ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

不明確な表現をするサプリ

2012.01.27

先日、色々なサプリメントのWEBページを見ていたら「○○5000」といった女性の美肌サプリがありました。

○○成分については私もよく知っているので、「これを5000mg配合しているのかな?」と思い、内容を読んでいましたがそうでもなさそうです。

なぜなら、その製品はソフトカプセルタイプで出来ていたので、こういった方法では5000mgも1カプセルに入るわけがありません。

5000mgをソフトカプセルで摂取するとしたら30粒必要です(つまり飲まなければいけません)。

ですから、5000mgを摂取するとしたらやはりドリンクタイプしか考えられません。

そこでこの「○○5000」の意味はなんなのだろう?と、読み進めていきましたら、その成分は本来は液体なのですがそれを乾燥させ、粉末にしてカプセルに入れているということで、入れた粉末量は液体を15〜20倍程に濃縮したことにより、液体に換算すれば
5000mgに相当するので○○5000」と標記していると説明してありました。
(ただし、そこまで説明を読む人がいるかは別にしてですが・・・・)

でも、これって正しいのでしょうか?

乾燥して作った粉末を液体の成分と比べた表現方法(つまり5000mg入れたとして)で述べているわけですが、そこで少し考えてみました。

たとえば、仮に5000mgの液体成分の中に水分が4750mg入っているとして、これを蒸発させて残った粉末250mgを入れた製品は5000mgのものと同じ成分内容であると考えて良いのでしょうか?

これはおかしいのではないでしょうか。

○○溶液(エキス)と言われても色々な濃度がありますよね。

つまり10%の溶液と50%の溶液では入っている成分の内容が格段に違いますよね。

やはり5000mgとういうからには、どの程度の濃度のものを粉末にしたのかを、消費
者に明確に伝える必要が企業にはあるのではないかと私は強く思っています。

皆さんはどう思われますか?

このページの先頭へ