ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

食品不祥事。

2007.08.31

最近、日本では食品の不祥事が続いています。

以前の雪印乳業事件を機に少しは収まると思っていたのですが、この問題の根は深そうです。その後も不二家問題がおき、小さな子供にもショックを与えましたね。そして今回は石屋製菓の『白い恋人』です。

このお菓子、とくに香港では大人気。香港の人が日本に行ったときは絶対に土産として買って帰る名物的なお菓子なのです。やはり暑い香港では雪の北海道に強い憧れがあるのでしょうか?

このお菓子の賞味期限の改ざんが行われていたことが発覚。メディアからの激しい追求を受けましたね。

そして社長はついに、「今後、他の商品においてもどのような問題が出てくるか解らなく、自分ではそれらを処理する事はもはや無理と感じた。」とのことで辞任表明。なんと情けない弁明でしょうか。全く会社のことが解ってないと言うか、逃げておしまいにしたいというか・・・。

この釈明は全く言い逃れではないですか。私としてはこの発言は、自分はすべてを知り、自ら指示していたことを発言していると理解しています。世間の誰もが自らの保身を考え、嘘を言っていると思ったことでしょうに。

さらに、賞味期限の改ざんにおいても「売り上げが伸びる時期に商品が欠品してしまうのでそれまでに量産しておく必要があった・・・」との釈明。これが通ると思っているのが理解できません。

シーズン中に商品の製造が間に合わないのであれば、「商品が欠品します」とはっきり述べればいい事ではないのでしょうか? 

つまりは自分はいっぱい売りたくて(儲けたくて)改ざんしたということではないですか?

「消費者に買えなくてがっかりさせたくなかった。」というのはつくろい言葉。なんとも情けない話です。

TIMING。

2007.08.24

タイミング。これって何事においても大事ですよね。

もしかしたら、人生の中で一番大切にしなければならないと思うことがあります。確かにタイミングとは英語で書けば「TIMING」。「時は金なり」というから当たり前のことかも知れませんが。

TIMINGとTIMEの違いは皆さんはどこにあると思いますか?

私はTIMINGは点としての概念、TIMEは線の概念でとらえています。そこで、良き人生とはこのTIMINGをうまくとらえ、それを続けていくことと思っています。

さて、このTMINGで最近思い浮かぶのはやはり政治の世界です。

前農林大臣、赤城さんですね。今回の自民党の参議院選惨敗も彼の影響が大きく思います。それは開票前まで農林大臣の立場に固守し、政治資金問題においても国民に全く説得力の無い弁明。「本当に、この人は大臣なの?言っていることもメチャクチャだなぁ」と思いました。

彼が農林大臣であり続ける事は自民党にとって何らのメリットはない訳ですから、不祥事が起きた際に潔く辞職しなかったのかと思います。まさにTIMINGを理解していなかったのでしょう。

さらに安部首相も辞職を促すのが遅すぎます。後から勧告しても全く意味がないです。国民の信頼は取り戻せません。むしろ国のトップとしての能力を疑われるだけではないでしょうか。

国民は安部首相を小泉首相の後任としてすごく期待していたのです。決断は早く、しがらみには負けない、民意をとらえた政治を行ってくれると期待していたのです。実際はそうでないことに気がついたわけですよね。これを安部首相は読み取らなくてはいけません。

今後の組閣人選においてもどのような人が選ばれるかは未定ですが、旧自民党政治のような派閥人事になれば国民はさらにがっかりするでしょう。

今、安部政権の支持率は20%台。これをよく認識してもらいたいと思います。

南北の知的所有権の戦い。

2007.08.17

アジアの街中を回って気がつく事といえば、音楽CDのコピー判の氾濫ではないでしょうか?

先進国と発展途上国の間で知的所有権をめぐって対立が激しくなっています。先進国の商標や著作権が発展途上国で侵害される一方で、発展途上国の伝統的な医薬品の商法や製法が先進諸国で勝手に自社の特許とされてしまうケースも増えてきています。世界知的所有権機関(WIPO)でも妥協点が見出せず困っています。

例えば、医薬品の世界では化学的に作り出すことができないような幻的な力を持った成分が自然の中にあります。多くの会社はその成分を探すことに躍起になると共に、その成分から新たな新薬の開発に糸口を見つけだそうとします。そういった中で、今起きているような知的所有権の問題が起こるのです。

インドでは70年以上前から農薬や歯磨きの原料として使われてきた常緑高木の「ニーム」。ところが、アメリカの化学メーカーなどがその成分の抽出法に関する特許を20年前に取得し、続いて欧州でも取得した後に、この技術をインドの会社に買い取るように要求したのです。

インド側はこれにビックリ。インド政府などの訴えで特許の無効が確定したという経緯もありあます。

また、香辛料や健康食料品などでも知られているウコンも傷口にすり込む治療法をアメリカの研究者が特許として取得したのに対し、インド政府が「これはインド古来の治療法だ」と主張し、アメリカ政府がこの特許を取り消した事例もあります。

一般的に、先進国の特許当局は発展途上国の療法や伝統製法を医薬品などに使う場合、その申請内容が従来の技術と比べて著しく進歩的であれば特許として認めています。

これに対して、インドの研究機関はこれまでのアメリカ企業との闘争の教訓から伝統的な医薬品の療法や製法をDATAベース化して先進国の侵害をチェックできるような体制を整え出しています。

さらに、発展途上国は「動植物などを商業利用した場合、原産国に公正な利益配分をする」ことを定めた生物多様性条約に基づき、伝統技術などを用いて利益を得た場合は、その原産国なる発展途上国に利益を分配するべきだ。」と主張しています。例えば、これらの成分で医薬品などの特許申請をで行う場合は、その植物などの情報開示を世界貿易機関(WTO)などに義務つけるといった内容です。

発展途上国は自然の恵みに対する自己財産の侵害に気を使っていますが、先進国では時計・バッグなどの偽造ブランド製品に始まり、音楽CD・アニメなどの海賊版ソフトが横行しているころに対し苛立ちを感じています。特にアメリカ政府はこうした現状に対して中国政府は監視が甘いとして世界貿易機関(WTO)への提訴も行っています。

過去からの継承や伝統といった財産を守る発展途上国、経済社会とは離れ自然の恵みに感謝しながら生活をおくっている人々の知恵を経済社会に持ち込みこれで富を作り出そうとする先進国企業。一方、多額の費用をかけて作り上げたブランドや流行品なのに、おかまいなしに出てくるコピー商品に憤慨する大企業。

ここに共通する事は「金儲け」。社会貢献という姿は残念ながら見えない。

その伝統医薬品がなぜ故に効果があるのかを原産国が解明しないからこそ、その国に替わって化学的に研究解明しこれを皆に知らせていく。そして、これにかかった費用や時間をカバーするために特許を取得してロイヤリティーを得ていくことは何が悪いのか?

欲しい人がいれば商品を提供するだけ。購入者もコピー商品として認識し買っているにも関わらず、なぜ販売することが悪いのか?購入した人は喜ぶのだから良いではないか。それで金儲けする事がなぜ悪いことなのか? 

といった認識からこの問題は起きているのでしょう。

つまりは自分の周りに合ったものが剥ぎ取られることに対しての戦い、見えない陣地の取り合いなのです。この問題の解決はまず「相手を欺かない行動」を軸に考えていくべきであり、戦いが目指すものは「調和」であることを忘れてはいけないと思います。

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