ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

私にとっての旅

2009.10.23

旅行は私の1つの趣味でもあります。

でも有名なところにいくとか、話題のところに行くといったことは好きではありません。

皆が知っているところのほとんどはガイドブックに掲載されていますし、あえてその場に行かなくても書物を読めば内容はわかります。

また、その現場に行って自分で写真を撮るよりも、上手に撮ってある写真集がたくさんありますからね。

つまり、そこにわざわざ行くのは本に書いてあることを再確認するような旅のような感じがして、どうも自分には合わないのです。

私にとっての旅行はなんと言っても発見を求めての旅なのです。

今まで、自分が気づかなかったり、当然と思っていたことがそこでは当然でなかったり、自分自身の発見、人とのふれあい、やさしさ、厳しさ、自然の雄大さや尊さなどを感じ取ることを求めての旅なのです。

人の後を追うのでなく、真似をするのでもなく、そこに行き自分で感じ、それを大事にしたいといった旅が私は大好きです。

今は中欧、東欧に興味があります。

地球は本当にステキだと思います。

色々な文化、人がいて一生懸命に生きています。

そんな地球をいつまでも大事にしたいと思います。

生きている間にできるだけ感じ取れるものは感じ取っていきたい思っています。

銀杏

2009.10.16

先週は3日間の連休でした。

東京は台風が去った後ということもあって、真っ青な空の秋晴れ。

久々に街をぶらぶらしました。

いちょう並木に通りかかり、ふと足元を見てみると銀杏が一つぽつんと落ちていました。

「ああ、もうすっかり秋になったなあ〜。」と、しみじみとそれを見て感じました。

そういえば私が小学生の時に「この銀杏、茶碗蒸しに入れるとおいしいけれど、高いのよね」と母が言っていたのを思い出しました。

当時、友達と遊んでいると銀杏がたくさん落ちている場所に出くわし彼と一生懸命拾い、臭い皮をつめではいではポケットにたくさん入れてもち帰ったのを思いだします。

しかし、皆さんもご存知のとおり銀杏の実の皮はものすごく臭いですよね。

「何でこんなにくさいの?」と思うほどですよね。

ですから、手はものすごく臭くなるし、ポケットの中も臭い匂いで充満、家に帰ったとたんに「一体、何をしてきたの!」とビックリした母の顔。

ポケットから銀杏を出して、「これ、拾ってきたんだよ」と一言。

母もうれしい顔をするもののなんともいえない面持ち。

そのとき母が教えてくれたことは、銀杏の皮は手で剥くのでなく、皮がついたままでよいのでそのまま持ち帰り、しばらくそれを土に埋めておき皮が腐ったところで掘り出して、皮を剥くのよ。

そうすればこれほどまでに臭くもないし、簡単にむけるのよといった方法。

「なるほどそうすれば、皮もやわらかくなって簡単に剥けるよな。それでないとあんなに臭い皮むきなど誰もしないよな。早く知っておけばよかった。やはり大人は頭が良いんだな。」とつくづく思った小学2年生の私でした。

秋になるとビニール袋をもって銀杏を拾っている光景をよく見かけますが、多分この人たちは皆この方法を知っているのでしょうね。

学習塾の過熱化について(in 韓国)

2009.10.09

日ごろから教育に関心のある私です。

それも特に小学生までの教育に関してです。

日本の教育を見ていると、とにかく偏差値主義・あるいはブランド思考。

このため夕方になると子供達がランドセルに替わり、ナップザックや塾の名前のはいったカバンを背おい塾へと急いでる姿をよく目にしますよね。

これは特に東京に限ったことではなく、日本全国どこでもそういった光景を目にします。

でも、これを見て多くの人は私のように思っていることと思います。

「ああ、かわいそうに。そこまで勉強しなくてもいいのではないかしら・・。でも、仕方がないわね。皆がそうなんだから。」と。

実は世界を見ると日本以上に教育熱の高いところがお隣の韓国。

韓国はまさに学歴社会。

会社に入ればどこどこの大学の出身ということだけで、仕事がスムーズにいくとさえ言われています。

そして名門大学を出てさえいれば、一様、社会人生活は保障されているようです。

ですから、親は子供の意思など関係なく、「いい学校に行入れればいい生活ができるのだから」と勉強を強いるようです。

強いらなければ子供達の人生がきびしいものになってしまうからなのでしょうが、それがあまりにも加熱しすぎているとして、とうとう韓国政府が塾への規制を打ち出したことを、バンコクのテレビで知りました。

実際、韓国では土日もなく多くの子供たちは勉強に追いまくられているようです。

帰宅後はすぐ塾へ。

ここまでは日本と同じですが、それも平均夜10時ごろまで勉強してくるようです。

そしてその後は寝るかと思えば今度は家で勉強。

12時位までするようです。

高校生となると朝の2時までが普通とか。

更に塾によっては仮眠室まで用意して、朝の4時ごろまで勉強できるようにしているとのことです。

そして子供を家まで送り届けるようです。

また、塾によっては生徒が、塾に残って夜遅くまで勉強した際に、もしわからないことがあった場合にはすぐに先生に聞けるようにと講師まで塾で寝泊りしているところもあるということです。

実にすごい加熱振りですよね。

さらに、日本と同じように公立学校の勉強レベルでは有名校に入るのが難しいということで、私立校へ子供を通わそうとする親も多いそうです。

ですから、公立学校に通っている子供たちはこの学校の教育では私立校に負けてしまうということで余計、親は塾に通わし必死になっているです。

そこで、韓国政府はこの加熱状態を重視し「学校教育というものがあるにもかかわらずこの塾の氾濫は一体何だ。学校は何をしているのだ!」ということで、塾の規制に乗り出したということです。

しかし、社会の考え方が変わらない限りはこの規制にも沢山の抜け道を探しだし、教育への加熱は収まらないと私は考えています。

「真の子供の姿とはどういう姿なのか?」「勉強は何のためにするの?」等々考えれば、その教育加熱がどれほど行き過ぎているかわかると思うのですが・・・・。

そして真の教育の姿が見えて来ると思うのですが・・・・・。

私は、いくら親が「勉強しなさい!」といっても聞きもせず、家に帰ってせめて宿題を終えたら、「○○ちゃんと遊ぶ約束したから行ってくる〜」とバタバタと駆け足で飛び出していく子供が好きですね。

親のことを素直に聞くことだけがいい子ではないし、親も「勉強せよ!」あるいは名門校に入れるということだけがその子の人生にとって役に立つことではないことは社会に出て十分に知っているのですから、世間の考えに流されずに「強く生きる」をテーマに子供たちの人生を築きあげるといった考えをもってもらいたいと思います。

もっともっと子供の人生を大事にしてもらいたいと思います。

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