ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

今日の昼食は大ヒット

2016.10.07

本日は久々の韓国です。

昨夜ソウルに着き、朝食は外で食べました。

11月になりますと街のあちこちに白菜をたくさん積んだトラックが目立ちだし、いよいよキムチをつけるシーズンだなと感じるのですが、まだこの風景はありません。

今年の韓国は雨が少なかったため白菜が高いと言われていて、毎年欠かせないキムチの準備に主婦は頭を悩ませる事になりそうだと韓国のスタッフが言っていました。(この日スーパーで見た白菜はなんと1個700円もしていました)。

経済も中国の成長が鈍化し、これにのって移行と政治経済をシフトしていた韓国だけに大きな打撃ですが、気候の理由といえども食卓のキムチまで打撃を受けると、理由は違うにせよ「韓国は今、厳しい社会状況だな」と国民全体が感じることでしょう。

一方、当社の韓国Officeは金浦空港より車で10分程の、日本からの出張には非常に便利な所にあるのですが、訪れるたびに街が数多く変わっています。

以前はパン屋と携帯電話、そして鳥のカラアゲの宅配店がどんどん造られていましたが、今は喫茶店と小さな食堂へと変わったように感じます。

多分これも経済を反映してなのでしょう。

お店の経営がうまくいかなかったことによる事業転換と、リストラなどで退職した方々がなかなか仕事が見つからないことから独立して店屋を開いたのでしょうかね。

これらは大きな店ではないので、おそらく会社経営というよりも個人経営なのではないかと思います。

しかし立派ですよね。

「自分の人生は自分で切り開くぞ!」といった気力を感じます。

おそらく日本人でしたら「何とかしてどこかに就職をせねば・・・」と考えるでしょう。

店を開くとなると、韓国では繁華街でなくても小さな店で1000万円はかかりますから、彼らにとっては大金です。

日本人であれば、中年以降になると不動産の購入意外に1000万円以上をかける人はほとんどいないのではないでしょうか?

一方、今日の昼たまたま入った路地裏の韓国食堂では、店の外壁にサバの塩焼きの大きな写真が張ってありましたので、「これに自信があるのだろう」と思って入ってみました。すると半分以上の客のテーブルにはこのサバが置かれていましたので、「思ったとおりだ!」と、メニューを見ることもなく私も早速注文しました。

待つこと10分程で出てきたサバは、今まで見たことのないほどの大きなサバの開きでした。

そして醤油をかけずに食べてみると、それはおいしいこと最高です。

「こんなおいしいサバは食べたことがない」と、言ったほどでした。

価格は9000ウォンと昼の焼き魚定食としては韓国では高いほうですが、この味であれば倍出してもいいと思うほどのおいしいものでした。

今回の出張での思い出はこのサバになりそうです。

さて、午後も頑張って出張の目的を終わらせねば・・・。
img_1888

このページの先頭へ