人は頼られた時にやはり大きな力が出て、また幸福感を感じるのですね。

「頼られる」というのは互いが紐で結ばれた状態ですからね。

家族の愛もこうした信頼という絆から創られているのだと思うのです。

さて、2014年もこのblogで終わりますが、自分としては「この年末になってこういった生きる上で大切なことに気が付いてよかったな。」と自己満足しています。

最後に、今年も色々なことがありましたが、その度に全力を出して後ろを見ることなく乗り越え、また健康で一年を送ることができました。来年もまた色々なことにチャレンジしようと思っています。

皆様も良いお年をお迎えください

「ホーキンス、宇宙を語る」の読書の合間から  バンコクより加藤

想いは体も動かす

2014.12.19

先週は友人の衆議院選の応援に行っておりましたが、ここで改めて気づいたことがあります。

言葉に感銘を受けて人は涙を流したり、声を上げたり、心がジーンとすることはよくあることです。

つまり外から受けた言葉により自分が動かされてしまうということですが、ではこの逆で自分の言葉で自分が動かされてしまうといったことはあるのでしょうか?

ちょっと、この内容は考えてしまうかもしれませんね。

でも、こういった事はあるように感じます。

ただ、私たちが気がついてないだけのような気がします。

それを今回の選挙応援でしっかりと感じ取りました。

候補者と選挙区を回って事務所に戻り、引き続き私は電話で有権者の方へ候補者への支援をお願いするのですが、話す相手が目の前にいなくても自然と受話器を持ったまま、頭を下げてしまう行動に出てしまうということです。

「こちら●●選挙事務所ですが、このたびの衆議院選では皆様のために●●は精一杯頑張っていますので、何卒宜しくお願いいたします」といった内容の依頼をするわけですが、心の底からこれをお願いしたいといった気持ちが出ると、自然と頭が前にたれてしまうのです。

不思議ですよね。

決して体は起きたままではなく、後ろにそるのでもなく頭をたれた姿になります。

これはどうしてでしょうか。

お願いするときには頭を下げるといったことを意識せずにしてこの格好をしています。

電話をかけ終わるたびに「不思議なものだなぁ・・」と思いました。

自分の述べた内容でそういった行動になってしまうのか、それとも必死な思いからそういった行動を引き起こすのかはわかりませんが、私としてはこれはきっと脳がコントロールしていることではないかと思っています。

「強い想いが自分を動かす」なんだか素晴らしいことですね。

目に見えない何か(エネルギー?)がそういった行動を起こさせるのでしょうかね。

衆議院選挙戦

2014.12.12

今週は衆議院選挙にかかわる政党および候補者の政見放送が毎朝TVで放送されています。

私も朝食をしながらこれを聞いています。

内容を聞いていますと自民党は安倍首相が衆院選の争点とする経済政策「アベノミクス」をこのまま推し進めなければ国民生活は良くならないと主張し、これに対して野党は「アベノミクスは大企業や金持ちを救う政策であって、日本の経済を支える中小企業や一般市民の生活を十分に考えてはいない。」と述べています。

そこで世間の様子をみるとアベノミクスへの評価は「評価しない」が51%で「評価する」の33%を上回ったとのことでした。

こういった内閣に対する不信感があるにも関わらず、自民党が300議席を確保するだろうといわれるほどまでに民主党が大きく低迷しているのは、なんとも情けなく感じます。

これはやはり、民主党政権において日本経済が低迷し続けたために国民は失望し、当時のことを思い出すと今ほど豊かさを感じられなかったということからなのでしょう。

民主党の代議士にもすばらしい頭脳を持っている方が多かったにもかかわらず、なぜ彼らがうまく日本経済を立て直すことができなかったのでしょうか?

当時、民主党政権の行ったことは日本の財政を健全化させるために無駄な支出をなくすことに専念しました。

特に官僚が天下りしているような特殊法人や外郭団体などに調査のメスを行い、その予算や存在の必要性について追求しました。

今までにこういったことがほとんど行われたことがなかったために、国民は民主党のこの行動に対し新風を感じていました。

私も同様でした。

さらに、官僚の言うままに振り回されている行政を止めるべく、官僚に戦いを挑む行動も多く取りました。

「こういった行動を行う党こそが民主党だ!今までの自民党政権とは違うんだぞ!」といった国民へのアピールがありました。

これらを含め党の活動・実行力はよく理解できるものでしたが、やはり長年日本の行政に強い権限をもって、行ってきた官僚体制を一気に切り崩し、霞ヶ関を敵に回すことはよくなかったと思います。

やや、あせりすぎた感があったと思います。

もし、官僚(霞ヶ関の組織を)をうまくコントロール出来てさえいれば、きっと民主党は今のような落ち込んだ状態にはならなかったと思います。

だからこそ、行政がうまく機能しなくて経済不況が長引いたのでしょう。

そのため国民は当時の民主党政権時代を考えると、今のような状態では政権を再び任すような気持ちには決してしなれないのでしょうし、民主党も本音では自分らが政権を握るほどの力はないと感じているがためでしょうか、「政権を絶対に手にするぞ!」といたような第一党を目指すような強いスローガンが出ていないのだと思います。

今彼らが述べている内容は自分らの政策は自民党政策の非難ばかりです。

これでは自民党の爆走を抑えるための党といった程度にしか私には存在感を感じません。

本当にこれでいいのでしょうか?

もっともっと日本を良くする、未来に希望を与える政策を発信すべきなのではないでしょうか?

やはり、民主党が今すべきことは、まず今までの自分らが政権をとった時代の時のことをよく考え、なぜうまくいかなかったかを反省し、この原因と解決策を国民に陳謝するとともにしっかり説明し、「もう一度,我々に政権を任せてくれ!」といったような基本に戻った行動だとおもいます。

こうしない限り強い党になれないであろうし、国民から理解や支持を得ることはできないでしょう。

また、今回の選挙では野党の数が多くなり過ぎて、私にはよくこれらの党が何をしてくれるのかがわかりません。

どの党が日本に明るい未来を作り出してくれるのかが国民にとって非常にわかりづらいのではないかと思います。

実際、国を動かすには同じ気持ちの仲間がいなければ動きません。

仲間が集まった集団が「党」ということになるのですが、その基本はやはり人格・能力・情熱・実行力を持った「人材」です。

これがなんと言っても重要です。

ですから、私は「党」よりもやはり「人」に望みをかけ投票を行うつもりです。

今、私は地方に来ております。

そして、ここには私が心から応援したい候補者がいます。

毎日、私のできる限りの気持ちを入れて精一杯応援しています。

声が出なくなってもいいというくらい街中の人に彼への支援をお願いし、声援しています。

なんとしても、この素晴らしい人を落選させてはいけない。

そんなことになったら地元の恥であり大きな損になると思っています。

そういった候補者を応援できることはとても幸せなことだとつくづく思いながら今日も自転車にのぼりを立てて、候補者と走ります。

残すところ投票まで2日です。

明日の土曜日の最後の最後の時間までがんばって応援したいと思います、投票日の夜には結果でます。

ドキドキしますが、精一杯頑張り後は天に任せるのみです。

日曜日の朝一番の飛行機で東京に戻ります。

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