ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

地震のあった夜

2015.06.26

久々に6月は日本に三週間ほどおります。

社員達と話ができますし、体も休めることができてうれしいです。

やはり最近は、帰国してすぐに仕事や夜の付き合いをすると疲れを感じることがあります。

そうはいっても、私は当社のエナージーサプリメント「For Man」をしっかりとり飲んでいるので、同じ年齢の男性と比べたらはるかに体力はあると思うのですが、やはりこういったことを感じることは嫌ですね。

さて、週末落ち着いた時間を過ごすため、夜部屋の元気を暗くしてブルーライトで照らされる熱帯魚の水槽を眺めながら、ソファーに座って海外の友人と電話をしている時に急に地震がおきました。(あの小笠原近くが震源の地震です。)

すぐに地震はおさまるだろうと思ってそのままソファーに座っていたら、どんどんひどくなっていき、とうとう水槽の水がザブンザブンと大きく揺れ動きだしたと思ったら、ザブザブと床にこぼれだしました。

「わるいけど今大地震だから、電話を切るよ!」

部屋には大きな水槽が二つあり、これらがこぼれだすのですから、部屋中が水浸しとなります。

「このままではひどいことになってしまうぞ・・・」と思っていたら、部屋の電気が突如切れました。

隣の部屋も電気が切れています。

「あっ、これはマンション全体の電気が切れてしまったのかな!まあ、これだけ揺れれば仕方がないかな・・・」と思っていたら、地震はおさまりました。

早速、水びたしの床をつま先で歩いて懐中電灯を取りに行き、床に10枚以上のタオルを敷き、水すくいの開始です。

でも、真っ暗ですからどこからすべきかわかりません。

とりあえず水槽の付近からスタート。

そして、水槽の近くに行ったときです。

「ビリビリ!!」

「あぁ、ビックリした。これは延長コンセントが濡れて、そこに海水が入ってショートしているな」

「そうか、わかったぞ。この停電はひょっとしたら、これが原因で私の家だけが停電しているのかもしれないぞ。」

 実際、水槽の下におかれた延長コンセントにはいくつもの水槽にかかわる機材のソケットが接続されていますから、これがショートして電源ブレーカーが落ちていました。

電源ブレーカーのスイッチを上げると、全ての部屋に電気がつき室内の様子がわかりました。

思った以上に部屋は水浸し。

結局、水を取り除けたのは24時を回ってしまい汗だくです。

その上、次の日には昨日こぼれだした水は海水ですから、再度真水で床のふき取り掃除です。

さらに、今後地震が起きてもコンセントが海水を浴びないようにするための方法を考え、この作業を行って一日が過ぎました。

あぁ、本当に疲れた週末でした。

でも、こういった苦労があっても水槽の中の色とりどりの熱帯魚を見ながら、静かにウイスキーでも飲んでいると本当にリラックスができ、やはりこの趣味をやめることができないのですよね。

日本の銀行の姿

2015.06.19

「自宅を担保にお金を借りる?そんなことできるわけ無いじゃない。だって今住んでいるのだから・・」「いいえ、お住みになり続けていただいても借りることができるのです!」
との宣伝文句で有名なのが、東京スター銀行の老後の資金ローン(いわゆるリバースモーゲージ)です。

私はこの宣伝を聞いた時、何がそんなにこのローンが魅力的なのかわかりませんでした。

私としては自分の住宅なのですから、それを担保にお金を借りいれることは当然のことと思っていたのです。

でも、最近わかりました。

この家とは「戸建て住宅」のことで、マンションは含まれていないのではなかろうかと。

というのは、このようなローンをみずほ銀行も日本のメガバンクの中で今年始めて開始しだしました。

でも、こちらはマンションも対象にしています。

この点を強調し営業していることから、おそらく東京スター銀行のローンではこのマンションを含んでいないのだと思ったのです。

一方、こういったローンは日本では珍しいように感じますが、アメリカでは当たり前の事となっています。

どうも日本の銀行が行うサービスというのは、外まねの導入サービス提供のような気がして仕方がありません。

なぜ独自でこういったことを創りださないのでしょうか?

今の預金金利においても0.03%といったこの低い数字は何なのでしょうか?

海外であればカントリーリスクの少ない国でさえも2%~3%以上のところはたくさんあります。

先進国の中で低いアメリカでさえ0.25%で日本の8倍です。

日本の銀行は集めたお金を自分で運用してもうける力がないために0.●●%といった金利がついてないとまで言えるような数値で、恥ずかしくも無く経営をしているのですからいやになってしまいます。

そして、前述のリバースモーゲージにおいても、リスクがあると考えて、これまで導入してこなかったのでしょうが、さほど心配しなくても大丈夫だと感じたのでしょうか、メガバンクもこのローンを取り扱い出したように思えて仕方がありません。

ビジネスはチャレンジの連続です。

チャレンジにはリスクがつくのは当然です。

この考えが日本の銀行にはとても弱く感じています。

まさに彼らは金貸し屋であり、バンカーでないように思うのは私だけなのでしょうか?

落ち着いた街、「高松」

2015.06.05

今週は高松へ出張でした。

四国は高知県の四万十川と徳島市にしか行ったことがなく、なかなかいく機会のない所でした。

高松に向かうにつれ、飛行機から眼下に見えてくる瀬戸内の海。

小豆島の近辺には多くの小島があり、「瀬戸内海にはこんなに島があったんだ!」と驚きました。

ホテルは徳島駅の目の前にしたのですが、とっても落ちついた駅前で人通りも少なく、区画整理もしっかりしているきれいな街でした。

また、海から1kmも離れていないところに駅があるためでしょうか、海風が流れとても空気がきれいな気がしましたね。

高松に単身赴任をしている友人の話によると、4年前に高速道路と瀬戸内の橋の完成により、小豆島を通って本土から簡単に高松へ来れるようになり、今までフェリーで来ていた観光客が激減し、昔のような賑わいがなくなったそうです。

このため食堂も駅前の道路に沿ってある程度です。

また、昔の面影を残すように小さなホテルがたくさんありましたが、さほど多くの宿泊者がいるようには思いませんでした。

人口が45万人といわれる高松ですが、市が広いためでしょうか、本当に静かな街でしたね。

そして、香川といえば「讃岐うどん」。

目立つ看板は「うどん屋」です。

東京であればラーメン屋があちこちにありますが、高松では圧倒的にうどん屋でした。

さすが地元ですね。

本場の讃岐うどんを食べに行くのなら、今は成田からJET STARが高松まで運行していますので事前にチケットを購入すれば格安で行かれます。

またホテルも6000円ほどでたくさんありますし、東京と比べれば物価はかなり安く感じますので、訪れてみるのもいいかもしれませんね。

また、最近はオリーブを飼料に混ぜた「オリーブ牛」をブランド牛として出すことを推し進めているということですので、この肉を使ったレストランへもいってみるのもいいかもしれません。

多分、10年に1回も行くことのない地でしたが、こんなにのんびりとした県庁所在地があるとは意外でした。

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