ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

今年初めの災難

2010.01.08

私の趣味の一つに熱帯魚の鑑賞があります。

そして作年のはじめより珊瑚の飼育に挑戦し、それなりにキレイな珊瑚鑑賞水槽を作り上げてきました。

真夏は部屋に24時間エアコンをきかし、更に除湿機をかけっぱなしにして部屋が湿気ないようにと注意を払い水槽を管理してきました。

しかし、それに悲劇が起きました。

それは年末30日のこと。

海水が汚くなったわけではありませんが、しばらく水を換えていなかったので、年末ということもあり海水の交換をおこなうことにしました。

海水の交換作業は今回が初めてではなかったので、順調に事は進み、キレイな水を溜めた水槽になりました。

「とてもきれいになったな〜」と一人感心しながら深夜の1時まで水槽を眺め、いい気持ちで床につきました。

しかし、それから7時間後の朝8時。

起きて水槽を見ると透明の海水が白く濁っているではありませんか!そして、生臭い匂いがします。

すぐにピーンときました。

この匂いと様子から水槽内のソフトコーラルが死んで溶けてしまい、そのために海水がにごってしまったのです。

「しまった!」と思うとともに「何が原因なのか?」と考えましたがこれといって思い当たる原因がありません。

新しい海水も温度調整しながら入れたし、海水は1/3しか換えていないし、海水内のバクテリアの調整もOK、塩分濃度もOKだし、いったい何が起きたのか・・・?

水槽には溶けてしまったソフトコーラルの触覚の白い死骸がフワフワと漂っています。

それを網ですくい、岩に引っ付いた珊瑚はすでに死んでしまっているので取り出すために、手を水槽に入れました。

この時、気が付きました。

その原因に・・・。

それは水温の上昇だったのです。

「手が暖かい?」、そんなこと感じるはずがありません。

普段水温は24度に設定しているのですから。

一方、専用の大型クーラーまで設置、そのクーラーが示している温度は22.6度になっています。

「おかしいな〜?」と思いながら温度計を水槽に入れると31度です。

「あ!確かに暑い。これではダメだ、全滅だ・・。」

かろうじて生きている珊瑚もあるようだが、この温度で6時間以上持ちこたえるはずがありません。

しかし何故クーラーは22.6度なのか?

急いで原因を探したところ、クーラーに海水が流れ込んでいなかったために、これに連動したサーモスタットが稼動せず、海水が冷えたときに暖めるために入れていたヒーターの加熱を抑える事ができなかった事がわかりました。

ですから、どんどん温度が高まってとうとう31度にもなったわけです。

この原因は海水を交換した際にクーラーの配管に空気が入り、自動的にストップしてしまったためです。

しかし、クーラーへの通電ランプは点灯していたこともあり、私はクーラーが順調に稼動していると思い、実際にしっかりと稼動しているかを調べなかったという私の不注意が原因です。

実にガッカリです。

「なんとバカな自分・・」と思いながら再度、海水を交換する私でした。

結局その時かろうじて生きていた珊瑚も2日後には前部死に水槽内の珊瑚は結局全滅。

被害は20万円になりました。

せっかく一生懸命集め大事に育ててきたのに悲しい限りです。

美がなくなる事は非常にさびしいですね。

今は口がない珊瑚に本当につらい目に合わせ申し訳ない気持ちで一杯です。

やはり珊瑚飼育は難しいですね。

謹賀新年

2010.01.01

あけましておめでとうございます。

今年も皆様にとって希望ある年であることをお祈り申し上げます。

さて毎年、清水の舞台で発表される一年を象徴する漢字ですが、作年2009年の漢字は、「新」、一昨年は「変」でした。

ここ2年の「新」と「変」は過去に私たちが今までに経験したことのない事が多かったから出てきた言葉なのでしょう。

実際に作年の「新」は「変」に続く言葉ともいえます。

この「新」が良いことに向かえばうれしいことですが、悪いことが起きるとなると困ります。

そのダメージ回復のために色々な行動をしてみますが、今までと違った新たな出来事であるために参考とすべきものが何もない。

今、そんな時代になったと思っています。

でも、これが意味するところは「今後は実力の時代だ」と言う事です。

今の時代、ほとんどの情報は皆が簡単に得る事が出来ます。

ですから、情報と言った事ではなかなか差は出ません。

つまり物まねや過去の経験から得た知識の時代は終わり、これからは鋭い先見力を持ち自分の頭で分析して論理的に考える「恵の時代」がまさに来たと感じています。

そういった意味でこの2年間は未来時代の良きフィルターとなっているのではないでしょうか。

まさに素晴しい時代が来たと感じています。

自分自身を試す時代が来たのですから。

今年は厳しい年ではなく「明」の年。

この喜びを感じて頑張りたいと思っています。

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