ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

先週は羽伸ばし

2018.07.06

今は7月6日の14:00です。ニュースでは大きな報道がありました。

社会面では1995年3月20日に東京都でオウム真理教者が起こしたテロ事件–地下鉄サリン事件の教祖である松本被告に死刑が宣告され、それが本日決行されました。事件が起きてから20年以上の月日が経ってからでした。

この事件は地下鉄日比谷線の虎ノ門の付近で起きたのですが、当時この電車の一つ前の駅をいつも利用していた私にとって、この平和な日本で、それも都会の真ん中でこんな恐ろしい無差別殺人事件が起きるとは思っても見なかったので、非常に衝撃的な事でした。

また、経済面においても、アメリカのトランプ大統領が貿易赤字を軽減するために海外からの輸入品に対して税金を上げるとし、中国製品に関しては25%の追加関税を課す制裁阻止を発動しました。

これにより米中間に貿易戦争の行方がさらに悪化するのではとの可能性が高まり、グローバル経済が大きく乱れる可能性があります。この争いがいつ収まるのか全く予想の出来ない中、しばらく世界の経済の先行きも見えなくなってきてしまいました。

トランプ大統領は11月に中間選挙があるので、そのために何とか自分の公約したことを少しでも実行し、しっかりとした実績を見せたいのでしょうが、彼のやっていることはアメリカの首を絞めているともいえますよね。

現実をみればアメリカの企業が中国に多く進出し製品を作り、自国に輸出しているのですから。でも、先の北朝鮮では金正恩朝鮮労働党委員長に合意文書にサインをさせたことで、その合意の内容はともあれ、歴代の大統領がなし得なかったことをしたといった実績は主張できますから、その勢いにのって今回の行動にでたのでしょうかね?

さて、先週は久々に休みを取って羽を伸ばし、プエルトガレラでダイビングをしてきました。ダイビングの好きな方には是非ともお勧めの場所です。平日であったこともあり、お客も少なく、さらに海はとてもきれいな上に、ダイビングスポットもボートで15分以内のところでとってもよかったです。ずいぶん前にも行った場所ですが、今は中国人向けのダイビングショップが海辺の周りにたくさん出来てビックリしました。

そのうち、この美しい場所も中国人でいっぱいになって、海の自然が小笠原のように壊されるのではないか心配になってしまいます。彼らには礼儀を守った行動をお願いしたいと思います。

P.S
交通手段は水上飛行機でしたが快適でいい経験が出来ました。また、訪れたい所ですね。

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親にとって子供は何歳になってもかわいい子供なのですね

2018.06.29

先週、空港に向かう電車でのことでした。途中の駅より3人の親子が乗車し、私の真向かいに子供を真ん中に挟んで座りました。子供と言ってもすでに25歳を過ぎていると思われる青年で背の高い若者でした。その年齢から考えると、ご一緒の両親は65歳を超えていることでしょう。お父様の髪の毛を見るとかなり白くなっていましたからね。

一方、青年は障害をお持ちのようで、席に座わると目を大きく開き、前をじっと見つめ、膝に手をつっぱって置いています。これでは落ち着かないようで、頻繁に頭を小刻みに動かしていました。すると、お父様はすぐに青年の手の甲に自分の手を優しくかぶせて、ゆっくりとしたリズムで膝を叩きはじめました。

その様子を見ながら、「子供は大きくなってもやはり親にとってはいつまでもかわいい子供なのだなあ~」とつくづく感じましたね。そして、このお父さんのこの優しさにより青年は大きな声も上げることなく座席にじっとしていることができているようでした。

一方、青年のお母さんはスマホにかじりつきです。お父さんがいるからそうだったのかもしれませんが、私にはお父さんとお母さんの行動があまりにも違ったので、違和感がありましたね。

でも、まだ、このご両親が健康であるから青年も助かっていますよね。幸せですよね。しかし、これから10年、20年、30年と時間が経っていくと、どうなるのでしょう。こういった状況の親子は日本中にきっと多くいるのでしょうね。

私は、同じように障害をもった子供を持つ方を3人知っています。彼らの子供へそそぐ愛情にはいつも頭が下がります。彼らの話を聞くと私にはとても彼らの真似は出来ないと思うとともに、恥ずかしさを感じます。

