ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

ヒアルロン酸原液100%の意味

2006.01.07

 冬の時期は皆さんの肌が乾燥がちになるいやな時期です。ですから、薬局の店頭に行くとヒアルロン酸原液や尿素、ケラチミン配合の保湿クリームや美容液がやたらと飾られています。そこで今回はヒアルロン酸原液のお話し。

 まず、ヒアルロン酸とは粉の状態をしています。液体ではありません。ですからヒアルロン酸100%あるいは純度100%のヒアルロン酸といえば粉です。液体のものは絶対にありません。

 「え!、そんなバカなことないわ!私の使っている美容液は液体だもの・・。」と言われる方もおられるでしょう。 

でも少し時間をください。まずは粉であると言うことを良く覚えていてください。でも店頭に行くとヒアルロン酸原液とかヒアルロン酸高純度液100%などといった液体のものを目にしますよね。これはヒアルロン酸を水で溶解した液体が100%入っているということであり、ヒアルロン酸が100%入っているということではないのです。ですから、その溶解液が1%の純度であっても、ヒアルロン酸と水以外に何も含まれていないとすれば、ヒアルロン酸原液100%といえるわけです。

もっと具体的にいえば1gのヒアルロン酸を100gの水に溶かした場合は純度1%、10gのヒアルロン酸を溶かした場合は10%となりますが、どちらの場合もヒアルロン酸液としてみれば、ヒアルロン酸と水しか入っていなければヒアルロン酸の原液なのです。その濃度(純度)1%や10%とは関係なく100%となるわけなのです。

ですから、原液とか濃度とか純度と記載されている時は、もう一度その内容をよく確かめることも必要でしょう。それでないと皆さんが思っていることと内容がかなり違う場合がありますからね。

お分かりになられましたか? ですから、原液といってもそのヒアルロン酸の含有量から見たその内容はピンからキリまであるわけです。ですから、販売価格でも差がでてきますし、バイオ生成のヒアルロン酸と生体成分からのヒアルロン酸とでは原料価格の面からもまた差が出てくるわけです。(生体成分の方が高い)。

なお、参考までに一般にヒアルロン酸原液として売られているものはヒアルロン酸の含有量は1%以下です。

このページの先頭へ