ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

こんな宣伝にはだまされるな。

2006.06.27

公正取引委員会は先月「平成5年度における景品表示方法の運用及び消費者取引の適正化への取り組み」を発表しました。景品表示法の違反については、なんと排除命令が28件、警告36件、注意が610件の計674件。

そのうちダイエット商品については「パーフェクトダイエットスリム」を販売していた日商ストックマネイジメント。この会社は2003年以降、チラシ・新聞・雑誌で

?? 同商品を朝食の代わりとしてとることでそれ以外の食事を制限することなく容易に著しく痩身できるかのように記載。

?? 医者と称する方の解説文を表示して、同品を飲んだ場合に得られようとする痩身効果が臨床試験当によって実証できているかのように記載

?? 推薦文を表示して、同品を使用することで痩身効果得られるとの専門家の推薦を得ているかのように表示

?? 同品を飲んだ者が実際に容易に痩身できたかのように表示

していたが、実際は裏づけとなる資料がなかった。つまりはいい加減な掲載ということ。

また、ダイエットで大ブームを引き起した「BOWS」(バイアリスラボラトリーズ)においては2004年ごろからホームページや広告において

?? 同品を使用することにより食べたものの油分の消化吸収が阻害されるかのように、油が固まっていく様子を使っての記載

?? 摂取した食物から吸収されるカロリーの量が大幅に減少するかのように記載

?? 大部分の方に痩身効果が得られるといった調査報告があるかのような偽り表示

と、やはりこれもいい加減。実際はこれらの裏づけの根拠となるものがなかったわけです。

しかし、「BOWS」にしても当時はよく売れましたよね。なぜ売れたか?それはみんなが買ったから。私は単に皆さんがだまされたと思っています。

つまり今の私たちの健康食品に対する認識は、「自分で品物を選ぶ」というよりも世間の情報に流されて商品を購入。自分の体の状態を考えて買うわけではないのです。皆が使っているものを買うわけなのです。

このBOWSにしても「あの湾岸戦争で重油を海に沈めたような成分を使って体の中にはいった油を固めて出す」と述べていましたが、そんな事ができるはずがない。よくこんなでたらめの記載ができるといった感じです。こんな当たり前のことですが、これを信じてしまう人がどれほど多くいた事か。

さらには食べたものの90%以上を排出。まったくバカバカしくて聞いてられませんよね。そんな事あるわけがないです。栄養はそれぞれの消化器官で吸収されていくのですから。

そんないい加減な商品を当時は雑誌、デパート、TV、NETが一斉に取り上げて販売するのですから、まったく日本はおかしいですよ。くるってますよ。これは、本物を見分ける人が商品担当者がいないということなのでしょう。あるいはポリシーがないのか?それとも儲かれば商品の内容などはどうでもいいといった考えからだったのでしょうか?

私はあれほどこの商品はおかしいといい続けたのに・・・・・。

ともあれ、今回の処罰内容は宣伝する側にもまた大きな責任があったことを忘れてはならないでしょう。

しかし、業者も抜け道を色々考えます。

日本でだめとなれば、処罰を受けたことをまだ知らない海外に輸出。そこで「日本で大人気の○○○!!ついに登場!!」少し商品名を変えただけで派手な宣伝とともにに売りまくる。なんとひどいことをする会社なのでしょう。

その国の人は日本の事情はまったく知らない。「日本で人気なら是非買おう・・」と買い込む。また、ここでだまされた人が増えていく。なんと情けないこと。かわいそうなこと。

これがギャング会社のやり方だ!

皆さんはだまされないでくださいよ。そして国はこういった会社にはもっと厳しい賞罰をすべきであると思っています。

皆さんはどう思いますか?

最後にダイエットは自然代謝カロリーを少なくしてはだめ。基本は筋肉を落とさないこと。そのためには、運動は不可欠でしょう。

「LR」という言葉を聞いたことがありますか?

2006.06.09

「LR」なんだか今後人気が出てくるブランドのような気がしますが、まったく違います。

lpこれはアメリカ原産の赤ミミズのLp のこと。これが国際血栓止協会で血栓溶解作用が明らかになり、人気が出始めてきたのです。

確かにミミズといわれると気持ちが悪いですが、その作用内容を知ると、やはり魅力的ですね。

血栓症は自分にわかりませんからね。でも50歳以上になれば1/3以上の人がこれを持っています。ですから、いつ血栓が脳血管に詰まって下半身不随になるともかぎりません。また、脳血管疾患と心臓疾患の血栓による死者数はガン死亡者数を超えるほど大きいのですから、その成分への期待が高まるのは当然ともいえます。

では、なぜこのミミズが注目されたか?

それはミミズが水溜りで溶けているミミズを見た学者が「もしかしたらミミズにはタンパク質を溶かす成分があるのでは・・?」といった事から研究が始まったそうです。

確かにミミズは昔から解熱剤などとして使われていましたから何か作用があるのもうなずけますよね。

そして、このLRの特に注目される作用は今の薬のような血小板凝縮抑制作用といったものではなく、血栓そのものに作用するといったといった点です。これであれば副作用が少なくてすみますからね。

というわけで、今後はミミズ商品が徐々に出てくるかもしれませんね。しかし、成分イメージもありますから、市場がこれをどう受け入れるかは関心のあるところです。

みんなは何を飲んでいるの?(アイケア市場)

2006.06.02

eye仕事に欠かせないものといえば今やコンピューター。ビジネスに携わる人であればおそらく仕事時間の20%以上はPCとにらめっこではないでしょうか?そういった中でアイケアのサプリメントが活況づいています。その中で世界各国で人気が高いのがブルーベリー。

原料は北欧産が主流ですが、最近はポーランドやウクライナ品も出回りはじめています。

そしてこのブルーベリーとともによく配合されるのがカルチノイドの1種のルテイン。青色光線を吸収し、網膜の酸化を防ぐといわれているためです。

さらに最近では目の網膜に多く存在し、活性酸素が原因となる病気の予防にゼアキサンチンやアスタキサンチンといった成分が頭角しだしています。 

また、じっと画面を見ていることによりおきるドライアイや疲れなどにおいては黒豆種皮などが若い人から話題を呼び起こすかもしれませんね。

ともあれ、アイケアに対する需要は非常に高いものがあります。今後この分野での争いは激化することでしょう。

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