ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

今後の英語教育。

2007.07.27

昔から「もっと英語が出来ればなぁ・・・」と念仏のように多くのサラリーマンが嘆いてきましたが、今や嘆くなどと言った悠長なことは言っていられません。英語が出来なければ、今後の社会生活が成り立たないといった時代が近づいて来ています。

では、どうすればいいか。

やはり、時間がかかりますが、強い日本を作っていくためには教育なのでしょう。

日本では中学から高校までの6年間と大学に入ってからの教養課程で2年間ほどの英語教育がありますが、なぜこれほど長く英語を勉強しているのに英語によるインターネット情報を使いこなせる力がつかないのでしょうか? 皆さん、変だと思いませんか?

私は文部科学省の指導内容に問題があると思っています。すべての学校に同じような教育指導を促す、つまりは均一能力を持った日本人の育成の間違いとでも言うのでしょうか。これでは今後、国は繁栄しないと思います。少なくとも今の時代では・・・。

確かに、先進国に追いつけ追い越せといった時代においては、頭が良く均一能力を持った人をいかに多く育てるかが国として必要だったのでしょう。しかし、今は秀でた能力を更に伸ばしていくといった英才教育的な方針へと変えなければならないと思います。

英語が大事だと信じる家庭や生徒に関しては英語に触れる環境をどんどん与えていく。必要でないと思う人はこの環境に入る必要はない。といった割り切った教育指導があってもいいと思います。

ですから、英語だけで授業をおこなう小学校・中学校・高等学校をどんどん作っていく。この教員は広く海外から呼び込んでいく。別に先進国の教員でなくてもいいと思います。

でも、「各国の英語では発音が違うから・・・」と、つまらないことを気にする方がいます。発音がどうであれ、まずは英語に対して抵抗感がなく、自分の意見を英語で言え、英語のニュアンスがわかりコミュニケーションが出来る語学力をつけることが大切であると私は考えます。こうしたことに、なぜきれいな発音が必要なのでしょうか?

発音がきれいであることは、必要条件ではないのです。

このような学校をどんどん作っていけば、学校の価値(教育の価値)といったものが社会に認識され、世界で働ける人間がどんどん輩出されます。その学校には入学希望者が殺到して経営もますます良くなるでしょう。

このように特徴ある学校づくり、言葉を変えて言えば「ある目的をしっかり持った学校作り」ということが世界に対抗していくために重要なことになると思っています。

もし、そういうことにお金がかかり家計として大変であるというのであれば、こういったことを行う家庭には税制上の優遇措置を与えるなどしてもいいのではないでしょうか。(税制も自分達がしている事は国を良くする事なんだと思える事柄に対して優遇してあげれば、国や税金のあり方についても国民の理解を得やすくなるでしょう。)

日本政府は、もっと世界を見据えた教育のあり方について考えてもらいたいと思っています。

耳垢で体質がわかる?

2007.07.20

あなたの耳垢(耳あか)はパサパサ乾いていますか?それともベトベトですか?

統計では日本人の85%ほどはカサカサタイプといわれ、15%ほどがベトベトタイプのようです。(一方、白人では90%以上がベトベトタイプのようです)

では、皆さんどうしてベトベトになるか知っていますか?

知っていても、さほど意味があるとは思いませんが、雑学で知っておくと良い事もあるかと思います。

耳垢は老化し剥がれ落ちた皮膚や塵に皮脂などがまざった塊で、耳の穴から鼓膜に向かって2cmほどの間で形成され、自然に外に排泄されます。

耳の穴には顔と同じように皮脂腺と汗腺とが分布しているため、その分泌物が多いとベタベタするわけです。さらに、耳の穴にもアポクリン腺がありますので、耳垢のベタツキが強く、臭いがキツイとなると、その方はワキガ体質であると予想されます。(ただし、必ずしも全員がワキガ体質であるとは限りません)

ですから、彼氏の耳掃除をして耳垢の状態を見ることにより、今後のお付き合いの中でワキガの臭いで悩まされるなどといったリスクは回避することが出来るかもしれませんね。

高圧酸素カプセルを知っていますか?

