ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

楽しい人生(1)ライフプラン。

2007.06.22

国会では年金問題が参議院選挙をにらみ白熱しています。私はそれを見ながら、年金といった事を考え時には、いつもこういった考えをします。

年金は老後の蓄え。それをなぜ国家に任して蓄えて管理してもらわなければいけないのであろうか?

ここでは「蓄えて」「管理して」という言葉を使いましたが、現実は違ってきていますよね。この言葉は本当は正しくないですよね。実際、強制的に預けさせられたお金が、将来において100%は還付されないのですから。そんな馬鹿げた話はないと考えるのが一般的でしょう。

そうなれば「自分の将来は自分で責任を負うから、年金の納付はしない。その代わり自分でお金を貯めていく」といった気持ちを持たれる方が増えてくるのも当然なことです。

でも、国にとって年金の支給業務は自転車操業。現在支給すべき予算がない。だから、現在徴収しているお金を使わざるを得ない。これって変ですよね。もっと高齢化社会における人口構成を考え、さらに徴収したお金を世界のマーケットで運用することを真剣に考えればこんなことおきなかったのではありませんか?

人は自分のためにお金を貯蓄し、一生懸命生きているのですから、そこに国家の無能によるミスがあり、国家権力をもって年金を納めろ、納めなければ罰金を科すなどといったことをするのはメチャクチャではありませんか。

ましては、今度は未払い年金問題が発生しているのです。対象者は国民の約半分。膨大な人数です。こんなことでは、更に国民への年金の受給額を少なくさせることになるでしょうし、あるいは年金の受給年齢を遅らせる要因を作っていくだけです。

このように見ると年金を頼りにして生活を考えていくことは非常に不安定と言わざるをえません。

私は年金のことを色々と否定的に言っていますが、皆さんに私が訴えたいことは「頼らなくれてもいい人生を歩もう!」ということなのです。子供にも国家にも頼らず、自の力で生きれる人生を歩もうよ。と。

では、「何をすればいいか?」と皆さんは思われるでしょう。でも、それがいけないと私は思っています。「何をすればいいのかでなくて、何をしたいか。」が、ここでは重要なのです。

つまり、『ライフプラン』です。

日本人には、この考え方を持っている人が非常に少ないように思います。もしかしたら日本人はこれを持たない・持ちたくない人種なのかと思うこともあるほどです。

こんなに少ない預金金利でなぜ黙っているのか。国家が銀行救済ばかり考え国民のことを考えていないのになぜ黙っているのか。なぜ怒らないのか?そして国民からの搾取ばかり行っている銀行になぜお金を預けるのか。よりによって定期預金に。定期預金ではペイオフにともないお金は保証もされないのに。

さらに、生命保険に対しても世界のどこの人種よりもたくさんのお金をかける。何の意味があるのでしょう?本人は長生きしようと考えているのに死亡保険を増やすことばかり考える。つまり死ぬことばかりを考えた対策ばかりを考えている。どうもこの辺、私には理解できない。むしろ「長生きするのだから保険料を減らせ!」と命保険会社に交渉するのならわかるのですがね・・・・。

一方、生命保険会社に入って生きたお金は運用され、そして生命保険会社の利益と経費を差し引いて加入者に配当される。でも、その配当金はほんの微々たるもの。自分達でもしその運用を行えばきっと今の配当の4倍以上を得ることができるのではないでしょうか。それほどまでに生命保険会社は利益を得ているといっていいでしょう。そうでなければどこの生命会社もあんな一等地にドーンとすばらしいビルを建て、美術品を何10億をも出して買うことはできませんよね。利益があるからできるのです。つまりは加入者に還元していないということでしょう。

話が、それてしまったので元に戻します。

つまり楽しい有意義な人生を過ごすにはライフプラン(人生設計)をしっかり立てて、これに合わせた資金計画を立てること。まず、我々がすべきことはこれです。こうした目的を持ち、それを実現させることを考える事はとても楽しい事です。胸がウキウキしますよね。

そこで、次回もこの点について話をしてみたいと思います。

夫と暮らさぬ女性が増えている。

2007.06.15

同居期間25年以上の熟年夫婦の離婚は、ここ10年で2倍以上に増えています。同居期間30年以上でみると3倍近くになります。しかも、そのほとんどが妻からの申し立てによるものとのことです。

なぜ、こんなに熟年離婚が増えてきたのでしょうか?

