ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

連休取得。

2008.10.03

皆さんは、海外のリゾートに行くと多くの外人がゆったりとした感じで時間を過ごしているのによく出合うと思います。

私もそうです。

たとえば、あのピピ島で有名になったプーケット。

ここにも多くのヨーロッパ人が毎年遊びに来ています。

多分10時間ほどかけて、あのサンサンとした太陽ときれいな海を求めてくるのではないでしょうか?

それも家族で来られている方も多いですよね。

こういったところに、日本人も多くはいるものの、ほとんどが4日ほどで帰国。

その後、ほかの地域に旅行すると行った事はないですよね。

この原因は単に時間がないためです。

土日にくっついた祭日をねらい、これに連続して2日ほどの休みを取って5日ほどの旅行で来られる方がほとんどです。

ほかには、GW・お盆・年末休みを除けば日本人には5日以上の連休を取ると言うことは大変と難しいようです。

でも、旅行をしているヨーロッパ人と話していると、ほとんどが2週間・3週間のバカンスを取って遊びに来ています。

そんなに連続して休みをとったら会社生活がなくなると思ってしまう日本人ですが。

ドイツでは話によると3週間ほどの連休は当たり前のようです。

彼らにとっては「えっ!、日本にはないの?」といった感じです。

ですから、この時期に彼らは今までやりたかったことを思う存分やっているようです。

彼らのライフプランの中にしっかりこのバカンスが入っているのですよね。

こうして考えて見ると、日本の会社に有給休暇はあるものの、あまり有意義に使われていないとなると。

もっとその使い方を企業が率先して決めてあげればいいような気がします。

休暇の総日数ではなくて、「連休休暇○○日、および有給休暇○○日」といったような、連休を奨励するようなシステムが合ってもいいような気がします。

2週間もあれば、ある目標に対し(遊びであれ研究であれ)しっかり成し遂げることができますし、しっかりと休んだ気がしますからね。

いい企業というのは、もしかしたらこういった連休制度が整った企業でないのかななどと遊び大好きの私はいつも思っています。

「当社も早くそうなりたいな・・・、そうしなくては!」と私はあせります。

アルツハイマーは誰にでもやってくる。

2008.09.26

先月、あの「鉄の女」と呼ばれたイギリスのサッチャー元首相が認知症を患っていることが明らかになりました。

若い方の中にはサッチャー女史という名前は聞いたことはあるけど、その方のなさったことは知らないという人も多いいのではないでしょうか?

ニックネームのごとく強い信念のもとに大胆な政策を実行、イギリス経済をよみがえらせた強い女性であり、フォークランド紛争おいては一早く軍事行動をとり、自由を尊重するイギリス、勇敢なイギリスを世界に見せしめた方です。

首相退任後にサッチャー回顧録も出版され、世界の政治家の中にも多くの方が自分の愛読書としておられるようです。

そういったサッチャー女史がアルツハイマーになるとはなんと悲しいことでしょか・・・

自分が現役時代に実行されたことを忘れるほどまでに、現在は記憶が落ちておられるようです。

アルツハイマーというと、ロナルドレーガン元アメリカ大統領、バックトゥーザフィチャーのマイケル・J・フォックスなどが思い浮かびますが、有名な方も多くかかっているようです。

そのサッチャー女史も82歳。

歳を考えれば物忘れなどが出てきてもおかしくはない年齢かも知れませんが、内容はもっと深刻で実にさびしいです。

アルツハイマーは脳の障害を伴う病気で認知障害症ですが、最近は女性ホルモンが関与していると言われています。

残念ながら、その原因ははっきりと解き明かされていませんし、予防に関してもまだ充分なものがないようです。

ですから、私たちも何とかこの病気にならないようにと祈るしかありません。

自分以外にも、お父さん・お母さんもかからないでねと・・・

でも、実際は多くの方がこれにかかっています。

現実、私の周りにも両親のボケが始まり、子供である自分を認識できなくなり、会っても名前すらわからないといった悲しみを持った友人が多くなりだしました。

確かにアルツハイマーは、加齢からくる疾病なのでしょうが。なってしまった時はそれを周りは受け入れるしかありません。

確かに、我々は記憶の亡くなった人を別人と考える傾向があります。

何を言ってもわからないし、話していてもその顔や姿を見るたびに寂しさが募るばかりですから、こうして考えるほうが気持ち的に楽なのかもしれません。

でも、つらいとばっかりは言ってはいられません。

ここで思考をチェンジせねばなりません。

それは自分からは決して楽しかった、幸せだった頃のあの昔の思い出がなくなることはないからです。

この思い出を作ってくれたことに感謝する気持ちを大事にしたいです。

ただ、この思いを今の疾病状態と比べるからこそつらいのです。

もっとつらいのは間違いなく当事者なのですから・・・

ですから、サッチャー女史もたとえ病気になったにしても、考え方は変わることはありません。

実に歴代において素晴らしい首相であり、その功績は永遠に変わらない事実なのだから。

私にとっていつまでも世界を代表する「鉄の女」なのです。

サッチャー女史、ありがとう。頑張ってください。

事故米問題。

2008.09.19

この問題が起きたとき、

「あれほど、食品事件が起きていたのに。今度は日本人の主食の米にまで問題が起きたのか?」

と、思いました。

農水省は、事故米のことを、保管中にかびの発生、水濡れ等の被害を受けたもの、又は基準値を超える残留農薬等が検出されたものであり、工業用(のりの原料など)であれば使うことをみとめている米であるとして事件発覚時に発表していました。

しかし、その事故米問題が予想以上に食用として市場に出回り大きな問題になってくると意見は一転。

「食べても健康には大きな問題がない」と発言し始めました。

先週には、大臣までが「さほどドタバタする事ではない。」などといった発言もありました。

「農水省は今回の問題をどのように受け止めているのか!」とマスコミに叩かれ始めています。

当然のことですね。

身体に良くないからこそ食用とすることは認めなかったのですから、これが口に入れば「問題となる」といったことは当然ではないですか?

それを、なぜ?「問題はない」と公言するのか全く理解ができませんでした。

そうであるならば、初めから事故米などは定義せずに、「少し品質の悪い米」といった定義付けをしておけばいいではないですか?

でも、これができなかったわけでしょう。

つまり、食べると身体に悪い米であるからではないですか。

まさに、事故が大きくなると恐ろしくなって、意見をコロッとかえる役人の態度にムッときた私です。

以前の中国ギョウザ問題のように日本は海外にも『食に対する検査』は厳しい姿を見せている中、お粗末な責任感のない役人の態度に怒りを感じます。

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