2007.07.13

先週の日曜日、銀座の裏道を歩いていたら「高圧酸素カプセル」という看板を見つけました。この高圧酸素カプセルという言葉は一般の方にはなじみが薄いでしょう。

実は、この高圧酸素カプセルによる治療は昨年のハンカチ王子:斉藤投手も利用したことで一躍話題となりましたが、それは以前にもベッカムが利用したことから「ベッカムカプセル」とも呼ばれた民間療法です。

スポーツ界のヒーローが愛用していることもあって疲労回復などを期待する利用者も多いようですが、実際はいかなるものなのでしょうか?

呼吸を通じて体に取り込まれた酸素は、血液中のヘモグロビンと結合して体全体に運搬され、人間が生きていく上で欠かせないエネルギー代謝に使われていきます。これは皆さんが小学校で習ったとおりです。

空気中の酸素量は大気の1/5の21%。もし、空気中の酸素が18%以下になると、普段は健康な人でも、集中力の低下、あくびが出る、眠いなどの酸素欠乏症状が現れます。

ただ、体に酸素が必要だからといって酸素をどんどん取り込めばいいというわけではないのです。

実は酸素には良い面と悪い面の二面性があります。体に取り込んだ酸素のうち2%ほどは体に残り、活性酸素となりガンの発生や体の老化を促進させたりするといったように細胞に被害を与えます。また、一方ではこのような害を与えるといった欠点ばかりでなく、その毒性(殺菌性)により細菌やウイルスなどから身体を守っているのです。

では、通常よりも多くの酸素量を取る必要があるのは一体どのような場合なのでしょうか。

ケガなどで組織がダメージを受けているところに、高分圧の酸素が送ることにより、体はこれ以上の酸素供給過剰を防ぐために、血流量を抑えようとして動脈が収縮します。しかし静脈には筋肉がないので収縮しません。そのため浸透圧の関係でむくみや痛みの原因となる体液が静脈に流れ込み、むくみも取れて炎症が治まるという仕組みです。骨折、肉離れ、捻挫などの回復が早くなり、スポーツなどへの早期復帰が期待ができるわけです。そのため体を資本とするプロスポーツ選手が使っているのでです。

ただし、過剰の酸素吸入には、脳や肺に障害が出る酸素中毒の副作用が起こる可能性もあるため、1日にどれくらいの酸素吸入できるか、期間はどうすべきかはなどは個々のデータを計算して治療が行われていきます。

では、このような医療用の高気圧酸素カプセルと市販の高圧酸素カプセルとはどこがちがうのでしょうか?

それは、かける圧力と吸入する酸素のレベルです。

病院治療では2気圧〜2.8気圧で100%酸素を吸入しています。市販の高圧酸素カプセルは、気圧が1.3気圧程度で吸入するガスも通常より酸素濃度が若干高い程度の空気です。(22%から〜30%ほど)

このため、医療機関で行われる高気圧酸素療法とはまったくの別物と言っていいです。したがって市販の酸素カプセルに取り込まれる酸素量の増加も微増となるのでしょうが、これでどこまでリラックス効果はあるかは不明です。疲労回復などの肉体的効果は期待できないだろうと言うのが医療関係者の声です。

ただ、疲労回復に有効というのであれば、それはそれでいいと思うのですが、それを述べるのであればやはり臨床データを公表すべきと私は思うのですが、このような事を発表していないのはなぜなのかな?

ともあれ、効くか効かないはその人の感じかた次第。日頃の仕事で疲れきった体を一時的にでも静かに休ませる静かな場所が、たまたま高圧酸素カプセルの中だったとしてもそれは不思議ではないでしょう。

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