理由には多々あるでしょう。

(1)夫の束縛から逃避
(2)自分の新たな人生への挑戦
(3)人生は一度限りへの認識度のUP
(4)自分一人でも自活できる社会環境の変化
(5)マンネリ化生活への嫌気
(6)離婚に対する世間認識の変化
(7)素敵な人の現れ
(8)等々

少し考えてみただけでも、いろいろな原因が出てきますね。

「私(妻)への行動束縛はもうこれまでにして。あなたが何も出来ないからと言って、私の時間までを束縛しないでちょうだい。私だって自分の人生があるのだから・・・」つまり夫婦間の気持ちにおいて、いつの間にかゆとりがなくなってしまい、これらの気持ちが爆発した時に別居や離婚につながることが多いいように思います。

また、母親として子育ても終わり、寿命が長くなっている現在では、女性にとって50歳以降には大きな人生が待っています。夫の死後、平均して妻は10年以上生きることになりますが、一人の女性として自分のこれからの人生の構築に真剣にならざるを得ません。

「夫だけの余生に付き合って一生を送るわけにはいかない」といったところでしょう。

つまり、女性は男性が想像する以上に現実的な前向きな生き方をしているわけです。男性はこれを認識すべきです。

このように考えると、なぜ結婚しないのかが見えてきます。結婚とは互いの人生における結合なのでしょうが、その継続には「適度な結合」が不可欠と言うことなのでしょう。しかし、それは見えない結合なのです。

その結合に対し「相手(パートナー)に何を求めるのか?」と言うと、きっと相手が空気のような価値を持った存在なのではないかと私は思っています。

いつもはその存在を感じないけど、なくなると困るような大事な存在。

ですから、夫婦間において「ゆとり」の言葉を変えると「隙間」を作ることがもっとも必要ということを示唆しているのでしょう。

確かに、建築の世界でも高速のビルを建てる時は決して地面と建物をしっかりと固定することはありませんよね。これをしたら地震があったらすぐ崩壊しますからね。

しかし、この隙間というものが人の関係においては見えるものでないだけに、難しいのでしょうね。まさにこれが人間社会です。

もし、この人の心の隙間が目で見えるような器具が作られれば世界で大ヒットするかも知れませんね。(悪い冗談でした。すいません。)

薬事法は誰のためにあるのか?

2007.06.08

『そのサプリメントは効きますか?』と言った質問を受ける事があります。

その回答をお話しする事はとても難しいのです。サプリメントは薬事法という法律に従った事しか述べてはいけないことになっています。この薬事法の中では「効果効能を述べてはならない。」とされています。つまり、それを述べる事はその商品が医薬品と誤解しかねないためというのがお役所の考え方です。

皆様に効果がないものをお勧めするわけにはいきませんし、また皆様も効果のないものにお金を払いたくないと思います。ここにお役所の指導と現実に大きなギャップがあります。

確かに、世の中にはいい加減な商品や強引な売り方をする会社があり、この会社にだまされて多くの方が落胆や大損をしていると思います。こういった業者を締め出すためにある程度の規則は必要と思っていますが、あまりにも厳しすぎては逆に弊害が出てしまうと思っています。

何よりも大事な事は≪正しくその商品を消費者に認識してもらうこと≫と私は思っています。薬事法に抵触しないように説明するために、その商品が違うように認識されてしまっては困ります。

例えば、「ニンジンよりつくられている●●品にはビタミンAが含まれています。」はOKですが、「▲▲品は女性ホルモンに似た成分であるプエラリアによりつくられています。」はNGなのです。ビタミンはOKで、ホルモンはNGということなのです。このため、プエラリアには女性ホルモンと似たような成分が実際に含まれ、それが学会で発表されていても商品を説明する際には述べてはならないとされています。

また、最近はさらに薬事法は厳しくなり、他の成分との比較値の表示の制限や「活性度」「ホルモン」「マイナスイオン」など、私たちが普段よく聞くような言葉であっても使用出来ない事になっています。

このように、たとえ素晴らしい商品でもそれ自身の本来の内容を皆さんにお伝えできない事により、粗悪な商品との差が解らないといった事が起きるわけです。やはり、良いものは良い、悪いものは悪い事がハッキリと解るような表現が出来る法律を定めてもらいたいと願っています。

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