ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

呼吸法できれいになる。

2007.03.09

使い古された言葉ですが「体の中からきれいにする」。

最近この言葉に実感しています。私の知人で83歳の方がおられます。額にほんの少しシミがあるものの肌がとってもきれいなのです。とても80歳代とは思えないのです。

地肌も白く頬はほんのりとピンクがかり、まるでワックスでも塗っているようなつやつやしている美し肌。30代前半の肌に自信のある女性の方とくらべても遜色はありません。鼻もきりっと高く凛々しい顔をなさっておられ、たぶん老人モデルにしたら日本一になれるだろうと私は思っています。(また、グレーヘアーでスタイルもよく、何よりオシャレです)

私は仕事柄もあり多くの女性とお会いでき、その度にきれいな肌を見る機会は多いのですが、これほどまでに年齢に合わない肌を見たのは生まれて初めてです。それも男性ですからね。

「何か特別なことをなさっているのですか?」と尋ねたところ。
「これといって何もやってないですよ。」とのこと。
「なのに、なぜこんなにきれいなの?」

お話を聞いているうちのわかったことがあります。しっかりと栄養的にもバランスの取れた食事、そして適度の運動(よく歩かれるそうです)、それに何事にも興味をもたれる好奇心、さらに美しいものを見たり人に何かをしてあげることを喜びとしている生活といった精神的な充実感が日々の生活にみなぎっているのです。

「ああ、今日の空気はおいしい。力いっぱい深呼吸しよう・・・」
「本日の一番の喜びは、この“おいしい野菜”を食べれたことですね」

というようにその言葉には感じたそのままを伝える何の飾りもない美しさがあるです。まさに幼稚園のあどけない子供から出てくる言葉と同じです。そしてよく食べられ、よく話され、まさにアクテブエイジ(Active Age)という言葉は、この方のための言葉であろうかと思うくらいです。その時に思ったことは、この方は精神的健康と肉体的健康の両方に満足されているのだろう。

では、その肉体的健康の秘訣は何なのでしょう?

一緒に夕食を取らせていただいた時の食欲旺盛の姿を見ながら「この方はきっと内臓と心臓が人一倍強いのだろう」と思いました。

そういえば、私にはインド人の友人がいますが、彼は私に「健康には呼吸法が大事だ!」と言っていました。日々の健康は内臓を健康に保つこと。そのためには内臓を常にリラックスさせておくことが必要と。

『浅い呼吸ではなく吐いた時は体が前に。また、吸った時は後ろに体が反るほどの深い呼吸をすることで横隔膜を大きく動かし内臓を持ち上げ、また、降ろすことを意識するようにすることなんだ。普段、無意識に行っている呼吸をこのように行うことで、内蔵は外からの力で揺り動かされる。これにより血も内臓に滞ることなく内蔵機能も高まるのだよ。』

呼吸でもって内臓をリラックスッさせるとは人間の体はうまくできているものだな。と、当時は関心しましたが、あらためて目の前の紳士の食事後のゆったりとした深い呼吸をみて感じました。

日々の知らぬ行動の中で健康を保つ方法としては、やはり呼吸法かも知れませんね。武道においても呼吸は精神統一上とても重要な役割を持っていますが、美の世界、健康の世界においてもその役割は図り知れないものなのですね。

「美しさは体の内部から」それが日々の呼吸でできるのですから。

皆さんも寝る前の5分程でいいですから、大きく深呼吸をしてみませんか。

2種類の保湿剤。

2007.03.02

手元にクリームがあります。保湿をうたったクリームです。

成分を見るとシクロメチコン、ジメチコン、シリカ、そしてクロスポリーマーといった名前が成分表に書かれています。化粧品の成分表にでは含有成分が多い順に記載することが義務付けられているので、これらの成分がこのクリームには多く含まれていることになりますね。

これらの成分はどういう成分かというとエモリエント剤ですから、保湿目的のクリームという事はすぐ解ります。

ここで、皆さんに一口知識として説明しておきます。

「エモリエント剤」と「保湿剤」では何が違うのか?

これらの成分はともに皮膚の角質層の水分を保持して柔軟にする働きをもっていますが、エモリエント剤は皮膚表面をおおって水分の蒸発を防ぐ目的として使われます。

いわゆる膜作りですね。

ですから膜を油で膜を作る場合は植物性と動物性といったものに分かれ、主なものにオリ??ブ油、スクワラン、コラーゲンなどがあります。このほかにもワリセンや流動パラフィンなどがあります。

一方、保湿剤は水溶性の物が多く溶けて皮膚になじみやすい成分をいいます。例えば濃グリセリンやプロピレングリコ??ル、ソルビト??ルなどがあります。

そこで皆さんが気をつけなくてはいけないのは、エモリエント剤です。これは先ほども申しましたように肌に膜を作るのが目的です。一方、皮膚は本来の働きとして皮脂腺よりNMF(ナチュラルモイスチャライジングファクター)と言われる肌の保湿成分を分泌しますので、エモリエント剤をあまり塗ってしまうと皮脂腺をふさいでしまい、にきびが出来やすい皮膚状態を作ってしまうことを覚えておいてくださいね。

ですから、私はこのクリームはハンドクリームとして使っています。でも30gで10,000円のクリームは手にはもったいなく感じるので今回だけの使用で終わる予定です。。。

本当に効くサプリメントはあるの?

2007.02.23

「効くサプリメントはありますか?」

と問われれば正面を切って「○○品は効きますよ!」とは言う事はできません。これがどんなにすばらしいサプリメントであろうとも・・・。それがサプリメントである限りは薬事法で効く」といったような表現は一切認められていないためなのです。あくまでもサプリメントは薬ではなく、食の世界の範囲のものだからなのです。このため、その範囲での内容でしか働きを述べる事はできません。

そういうことでつまりは、「健康維持に役立つ」といった以上の事は述べれないわけで、もし「そのサプリメントで今まで悪かったところが改善した。」などとは決して述べられないというわけなのです。

ですから、ここでは「効くサプリメント何なのか?」に対して述べる事は残念ながらできません。しかし、正しいサプリメントと言うか、すばらしいサプリメントとはどういうものであるかについては述べたいと思います。

私としてはサプリメントの命はなんといってもその成分にあります。成分が良質であることです。(これは特にハーブ系に対して言えるでしょうが)次に、その含有量。そして体への吸収性の3点と思っています。

含有量についてはとかくメーカーや販売会社はその量を企業秘密などといって隠す傾向にありますが、私は隠すのはおかしいと思っています。隠す理由など何もありません。消費者が安心して飲める商品を提供する事が会社としての責任なのですから、これを隠すのはおかしいと思います。もし、隠したり知らせたがらないような場合は、その成分は「実際はさほど入っていない。」と考えるほうが正しいと思っています。

つまり、隠すことにより企業の売り上げを守るという実力レベルの会社では期待しても仕方がないと言うことです。内容をいくうらオープンにしてもなお、消費者から信頼を受け続け、さらに新たな商品の開発力があるようなたくましい会社でなければいけないし、これでないと世界に勝てないと私は信じています。

また、成分の体への吸収性も大事な点ですよね。いくら多く含有されていても吸収性が悪くては意味がないですからね。ですから、その成分の加工方法や他の成分とのバランスはとても重要というわけ。

ですから、皆さんにはサプリメント購入に関しては  

 品質×含有量×吸収性 

をいつも気にし、前述の事がしっかり行なわれているサプリメントであればそれなりの効果があるものと思っています。

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