ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

この夏、私を喜ばしているものとは・・・。

2016.07.22

今年の夏はホタルを見に行こうと思っていましたが、とうとう行けずじまいとなってしまいました。

私は田舎に行って鑑賞してみたかったのですが、「都内のホテルなどでも鑑賞することが出来るのだから、遠くまで行く必要ないでしょ・・・」といった意見もありました、

でも私は、やはり自然のせせらぎなどで舞うホタルを見たかったので、ホタル鑑賞旅行をしようと考えていたのですが、残念ながら仕事に追われてしまいました。

その代わりと言ってはいけないのですが、この夏は自分が気に入ったものを一つ購入しましました。

これを使えば、前述のホタルの鑑賞のように心が休まるものです。

それは「クリスタルグラス」です。

私も夏はかなり水を飲みますし、水割りやハイボールを家でよく飲みます。

その際に使うのは全てガラスのコップですが、このコップが素敵なグラスですとなんだか心が浮き浮きして毎日幸せな気分になります。

ですから、「素敵なグラスはないかなあ・・」と探していたのですが、それにめぐり合い購入しました。

今は毎日これで水を飲んだり、週末にはハイボールを作って、熱帯魚を見ながら夜の時間を過ごしています。

グラスを持つたびにずっしりと重く高級感があり、中をのぞくとそのすばらしいカッティング技術に惚れ惚れしてしまいます。

そのグラスは日本工芸の「江戸切子」で、ヨーロッパのクリスタルとはまた違って、清らかさ、華麗さ、静けさを感じさせ、すごく気に入っています。
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自分にとって大事な思いで場所

2016.07.19

私は16歳になるまでに10回程住まいをあちこちと移転しました。

このお陰で各地で生活することが出来、親にはとても感謝しています。

そしてどの地域も私にとっては多くの思い出を作ってくれました。

その中でも、もっとも多くの思い出が残る場所が「神奈川県三浦郡葉山町」です。

ここは天皇陛下の夏の御所があり、きれいな砂浜、裏手には小高い山、広い芝生の広場、そして竹やぶや笹やぶ等もあり、自然がたっぷりとあふれたすばらしいところでした。

また、米国海軍基地のある横須賀市まで車で1時間もかからない場所でしたので、多くのUS Navyの方々が住んでいました。

私の家の周りにも外人宅がいくつかあり、彼らの大きなアメリカンカーに乗せてもらったりして楽しんでいました。

そして毎日のよう山を駆け巡ったり、海も歩いて15分ほどでしたので釣りをしたり、外人たちと遊んだりと、まさに子供らしい時間の送り方をここで過ごしました。

先週、ふと葉山の海が見たいなと思い50年ぶりに海と共に自分の暮らした家を見に行きました。

しかし当然のことですが、もうかつての家はなく、私の住んでいた場所は大きな公園となっていました。

走り回った小さな丘や小道、秘密の隠れがを作った笹薮なども全くなくなり、「ここは日本なのか?」と思われるような、きれいなイギリス風の家がたくさん建ち並んだ住宅街になっていました。

しかし、ところどころには思い出が残されていました。

かくれんぼの時に隠れた下水管、近道として渡っていた川にかかった平均台のように細いコンクリートの水道橋、よく弁慶ガニをつかまえていた石垣、友達と並んで小便飛ばし競争をやった川の土手など・・・

じっと景色を眺めながら昔の自分を思い出しました。

出てくる思いで出は楽しいことばかり。

悲しい事もあったはずなのに、頭に浮かびません。

とにかく遊びに夢中だった少年時代でした。

学校から帰ったら宿題だけは終わらせてすぐに飛び出し、日が暮れるまで一生懸命に遊んでいました。

昼のおやつは20円のコロッケ1個。

揚げたてのものを紙に包んでもらい、急いで家に帰って食べていました。

夏になれば友達と一緒に50円でとうもろこしを買ってきて、外で火を起こし、醤油を塗りながら焼いて食べていましたね。

時には魚やセミをうまく捕らえるにはどうすればいいのかを考え、のら犬に追いかけられればどうしたら退治できるかを考え、東京サンショウウオやカメやサメの歯の化石を追い求めて探検に行ったり、板やゴムホースなどを集めて、いかだや足ひれなどを作ったりと海と山に囲まれた自然の中で本当に楽しかったです。

