ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

すばらしい自然の中にある韓国の寺

2017.09.25

先々週の週末は韓国の友人に誘われて、韓国の東側の海岸でキャンプを楽しみました。

山側でキャンプをしたのですが、その場所の近くには川が流れていて、とても素晴らしい自然の環境の中にあります。

近くにはお寺もあって、そのお寺も実に立派です。

日本にも多くのお寺がありますが、韓国のお寺も負けることなく山の中にとても大きな敷地を持ったものが多いようです。

また、宿泊が出来る(Temple stay)施設を完備しているお寺もあり、多くの方が利用されているそうです。

私も、こんなに静かで自然にあふれている所で、時間があればゆっくりと時間を感じながら数日滞在したいですし、「同じようなことを誰もが思うだろうに・・・」と思いました。
(これならキャンプをやめてここに宿泊した方がよいと仲間に提案したくらいです)。

さらに山のふもとには、韓国の昔の家を今でも残す部落があったりしてとても感激でした。

まずは、そういったお寺の写真や周りの景色を写してきたので今回はこれをご覧下さい。

韓国の秋の始まりです。
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北朝鮮との国境

2017.09.19

先週は韓国でした。

日本は台風の影響で天気が安定しないところもありましたが、東京を出発したときは天気でした。
そして仕事を終えた週末、韓国の友人がキャンプに誘ってくれていましたので夏休みを1日とって土曜日より2泊3日で行ってきました。

行先は東海岸でしたので、出来れば、アジアに緊張をもたらしている北朝鮮の国境まで連れて行ってもらいたいとお願いして、仲間も快く行程変更に賛同してくれたので「Tonsil Jung Mang Dea』まで行きました。

ここはソウルから3000kmほどのところで高速道ですと2か所で休憩を取りながら5時間以上かかりました。

国境に近づく15kmほど前から、道路のかかった橋下駄が非常に強大なものになりだしました。

これは北朝鮮が攻めてきた時に、ここを爆破して道路を遮断するためだそうです。

国境の手前1.5km地点の検問所で車をいったん止め、身分証明書を見せ車のトランクの検査をうけます。

これを終えますと通行証明書が渡され、車のフロントボードに置いて、ふたたび国境の展望台にゆっくりとしたスピードで向かいます。

そこでは見学に際しての注意事項が書かれた紙をわたされます。(書かれた内容は山に生えている薬草や食材となる草、松茸などは取らないようにと書かれており、万が一、地雷が埋められていたりしたら吹き飛ばされるとの注意喚起です)

展望台までの道は舗装されており、山の下には長い砂浜のあるきれいな海が見えます

ただし、そこに入ってはいけません。

海岸に降りれないように(北朝鮮の人が入ってこないように)鉄条網が万里の長城のように長く張り巡らされています。

そして、展望台のパーキングに車を止めて展望台への入場券(300円/人)を買います。

それから横にある視写ホールに入り、北と南の朝鮮戦争映画を20分ほど見て(歴史を認識させる目的なのでしょう)、いよいよ展望台へ歩いていきます。

展望台3階建てほどで、それほど大きな建物ではなく、敷地に白色の仏像が飾られています。

また、建物の正面には戦争の時に使われた飛行機と戦車が1台づつ展示されています。

展望台は山の上にありますので、北朝鮮を見下ろす形になり向こう側がよく見えます。

有料の望遠鏡が20台ほど置かれていましたので、のぞいてみると北朝鮮の国旗が1つだけ見えました。

でも、人も車も全く見えませんでした。

あと見えるのはきれいな北朝鮮側の海岸線と緑の無い山だけです。

これ以外は何もないところですが韓国が北朝鮮に接している一番近い場所で、3㎞先は北朝鮮です。

なかなか行くことのない場所でしょうから、一生の間に一度くらい行っておいてもいい場所かなと思いました。

添付した写真は検問所、展望台、韓国側の海岸線、展望台からの北朝鮮です。(ここでは中央に大きな塀が創られているのが見え、まさにこれが境界線となります)
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これからの香港

2017.09.11

先週は香港でした。

いつも使用する香港島のホテルは駅から近い上に、昔の庶民生活の様子が残っており、仕事においても仕事後においても私にとってはとっても気に入った場所にあります。

そして、今回は急な予約であったにもかかわらず、運よく高層階の32階の海側の部屋が取れてラッキーでした

仕事を終え、重いカバンをもって部屋に戻ったのは19時少し前。

急いでシャワーを浴び、蒸し暑さで汗ばんだ体をさっぱりさせました。

濡れた体を拭きながらカーテンを開けると、対岸の九龍島の街並みのネオンをバックに、ゆっくりと暮れていく香港湾に船の明かりが光輝き、それを静かに眺めながら、これからの香港をふと考えていました。

知っての通り、昔の香港はイギリスの行政化でした。

そして20年前にイギリスは主権を中国に返還し、今年の7月1日でちょうど20年目。

記念式典が盛大に行われたことは皆さんも記憶に残っているかもしれませんね。

当時、返還に際してイギリス・中国間の協定では、中国は50年間は香港の制度を大きく干渉しないことになっていて(つまり、香港は特別区としての扱い)、1国2制度の体制が引かれ、今まで香港で行われてきた制度(自由な行動)はそのまま享受できる内容となったものでした。

しかし、今回の20年式典では中国は確かに1国2制度を述べたものの、その内容は中国化教育や中国の軍事力を香港の人々にアピールしたものであり、真意は「これからは皆を中国の一員にするぞ!」と言った感じでしたよね。

この為、学生がはげしく大騒ぎしたことがニュースでも報道されました。

今までは「中国であっても中国でない」事を喜んできた香港の人々にとって、このことは一大事です。

もしこういった事になれば、多くの香港人は早く金を貯めて海外に引っ越した方がよいと感じたのではではないでしょうか。

何せ、自分達を「香港人」と呼び、「中国人」と呼ばないほど中国人と同じようにみられることを嫌っている人達なのですから。

まして、彼らは英語が出来ますから、アメリカやカナダ、オーストラリアやニュージランドに行っても全く不自由はしませんし、親戚も多くいますから生活にも問題はありません。

中国政府が香港への規制を強めれば、きっと香港の人達は海外に飛びだしてしまうことでしょう。

一方、今までの香港の経済力は中国のGDPにおいてとても重要でしたが、今や北京や上海などが復興して以前の6分の1ほどに落ちています。

そうなると返還当時のように中国政府も香港の声を重要視しないでしょうから、香港の街は今後どのようになっていくのでしょうかね。

香港には大きな産業もありません。

今は金融と貿易基地だけです。

もし、この分野で香港から「自由」というものを奪ってしまうと、香港の魅力は全くなくなります。

ですから、中国政府がそんな馬鹿な事をするとは思えないのですが、それは誰もわかりません。

マンションはどんどん高騰化し一般人にはとても住めない都市となり、皆が我先にと住居へ投資し、そして海や空気は汚染され、中国の大都市と変わらない姿になってしまうのでしょうか。

P.S
写真は香港島から九龍島を見たものですが、やはり香港は逆からみた方がキレイですね。ビジネス以外であれば、やはり宿泊はホテルも安い九龍島が絶対にお勧めです。
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