彼らは自分の自由な時間のほとんどを子供に当て、仕事が終われば友人と飲み会などに行くこともなく、自宅で一人で子供の面倒を一生懸命に見ている妻を少しでも早く手伝おうと、まっすぐに帰宅します。「加藤ね、子供が大きくなるとお風呂に入れるのはとても女性の力ではできないからね、僕がやってあげなければいけないでしょう・・・」と彼は言っていましたね。確かにそうですよね。本当にそうですよね。力のいる作業ですから・・・。

そういった話を聞いていましたので、目の前のご両親がいつまでも健康でいてもらいたいなと思いました。そして、こういった優しい親がおられるにも係わらず幼い子を虐待し死亡させる事件などが増え続けています。何と世の中は矛盾に満ちているのでしょうか?考えさせられますね。

最高のクリエイティブな行動とは

2018.06.22

常に思うことなのですが、人間の体は実によくできていると思いませんか?自分で栄養を取り、それを消化して体内に送り、いらなくなった物は排出し体を動かします。体が疲れれば自然に寝ます。主要な臓器や手足は基本的に2個ずつあります。一つが不能になってもこれなら大丈夫です。水と酸素、そして栄養に、光を取り入れえて、体を機能させ、心臓は休むことなく80年から90年も動き続けます。しかし、永遠に動き続けることはありません。新たな世代に次の時代を作ることを託すかのように、生命にも限度があります。

人間の素晴らしさを述べればきりがありません。その中で、私が特に価値感を持っていることの一つに「想像力と創造力」があります。これは、人は、人それぞれが違う存在であるという「個」というものを示す一つの力であり宝だとも思っています。

ですから、私は社員にいつも「考えろ!考えろ!そして何度も考え貫け!」と要求しています。いや、強制しているかもしれません。私にとっては覚えておく力、「記憶力」はそれほど価値をもたないのです。無論、記憶力も大事ですが、もっと大事なのはこの「想像力と創造力」だと思っています。

ですから、社員には「事務作業は効率化を目指せ。そして自分の時間は創造的な活動 – クリエイティブな事をするのに時間を使え。できることなる自分の時間の80%を!」と言っています。

また、常に自分でも何かを考えているようにしています。目に映ったものは何でもその時のテーマになります。ですから、毎日がとても楽しいです。流れる雲を見ていても、常にその雲の事のみならず、空気の事、光の事、気温の事、なんでも考えようとします。ですから、考えることが大好きな人間です。考えることは「賢い」とは違います。考えることは誰にも出来ることですから、想像と創造することは私の趣味のようなものです。

一方、創造(クリエイト)な行動をすることは誰にでも、出来る力であるものの、芸術や音楽においてはコンクールがあり、そこではこの力に順位がつけられ、そのレベルが計られます。

でも、私は日頃いつも思ってきたのですが、この「想像力と創造力」といったものに本当に順位がづけが出来るのきるだろうかと?もし、それができないのであれば、何が本当にすばらしい「想像力と創造力」なのであろうかと?そこで、最近、自分としての結論がやっとでました。そして、それはほぼ自分では正しいのではないかと思っています。人間としての最高のクリエイティブな行動とは・・・

それは「思いやり」の行動だと思うのです。

この世の中で他人の事(相手のこと)を思うほどクリエイティブな行動はないと今は思っています。

では、何でそう思ったのかというと、自分はいつまでも一緒にいたいと思う人・好きな人は、きれいでも格好いい人でもありません。自分が尊敬できる人です。それは今も昔も変わりません。では、「何でその人を尊敬できていたのか?」と考えると、その人の生き方に勇気、行動力、責任感、そして「クリエイティブの凄さ」を感じていたからからだったのです。

その「クリエイティブな行動の凄さ」は自己の実現を目指すことを通じて、社会に感動を与え、明るい・安心な未来を創ってあげたいという「思いやり」だったのだと、私はわかったのです。

このことに気が付いた私は、眼からウロコが落ちるような気持ちとなりました。自分の周りにあることを「想像力と創造力」を持って行えば、この世の中が幸せに満ちていくとこがわかったのです。こんな簡単なことにまったく気が付かなかったのです。

でも、今は違います、今も幸せなのに、更にもっともっと幸せになったような気がします。心がウキウキします。(なお、私は哲学者でも宗教学者でもないのですので、誤解しないでください。ごく平凡な人間なのです。)

どうしてもこの最高のクリエイティブな行動の事と、自分が見つけた「想像力と創造力」に満ちて感動と共に生きる人生の歩み方を伝えたくて、ここに書かせて頂きました。

文章が長くなってごめんなさい。

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