ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

傲慢経営者

2012.03.30

今月は大きな会社が世間を騒がしていますね。AIJしかり東京電力といい、その経営人の人間性の悪いことこの上なく思います。

AIJなどは中小企業の年金として預かった資金を1000億以上損失しているにもかかわらず、社長は平然してまるで権利のように7000万円以上の年収を取っていたことが報道されています。

これはまさに詐欺ですね。

詐欺以外の何物でもないと私は思っています。

こういった人が組織のトップに陣取り、監査資料まで偽造させるのですから言葉にもなりません。

オリンパスにおいても前社長を始め経営陣がすき放題のことをやり、この悪業を表に出さないよう画策しています。

これほどまでに欲が深い人間が、社内では偉そうに権限を持って大きな声を上げています。

とても信じられませんね。

そう思っていたら、今度は東京電力。

予告なしの急な電気料金の値上げ連絡は、経済界よりものすごい反発を招きました。

これに対し会社側は『みなさんに安定した電気を供給する為には仕方がないのです』と説明。

でも、これって全く納得いきません。

「安定した電気」とは何を意味しているのか社長に質問したいですね。

安定とは「理解が得られる価格、言葉を変えれば消費者が納得いくような安価で、供給量の乱れがなく安全に電力を届けること。」と、私は思っていますが、この社長の言葉にはどこにもそういったニュアンスが感じられませんでした。

更には「この値上げが納得いただけない方には契約の見直しをおこなう」と。

これは、つまり電気を供給しないということですよね。

こういった傲慢さは、まさに独占企業体質から起きてくるのでしょう。

人間こうはなりたくないものです。

こうしてみるとAIJ・オリンパス・東京電力の経営陣はだれを見てもわかってないことがわかります。

彼らは決して偉いのではないのです。

彼らが存在する意味があるのは、唯一、「彼らを使ってくださる消費者がいるからだ。」ということです。

私はこういった傲慢人間は、やはり苦労をしてこなかったのだと思っています。

上に立つ人間には、もっともっと社会倫理とか教え人間性を重要視すべきだということなのでしょう。

もう一度、言っておきたいです。
「我々は他の人に生かされているのだ」と・・・・・。

ちまちま言う政治家

2012.03.23

民主党は、消費税率を10%に引き上げるための法案の事前審査を再開しています。

しかし、なかなか党内の意見がまとまりませんね。

議員からの反対意見に対し執行部は「経済状況を好転させることを条件とする」などといった新たな文言をつけ加えていますが、出席議員から、「増税後の税制改革の方針は、さらなる増税を示唆しているからダメだ」と言う意見がでて、なかなかまとまらないでいます。

とりあえずは10%で意見調整したいところなのでしょう。

まあ、数字的に8%にするのか10%にするのかはさておき、日本のこの最悪の財政事情を直視する限り、これ以上赤字国債の発行はできませんから、いますぐ金を集める方法として国は国民や会社より税金を取るしか方法がありませんから、平等に取るには消費税しかないのでしょうかね。

日本国民の誰もが「我々から金を取られることは嫌だと思っている中ですが、一方ではギリシャのような事態を考えると増税も仕方ない・」と考えているのでしょう。

でも、政治家の仕事とはこういうものでいいのでしょうか。

私は絶対に違うと思います。

消費税を8%か10%かの数値といった、ちまちまとした話をするのでなく、やはり、国民に希望ある日本の姿を見せるべきでしょう。

政策もプロの頭脳集団に任せればいいと思います。

政治家が今やるべき最も大事なことは、元気な日本作りです。

つまり、国民にいつまでも負担を与えるようなことを強いるのではなく、もっと「日本国はこういった方法で世界の金を呼びこんでくるのだ。こうすることにより国民及び将来の子供に負担をかけることのない明るい未来を築くのだ!」といった将来構想や方向性をしっかりと提示してもらいたいですね。

しかしながら、今の政治家の行動はやはり保身的な考え。

選挙で落ちたくないと言った行動ばかりが私には目につきます。

おとなしい日本人だから政治家は好き勝手なことをしているような気がしてなりません。

どうして日本の将来ビジョンをガンガンうたう政治家がいないのかが私には理解できませんね。

韓国とワイン

2012.03.16

先月訪れた香港といいバンコクといい、最近はワインを出すレストランが増えています。

また、街中にもワインバーやイタリアンレストランバー・スペイン居酒屋がどんどん増えています。

この理由としては、多分ワインにはポリフェノールが含まれているため、これが他のアルコール品に比べて体にいいということからなのでしょうか・・・・。

一方、韓国においてもここ数年、ワイン販売店が増えだしました。

だからといって洋食店がすごく増えたようには思いませんので、健康によいアルコールと言ったことと経済成長にともなう生活の豊かさもそれを後押ししているのかも知れません。

飛行機の機内誌のショッピングコーナーでも多くのワインが紹介されていますし、スーパーにもかなり置かれています。

しかし、まだ、一般料理店ではほとんど置かれていません。

日本であれば日本料理やほとんどの一般居酒屋ではワインが準備されています。

しかし、韓国では、こういったことはありません。

ワイン好きの方にとっても残念ですが、そこでの飲み物はビール・マッコリ・焼酎が中心となります

では、「なぜ、あれほどワイン店があるのにワインが置かれていないのか?」

私が思うには、理由としての一つはやはり値段が高いからでしょう。

ワインを飲む場合、普通の店では相場は一本が5万ウォンほどですから日本円で3800円ほどでします。

でも、焼酎などは300円ほどで飲めるわけですから、これと比べると10倍の価格差があり、やはり気軽に飲むといった価格ではありません。

そして、この値段以外にも、もっと大きな理由があると私は思っています。

それは「ワインは韓国料理にあわない」です。

韓国料理に欠かすことのできない唐辛子料理はワインと全く合わないからだと私は思っています。

これではワインを飲むところが限られてしまいます。

韓国においても今後ワインブームは続くでしょうが、とうがらし料理がメインである限り一般家庭でも多く飲まれる、あるいは一般料理屋・居酒屋でもポヒュラーな飲み物となることはないといった点から、ワインの広まりは日本よりはるかに遅いと思っていますが、さてこの予想は当たるかな?・・・・・・

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