ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

さて、今夜はどんな発言が飛び出すのか トランプ新アメリカ大統領

2017.01.20

いよいよ今夜トランプ氏が大統領として就任します。

振り返ればこれほど世間を騒がせた、あるいは騒がせている人はいないように思います。

いかんせん、彼は政治経験は全くなし、根っからの経済界からの出身。

それも不動産業。

カジノ経営までもしている人です。

こういった変り種ですから、今まで政治を行ってきた政治家とは全く思考回路が違い、発言や行動は予想外です。

彼はきっと、アメリカの繫栄のために政治に人生をかけるといった政治家では絶対ないと私は思っています。

会社でいえば労働組合の委員長といった感じでしょうか?

彼の思考方法は引き算と足し算だけのように思っています

今までの発言の内容をまとめてみるとよくわかります。

アメリカがこれほどまでのお金を使っているのに実際に感謝を述べられただろうか? 

日本などアメリカから遠くにある国に、そこまでお金を出す必要があるのだろうか?

それよりもそのお金は自国のために使うべきではないのか?

海外からの移民が我々の仕事を奪っているから、失業者が増えるのだ。

だから、そんな連中はアメリカに入国させるべきでない。

特にイスラム系の人種は危ないしな。

中国製品が国内を埋め尽くすから我々の雇用を奪っているのだ。

そんな中国品を国内に入れてはならない。

出て行ったアメリカ起業を自国に呼び戻すのだ。

中国製品には輸入税金をたくさんかけてやる。

こういったことを行って何が悪いというのだ。

この国アメリカはアメリカ人の国だ。

他の国を大事にするために存在しているわけでもなければ、助けるために我々は一生懸命働いているのでもない。

自分たちが幸せになるために働いているのだ。

そのお金を、我々のメリットにならない他国の幸せ作りのために何故使うのだ。

使う必要など全くない!彼らが幸せになりたければ自分の金を使え、自分らで国を守れ、自分らで経済を立て直せ、まずは我々の幸せ作りが優先だ。

この考えのどこがおかしい、私はアメリカの大統領になったのだからアメリカの事を考えるのが当たり前じゃないか?

そしてこれを国民に訴えてきて当選したのだから文句はないだろ!と言った感じです。

これって政治家の思考なのでしょうか?

絶対に違いますよね。

それも民主主義のリーダーであるアメリカ大統領であれば、やはり世界の安定を考えた発言をするのが当然でしょう。

それがあるからこそ、アメリカは他国より尊敬を受けるのです。

だからこそ、彼の発言の後すぐに「そんなことが出来るはずがない。もっと勉強しろ!」とあざけ笑う非難が政治家から出てくるわけです。

アメリカがNATOを離脱したら、イスラム人の入国を認めなくなったらISIがどういったことをやってくるか?

中国品に高い輸入関税をかけたら物価は上がる一方、中国は仕返しに米国債を売りまくることでしょう。

そうするとどうなるのか?と本当に何も考えてないと思う新大統領です。

今後の組閣は共和党の運営も大変なことが想像されますが、どういった人たちが選ばれるのでしょうか?

でも、このトランプ氏を圧勝させたのはアメリカ人ですから、その政策には従わなければなりません。

ここにも問題はありますよね。

若者たちの多くはクリントン氏を支持していたのですから。

一方、トランプ氏は中高年者に支持されていたといった点も、これからの彼の政策を行う上で忘れてはならない重要点だと思っています。

本日のブログは「健康美を作るもっとも大事なサプリ」といったテーマで書こうと思ったのですが、やはり今日の新アメリカ大統領の就任あたってのスピーチは興味深く、この内容になってしまいました。

昨日オバマ大統領が国民に述べた最後の言葉がやはり頭に残ります。
「Good Luck・・・」

学生時代の過ごし方

2017.01.13

今週末は日本全体に寒波が押し寄せてきています。

大学受験生にとっては14日、15日はセンター試験ですが、大雪になる可能性もあるという事で心配です。

東京でもなんどか2月の中頃に大雪が降り、大学試験の開始時間が変更になったことが思い出されます。

ともあれ受験をなさるご家族の方や友人がおられる場合には、受験生の方に「受験日の天候に気を付け風邪をひかないように頑張って!」と伝えてもらいたいです。

また合格したのちにもお伝えしてもらいたいことがあります。

大学試験に受かった後は入学までにしばらく時間がありますから、この時間は何をしてもいいと思っています。

スポーツに打ち込む、ゲームに夢中になる、旅行に出かけるなど受験勉強で我慢してきたことを是非やってもらいたいですね。

また、大学に入ったらどのサークルやクラブに入るのか、また授業の無い時は何のアルバイトをするのかというように、どういった学生生活を送るのかも考えてもらいたいと思います。

そこでもアドバイスしたいことがあります。

少なくとも麻雀やパチンコなどに時間を費やすことはやめましょう。

私はこれらはほとんど何の役にも立たないと思っています。

学生時代の時間を費やすのはもったいないです。

また、学友の多くは塾や家庭教師をすると思いますが、これにも疑問を持っています。

それは今の教育に疑問を持っているからです。

まだ、日本の教育においては勉強は記憶した内容をアウトプットし、それをテストで確認するといったものです。

どれだけ多くインプットできているのか?そしてそれをどれだけ正確に早くアウトプットすることできるのか?(あるいは関連性を持ってアウトプットできるのか?)といった事です。

