ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

香港に行かれた際は是非、深圳へ。

2014.06.02

今週は半年ぶりの深圳(香港の隣の市)への出張でした。

毎回ここへは香港まで来て、そこからフェリーに乗っていました。

香港からの行き方として、他にも陸路を通ってのバスや電車といった方法があるのですが、これらは値段の安いこともあって人が多いと聞いているので、それでは入国の際にイミグレーションで時間がかかりますし、また乗り換えなどもあり、大きなトランクがあっては移動も大変なことを考え、毎回私はフェリーを使っています。

このフェリーを使ってのいいところは、何といっても飛行機で預けた手荷物を自分でピックアップしてフェリーにもっていく必要がない事です。

空港で自分が搭乗してきた航空会社からの荷物預かり券を乗船切符購入時に渡せば、フェリー会社の方で私たちに代わって荷物をピックアアップして船に詰み込んでくれます。

これは何といってもありがたいサービスです。

ですから、飛行機を降りたのちフェリーの切符売り場で切符を買い、フェリー乗り場行きの
無人列車に5分ほど乗れば船着き場に到着、後はフェリーに乗るだけです。

もし香港に行かれるのでしたら、是非とも先に深圳を訪れ、近代化が進む中国を見られるのもいいものです。

そして、一日でもよいですから、滞在し美味しい中華料理を楽しみ、またフェリーで香港に戻ってきては,面白いのではないでしょうか?

フェリーには一時間も乗りません。

また深圳は、発展し治安も悪くないように感じます。

香港ほど食事は高くなく、半分ほどの値段ですし、魚介類も生けすより選んで食べさせてくれるような店もたくさんあります。

更に、マッサージ店もたくさんありますから、食後はここでマッサージを受けてみるのもいいでしょう。

こちらも、値段も香港の半分位です。

ただ、お酒についてはほとんどのレストランはビールがメインで、ほかに中国の強い白酒(日本の泡盛のように強い酒)や時々ワインがおいてある程度です。

中国料理と言えば紹興酒と思っていましたが、一般の店にはほとんど置いていません。

意外ですよね。

男性の方がレストランを探されるときは、まずどんなお酒があるかを確認した方が良いでしょう。

是非、機会があれば行ってみてください。

旅客船セウォル号沈没事件に対して思うこと

2014.05.23

この度の韓国の旅客船セウォル号の沈没原因は、300名あまりの高校生の未来を奪った「ずさん過ぎる」と言った言葉がぴったりのひどいものでした。

船は大改造され、利益優先を考えた積載量は規定の3.7倍。

船員には非難訓練の教育をしていず、船長始め船員は自社社員でなく契約雇用者、沈没を知って船長は一番に船から非難、沈没時の操縦は新人の3等航海士に任せきりと「一体この国の安全管理システムはめちゃくちゃだ」と世界中の人が思ったことでしょう。

これでは遺族の方の怒りが収まらないのも当然のことです。

事件が起きてすぐに船会社の代表は逮捕されましたが、その裏にいる事実上オーナーとみられるユ・ビョンオンとその家族にも本格的な捜査が始まりましたが、このオーナーは宗教団体を持っていると言うことでその施設に隠れて出てきません。

捜査本部が13日、ユ氏の長男の令状を取って自宅に入ったものの長男は逃亡。

海外にいる金庫番の次男や娘も、数回にわたる出頭要請を無視しているようです。

警察が捜査に行くと信者らが出てきて捜査を妨害している様子がTVで放映されましたが、一体どうなっているのでしょうか。

今回の事件は誰が見ても、安全を犠牲にしてまでも利益を優先する経営体制によるものである事ははっきりとしていますし、その裏に海運当局と深い癒着があったのでしょう。

宗教がいかなるものであろうとも、少なくとも人へ幸せをもたらすものでなければならないのに、今回の原因は誰が見ても会社側にあることは明らかであるにも関わらず、その正しさまでも押し曲げて教祖を守ろうとする行動は、たとえ教祖であってもしてはいけないといったことが、信者らにはわからないのでしょうか?

それほど教祖を信じ込んでいるのでしょうかね。

まるでサリン事件のオウム真理教を見ているようです。

そういった良し悪しの事もわからない人を育てる教えを持った宗教を果たして許していいのでしょうか。

人には信じる自由があると言ってもこんなバカな行動は許されないのです。

私にはそれが不思議でたまりません。

領土の奪い合い

2014.05.16

皆さん、今の世界は戦国の世の中になっていると思いませんか?

それは領土の争いです。

日本と韓国との竹島、日本と中国との尖閣列島、ベトナム・中国・フィリピンとの西沙諸島、ロシアとウクライナとのクリミア半島、日本とロシアとの北方領土問題、パレスチナ・イスラエル問題等々。

本当に世界はにらみ合いの毎日です。

軍を使っての威嚇が行われたり、実際に戦争が行われたりし、多くの死亡者や負傷者が出たりと非常に悲しいことです。

国内問題に対して、他国は内政干渉出来ませんが、このままにしておいては一機触発と思われるほど、危険な状況もたくさん起きています。

特に最近は大きな国が、特に無謀な事をしているように思います。

平和であった地域の秩序を壊し、それぞれの国民をはじめ、周りの諸国に心配を与えています。

「自分らの行っている行動は自分らの領土であるのだから問題はない」と言った発言をしていますが、あまりにも横柄すぎる振る舞いです。

どうしてそんな発言をするのでしょうか。

自国の国民に、強い国の姿を見せるためなのでしょうか?

とかく領土問題は歴史がからみ、さらに軍事問題、経済問題、宗教問題、人種問題が重なり、非常に難しい問題となってきます。

だからこそ、この問題の解決に仲介として入る国や組織がいなければ、互いに自分の立場を譲らず、なかなか解決しないこととなります。

こういった扮装を解決させるために国連があるのでしょうが、今の国連はそういった力が全くないかのように見えます。

シリアのアサド大統領の反政府軍への軍事介入においても、国連のなした行動で政府軍の行動は全く変わりませんでした。

今回は領土の問題なので国際司法裁判所が出てくると思いますが、はたして紛争国がこの裁判所の管轄を認めるかどうかは??ですよね。

更に国際司法裁判所の判決に、敗訴国が従わなければならないのかといった強制権はないわけですからまたことを難しくしますよね。

単に判決を尊重すると言った程度のことですから。

そうなると、この強制的執行力の内国際法とは何の意味を持つのかなと考えてしまいます。

やはり、紛争国の持つ秩序と倫理感なのでしょうか。
更に国際司法裁判所の判決に敗訴国が従わなければ、外交的な制裁や経済的な制裁を受けることは考えられます。
ただ、法律上の力として、強制的に判決が実現されることはないのです

もし認めなければどうやってこれらの紛争は解決するのでしょうか?

いつもニュースを見ながら考えさせられています。

このページの先頭へ