ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

口癖

2015.01.23

人にはそれぞれ話し方に特徴があります。

それは方言や早口とかいったことではなくてその人の人間性が現れるような話し方の事です。

私は意外と人の話を聞く時に、こういった事が気になるほうです。

「どうしてこの人はこういった言い方をするのだろうか?どうしてこういった言葉使いをするのだろうか?」などと考えさせられたりします。

そういった中で、自分が聞いてとても気になった事を参考までにお伝えしておきましょう。

では、実際どういった言葉を使われたのかといいますと。

私達が「●●ではないのですか?」とその方の考えが間違っていることを示唆してあげると「そうなんですか?」とたずね返してくるのです。

別に、私たちは嘘をつく必要もなく、現実に起きていることや、その方の年齢であれば当然理解できることに基づきお話やアドバイスをしているのに、どうして「そうなんですか?」といった言葉が出てくるのかが私には理解できませんでした。

この「そうなんですか?」という言葉はどういうニュアンスが含まれているでしょうか。

皆さんには相手の言っている言葉を無視したように聞こえませんか。

相手が嘘を述べているように聞こえませんか。

その方はいつも自分の考えがとてもしっかりとしていると考えておられるためなのでしょうか、それともまったく自分以外の考え以外は思い浮かばないような狭い考えの方だったのでしょうか、私にはわかりません。

人が一生懸命、その方の行動に対して適切でないこと、間違った考え方に今後はそういったミスをおかさないように助言を与えているのに「そうなんですか?」という言葉が出るようでは、きっとその方は成長しないと思いましたね。

今までにもその方が社会に出てから多くの方からきっと色々なアドバイスを受けたり、教育していただいただろうと思いますが、それはその方にとっては何の意味も持たなかったのではないのかと感じました。

何と悲しい人なのでしょう。

感覚の悪い人なのでしょか?

人格が成長する人には「素直さ」が必要です。

何をかも受け入れようとする力が必要です。

残念ながらその方にはそれがありませんでした。

それは一言「そうなんですか」で全て見とれた私でした。

皆さんも、人と話すならきれいな言葉、相手が聞いて気持ちがよくなる言葉を使うようにしましょう。

それを毎日意識して使うことで自分も変わってくると私は思っています。

手当て

2015.01.16

先日、電車の中で3歳位の子供が転んでエーンエーンと大きな声で泣いていました。

するとお母さんは子供を起こし膝に怪我をしてないのを目で確認し、さっと抱き上げてただあやすだけでした。

しかし、この子供はしばらくの間ずっと大きな声で泣き続けていました。

電車に乗っていた人はかなりやかましかったと思いますが、声をかける人はいませんでした。

私はこのお母さんの態度を見て、最近の「お母さんは子供のあやし方を知らないのかな?」と思いました。

普通であれば「もう大丈夫だよ、よしよし」と声をかけながら痛いところを、優しく手を当てさすってあげるだけで子供は落ち着きを取り戻すと思うのです。

私は長きにわたり合気道をしてきたためにとても「気」に興味があるのですが、日頃よく使う「手当て」という言葉、皆さんはどこからきているかご存知でしょうか?

実は「手から出ているエネルギーの照射」という意味からきているのです。

「手当て」であれば誰にでも出来ます。

先ほどのお母さんも子供が転んだ時に痛いところをさすってあげてあげさえすれば、きっとこの子供の痛みは不思議な程に取れ、あっという間に泣き止んだと思うのです。

私などは胃が痛いとか、どこかに体をぶつけてしまった時などには、すぐにその箇所を手で押さえたりさすったりします。

きっと皆様もそうではないでしょうか?

これは無意識に沸き上がった真心からのエネルギー(いわゆる「想念」)により痛みが癒されるためといわれています。

ですからこの行為は他人に対して行なってあげることも出来ます。

つまり手当てに大事な事はその動機を起こす「純粋さ」なのかもしれませんね。

子供への席譲り

2015.01.09

新年明けましておめでとうございます。

今年も皆様そしてご家族の方がお元気で、いい年となることをお祈り申しあげます。

さて、タイで公共の乗り物、たとえばバスや電車・BTSに乗っていつも思うことがあります。

それは小さな子(幼稚園ほどの年齢の子供)が乗ってくると、大人は必ずといっていいほどすぐに席を立ち、子供に席を譲る点です。

この行為を皆さんはどう考えるでしょうか?

多くの方は「なんてタイの人は優しいのだろう・・・」と思われることと思います。

実際に私も優しい行為だと思います。

しかし、私はこの行為は褒める様なような事ではないと思っています。

むしろ、出きれば「すべきでない行為」とさえ思っています。(赤ちゃんを連れた方であれば当然のことですが席は譲ってあげるべきですが)

それは、子供は大人と同じように1時間ほど立ちっぱなしのでも疲れるものではありません。

もちろん、バスや電車がガタガタと揺れて危ないようであれば、親が子供に「しっかりとお母さんをつかんでいるのよ。それでないと転ぶわよ」と言い聞かせればよいのです。

もしも、子供がこれを守らなかったことで倒れたりしたとしても、それはそれでよいと思います。

子供はお母さんから「しっかり握っていないからいけないのでしょ!」としかられ、それ以後はお母さんの言ったことをしっかりと守ることになるでしょう。

これが教えと思うのです。

また、子供もこういったように揺れるバスなどでは、どうすればフラフラせずにいられるかといったことを自分なりに考えられえるようになりますからね。 

つまり、こういったことを通じて自然にバランス感覚を養うこともできるというわけです。

席を譲ったりして、せっかくの学びのチャンスを奪ってはいけないと思うのです。

ですから、私は「子供をイスに積極的に座らせることは子供の教育にいいことはない。」と思っているのです。

この考え、皆さんはどう受け止めるでしょうかね?

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