このような情報を記憶したり、それを取りだしたりといったことは、もはやコンピューターに任すべき仕事です。

これからの人のすべき仕事ではありません。

むしろ、私たちがやるべき事はコンピューターにどういった指示を伝えれば求める答えが得れるのかといった事を学ぶことだと思っています。

「子供や若者たちに、将来コンピューターに代わってしまうかもしれないような勉強を一生懸命させる必要はない」と思っています。

今の時代、私たちが若者たちに教えなければいけないことは世界に負けない力です。

強く生きる力です。

自分の人生に夢がもてるような生き方です。

多くの事を記憶する力ではありません。

また、フランチャイズでマニュアルに沿って間違いなく作業するようなことではありません。

その人にしかできない様な生き方です。

何かが起きた時に「この人にお願いしよう」と頼りにされる様な人間へと育てることです。

ですから、簡単にみつかるようなファーストフードでのアルバイトや家庭教師などはすべきではないと考えています。

むしろ、自分で何かを探したり、製作したりしてそれを実際に販売してみることだと思っています。

それも、かつてのように店に並べたり露店などで売るのではなくインターネットの世界で行ってもらいたいと思います。(デジタル世界での商売を知ってもらいたいからです。)

そうすることで今のITの世界がどういった技術をもっているのか?優秀な人を集めるには、資金はどうすればいいのか?人が物を買う時にはどういった要素が影響を与えるのか?価格はどのように決定すればいいのか?宣伝はどうすればいのか?を考えるチャンスができます。

これはきっと授業よりも面白いことでしょう。

製品を売るにあたり、場合によっては国より販売許可を得なければいけない製品があったりもしますが、こういった事が何故必要なのか?という国の規制についても考えるチャンスがあるかもしれません。

このように実践的な商売をすることで商売について色々な事を考え、知識を高めていくことができます。

商売の楽しみ、苦しみも知ることができます。

人への感謝の気持ちも変わってくることでしょう。

こういった知識やマインドを持った学生がいれば、きっと就職においても企業は彼を選ぶと思います。

有名大学や偏差値では、これからは勝っていけないことを我々は若者にしっかりと教えなければいけないと思っています。

日本の現状

2017.01.06

新年明けましておめでとうございます。

今年も皆様が健康でおられることをお祈り申し上げます。

また私達も皆様のご意見に耳をしっかりと傾け、喜んでいただける商品開発に努めていきたく思います。

さて、12月に今年度の日本の予算案が発表されました。

私はこれを見て「日本は大丈夫?」といった不安な気持ちになりました。

特にこれからの世代の方にとっては日本にプライドをもてなくなってしまいますよね。

ちょうどその時、海外から来た友人がいたのでその内容を説明してあげたら、「日本ってそんなに貧乏な国だったの!でも、そんなに貧乏なのに、日本人は物価の高い中で暮らしているよね。日本人は高給取りなんだよね?一体、幾らもらっているの?」と質問してきました。

「いやいや、君が思うほどにはもらってないよ。ほとんどの人は生活にゆとりなどないよ。でも、日本の良いところはなんと言っても安全できれいな点かな。」と私は答えておきました。

そこで、もう一度皆様に大雑把にこの予算案をお伝えしますと、歳入は97.5兆円。その内訳は税収が57.7兆、国債(家計で言えば借金が34.4兆円)、そして、その他の収入が5.4兆円です。

一方、歳出は社会保障費32.4兆円、国債費用に23.5兆円、地方交付税に15.6兆円、その他の支払いに25.9兆円です

これを家計に置き換え、家族が生きていくためにはどうしても700万円は生活費がかかると言っているAさんの生活内容を見てみると、手取り給与410万円では生活できないので、彼は借金250万をし、更に他からの収入40万を加え700万を作りだしています。

そして支出面を見ると、
①病院代・薬代そして介護費用に230万円
②借金の返済に170万円
③親の仕送りに110万円
④一般生活費に190万円

これを眺めて、皆さんはどう思われるでしょうか? 

彼の家では次のような声が聞こえてきます。

「お父さん、もう借金するのは嫌よ。230万円しても170万円は返済にそのまま廻るのだから、これでは意味がないわ。いつまでたっても謝金は減らなし、もっとお金の入る仕事を探してくださいよ!」と。

Aさんは腹が立つものの、「そうだよな。年老いた両親を4人も抱えて治療代もかかるし、その費用230万円は給与の半分以上も占めるしな。困ったことだよ。その上、親の生活費もみなければいけないしな。自分が稼いできた給与の半分さえも自分の生活費に使えないのだから。そうはいっても、自分以外に働き手はいないし、これからどうしたらいいのだろうかなぁ・・・」

「働き手」とは日本にとっては税収をもたらしてくれる会社や勤労者です。

税収アップの為には人口が増えていかなければなりませんが、今や年間30万人の減少が起きている状態です。

あっという間に50万人以上になっていくことでしょうが、これは島根県や鳥取県の人口に相当する数値です。

日本は今こういった状態に置かれています。

少しでも、国民一人ひとりが明るい希望をもてる日本を創るために、真剣にこの状況を考え、その解決の布石を附っていかねばなりません。

男も女も、若いも年よりも関係ありません。

国策を待ってもムダです。

たとえ立派な政策を立案されたとしても、それが実行に移され効果を発揮するまでには最低10年以上はかかります。

これはイギリスのサッチャー、アメリカのレーガンの政策を見てもわかります。

時は待ってくれません。

今、我々が出来ることはさっさと行う。

たとえ苦しみがどれほどおきたとしても。

これしか私達に残された道はありません。

そういった年が今年だとつくづく思いましたね。

もう一度だけ、ここに述べた数字を見て考えてください。

これは日本の現状なのです。

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