ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

シミにはレーザーが万能というわけではありません。

2007.04.20

シミができると誰でも気になるものです。

「あら!こんなところにシミが。どんどん大きくなるのではないかしら?あるいは濃くなっていくのではないかしら・・・」と。

「そういえば、雑誌などで『レーザーでシミが消せる』とあったから、いざとなったらこれに頼ろう??と」といった方が多いかと思います。

でも、シミのすべてにおいてこのレーザー治療がよいわけではなのです。なぜかと言うと、シミにも種類があります。

(1)皮膚の構造が変化して異常増殖し表皮細胞にメラニンを溜め込むももの。
(2)炎症や刺激によってメラニンが増え、メラニンが広い範囲で作られる「肝班」といったもの。(たとえば、メガネがあたる部分が濃くなるようなシミ)

(1)としては「老人性色素班」という輪郭が丸くはっきりしたシミが皆さんにおなじみだと思います。また、メラニン色素をため込んで盛り上がり、表面がざらつき盛り上がったシミ「脂漏性角化症」などにはレーザー治療などが効果を発揮します。

しかし、(2)などのような場合は、レーザーでたとえ一度よくなったとしても、またその刺激で濃くなるといった可能性があります。

こういった時は、まずはヒドロキノン成分を中心とした美白成分の塗薬で様子を見るのがいいでしょう。
また、最近はこの成分を含んだコスメもたくさん出ていますが、シミより先に周りの皮膚が白くなったりして、かえってシミが目立つといったこともありますので、シミだけに効く美白コスメを使いたいものです。しかし、すぐに効くものではないのでないので気長にケアすることが大事ですね。

また、(1)の発生原因は一般に紫外線と活性酸素のイタズラですので、その予防としてはサンプロテクトと抗酸化コスメやサプリをお勧めしたいですね。

なお、余分な角質を取り除くことで角質層に溜まったメラニンを排出させることを考えると週2回ほどのスクラブも行うこともいいでしょう。

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