ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

日比谷公園

2009.05.01

先週の日曜日は久々にいい天気でした。

心地よいそよ風が吹き、まさに外に出なくてはもったいないといった日でした。

そこで私も8時半には朝食を終えていたので、夕方までは自由な事もあり早速外出。

ドライブで私が大好きな場所である三浦半島の葉山に行き、のんびりと海でも眺めようかと思ったのですが、これほどまでに天気がよいのだから、もっと違う行動としてサイクリングをすることにし、小さなリュックサックに本を入れていざ街中へ。

「さて、どこに行こうかな?」キレイな公園の木陰のベンチにすわって、そよ風を浴びながら読書なんかもいいなあ。

そしてプラプラとキレイな花を見ながら公園を歩き、昼になったらお弁当でも買ってきて食べるのもいいかな。」などと思い、まずは皇居の周りにある公園に行くことにしました。

そこで東京都心の公園といえば、「日比谷公園」。

家を出てあちこちと寄り道しながら着きました。

ついてまず行ったのが、イベントのチェック。
ここには野外音楽堂を含め音楽堂が3つあるのです。

ですから、「何かイベントがあればいいのになあ」と期待しながら掲示板を見ますと、2箇所で本日は無料コンサートが行われることになっていました。「オー、ラッキー・・・」

それまで、まだ時間があるから 自転車を置いて公園でも散歩するか・・・・。

日比谷公園には大きな池が2つあり、コイがゆったりと泳ぎまわり、水面から出た岩には多くの亀が甲羅干しをしていました。「こんな都会にこれほどまでに亀がいたのか?、それともこれは置物なのか?」と思うほど多くビックリです。

公園にはキレイな花が咲き、噴水からの水しぶきがさらにその美しさを引き立てています。

公園の隅にあるテニスコートでは老若男女、元気に声を出し合ってラケットを振っています。

まさに皆、元気はつらつです。

小道の日差しを柔らかくしているのはもみじの小枝たち。
青々とした葉がとてもきれいです。

「まさに、こぼれ日の美しさとはこういうものなのかな」といった感じです。

中世ヨーロッパの田舎の町に出てくるような雰囲気がそこにはあります。

そうこうしながら少し散歩してはベンチに座って読書、また散歩といったことをしているうちに野外コンサート開始の時間となりました。

若いミュージシャンがアコスティックギターと共に歌います。

目を閉じてその歌詞を聴いているとなんだか、うれしくなってきます。

こうやって自分の好きな音楽にエネルギーを燃やせるってステキだなあ〜。
と、感じてくるのです。

このライブに何人の人が聞きにきてくれるかはわかりません。

1人かも2人かも10人かも、あるいは100人かも。

でも彼らは客数に関係なく演奏します。

「今日は聞く人が少ないけどさびしくないかい? がっかりしてないかい?」と問いかけたくなってしまいます。

無論、彼らは聞いてくれる人が多ければうれしい事でしょうが、何百人も集まるとは初めから思っていないのでさほど気にならないのかもしれません。

彼らは一生懸命演奏します。そして歌います

「僕たちに人数は関係ないんだよ。一人でも聞いてくれる人があれば歌うんだよ。」

「自分たちと一緒に音楽を楽しんでもらいたいだけなのさ。」

「この時間を僕たちの音楽を通して共有したいだけなのさ。」

と、でもいうようにマイクをしっかりと握って歌うヴォーカル。

そして、それを支えるベースギターとアコスティックギター。

この日はこのグループに始まり、もう一人のシンガーソングライターのライブを聞き、その後、女性の4人のコーラスのライブを聞き、まさに音楽三昧の一日でした。

「都心でもこおしてお金をかけなくても十分に自然を味わい、一日たっぷり楽しめる所はあるんだなあ。」とつくづく感じました。

そして、キレイな景色を見ながらもくもくと写生なさっている人もおられます。

芝生では子供と戯れていたり、お弁当を食べたりしている人もいます。

そこにはまさに色々な形で休日を楽しんでいる人たちが集まっています。

こんなに素晴らしい場所が皇居の脇にあるとは案外気がつかないものですね。

是非一度、皆さまも休日の日比谷公園を訪れてみて下さい。

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