こうしたことを思い出しながら、「今の自分はそういったころの純粋さが失われていないだろうか、もしなくなってきているようなら昔のような自分を取り戻すことを優しく伝えてくれる場所は僕にとってこの葉山なんだろうな・・」とつくづく感じましたね。

「思い出」は美しく、そして誰にも見えないもっとも大事な宝物ですね。

この思い出はいつまでも失いたくないですね。
(こう思うと、アルツハイマーにかかった方はとてもかわいそうですね。何とか救ってあげたいものです。)

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久々のバカンス(アルガオ)

2016.07.08

毎年、6月はダイビングをする月として決めていたのですが、4月あたりから自分の仕事のスケジュールで、どの日に休みが取れるかまったく予想できない状態になってしまいました。

毎回ダイビングに行くときは友人を誘いますので、彼にも時間がはっきりしないままでいると迷惑を与える事になります。

もちろん行ける日が決まったとしても、それに合わせて飛行機や宿が取れない可能性もありますから、やはり1ヶ月前には日程を決めたいところです。

結局、6月の中頃になってもまだ100%というほど、はっきりと仕事が落ち着くといった状態ではなかったのですが、社員がしっかりと仕事をサポートしてくれたことで、7月第一週にダイビングに行ける可能性がでてきたので、6月25日に急いで近くのダイビングスポットを探しました。

今回は7月7日までには日本に戻ってこなくてはいけないことから、7/1に出発して7/4日戻りで計画をたてました。

この日程ですと近場でしかダイビングはできません。

南はサイパン、西はフィリピンといったところでしょうか。

そこで小さな魚がたくさん居て、サンゴもキレイなフィリピンのアルガオ(ダイビングスポットもほとんどがボートでわずか20分ほどのところにたくさんあります)に場所を決めました。

ここはマニラより車で3時間半ほどで行ける便利なところで、台風の影響も受けにくい地域です。

周りに何もない田舎ですが、海の水は非常にきれいです。

海臭さもありません。

6月までは乾期ですが7月からは雨季に入るので、この時期からはほぼ毎日すごい大雨(スコール)に会う可能性が多分にあります。

でも、どうせ水に入るのですから、かまわないと思い決行しました。

前回フィリピンを訪れた時にあまった紙幣をもって行ったのですが、行く途中コンビにで買い物をした際にこの紙幣は使えないといわれビックリ。

「今は新紙幣になっていてどの店にいって旧紙幣は使えないよ。もし、紙幣を使いたければ大きな銀行、多分マニラのフィリピン銀行の本店にいって交換してもらうしかないよ!たとえ、今から他の銀行に行って紙幣交換を依頼してみるとしても夕方だから銀行が閉まってしいるかも・・・」と。

「えっ、なんて言うこと」。

ダイビングのお金はこれで支払おうと思っていたので、困った事になりました。

でも、今となっては仕方がないですから、とりあえずはホテルに行くことにしました。

ホテルについてオーナーに事情を話し、今回は旧紙幣で払い、もしオーナーがこれを新紙幣に交換できない際には、再度支払うことで了承を得て、ダイビングを楽しめたといった具合です。

運よく天候にも恵まれ、スコールがあるのはダイビングをしてない時で、よい気象条件の中で楽しめました。

周りは何もなく聞こえるのは打ち寄せる波の音だけです。

蚊も少なく、テラスでビールを飲んでいても刺されません。

食事の量も適量で、更にダイビングの準備は全て現地スタッフが行ってくれるという通称、「殿様ダイビング」です。

透明度も非常によく、いいガイドが付いた事もあり、色々な小さな生体(マクロ生体)を見ることができました。

バンコクも好きな都市ですが、車で3時間ほどのところにこんなすばらしいダイビングスポットはありませんからね。

この点は、マニラが勝ちです。

ダイビング以外にもカヤックや釣りもできますし、治安もいいところです。

速度は遅いですがネットもできますから、是非お時間があったら行っていただきたいお勧めの場所です。

スノーケルダイビングでも十分に海のすばらしさを楽しめますから・・。
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