ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

韓国でのライブハウス

2015.02.27

先週の日曜日はソウルでした。

夕方、友人から電話がかかり「夜、ライブハウスにでもちょっと行きませんか?」と誘ってくれました。

一日中朝から仕事をして外にも出ていませんでしたし、昼も部屋でパンをかじっていたためか、さほどおなかもすいていなかったこともあり「食事でなく、アルコールでも飲みながらライブを聞くのもいいな・・・」と思い誘いにのりました。

彼が「ちょっと行かない」と話したので、近いのだろうと思っていたら45kmも離れたところで、到着したのは7時半過ぎ、店は2階建ての大きなライブハウスで,店名は[ROME CAFE]というところでした。

私はK−POPはよく知りませんので、できれば軽いラブソングなどが聴けることを期待しながらゆったりとしたソファー席に腰をおろしました。

すぐにウェイターがメニューを持ってきたので、それを開いて見ると値段の高いこと。

店が暗くて文字がよく読めませんでしたので、テーブルランプを手元に引き寄せなんとか小さな英文字を読むと、カクテルやビールが2700円、ワインは全てボトル売りで7500円〜14000円、トンカツ2800円、牛カツ4000円、チャーハン2100円といった具合です。

そして、アルコールがあるのに乾き物や、オリーブやフライドポテトのようなつまみが全くないと言った具合です。

「でも、ライブショーがあるのだから、この値段はしかたがないのかな?」と思い、お腹はすいていませんでしたが、「どうせ食べるのなら」と思い、牛カツとシンガポールフィズをたのみライブを待ちました。

しかし、食べてみるとこの牛カツはまったくおいしくありません。

ころもが厚く肉もぼそぼそで、かかっているソースもおいしくありません。

さらに、カクテルは量はあるものの、味は残念ながらダメです。

まあ、私はライブを聞きに来たのであって、食事をするために来たわけではないのですから文句を言う必要はないのでしょう。

でも「このようなおいしくない食事を出しても、お客さんが食べずに残してしまい、あげくのはてに捨ててしまうといったような、資源を無駄にするような事をするのなら、食事を出すことはやめて、ライブ代としてしっかり料金を徴収し、それを店と出演者でもって分配してもらった方がうれしいと思いましたね。

出演料が高くなればレベルの高い歌手もよぶことが出来ますからね。

そう思っているうちにライブが始まりましたが、ステージに立ったのは現代的な青年男子で、音楽もビートの聴いたレゲエサンズのような音楽ばかりでこれにもがっかり。

でも、ここまできたのだから聞いて帰らなければもったいないです。

結局、異なった歌手のライブを3ステージ観て23時に店を出ましたが、なんだか時間の無駄と、友人に長距離運転をさせてしまった分だけ申し訳なく思った夜となってしまいました。

当然のことですがライブに行くなら今度は出演者をしっかり調べて行くことですね。

ふらっと行った自分が悪かったですね。

杖を持つ人は脚が不自由な人だけではなさそうです。

2015.02.20

先ほど、ソウルのホテルに入りました。

先週は天気も悪く寒かったそうですが、今日は7度で薄曇りです。

セーター1枚とコートを着ていれば寒さを感じないほどの温度です。

実は来週、こちらに来る予定にしていたのですが、飛行機が全く取れず、本日となりました。

まぁ、休日はこちらで仕事をすればいいので問題はありませんがね。

さて、こちらに着いて早速変わった光景を目にしました。

私が空港を出て動く歩道の左のラインに立って乗っていると、後ろから70歳過ぎののおじいさんがやってきました。

私が左によって立っているので、そのおじいさんは私の横の右のラインを抜け、杖に頼ることもなくさっさとしっかりした足取りで歩いて行きました。

その行動を見ながら私は「このお爺さんには全く杖は必要ないだろうに・・・」と思いながら、先を進むお爺さんを見ていました。

すると今度は、私の先で若い女性二人が横に並んで何か話し合っていました。

当然、横に並んでいては、お爺さんは右のラインを歩くことはできません。

するとお爺さん、彼女らの後ろに止まって、持っていた杖で動く歩道をゴンゴンと強くたたいて「おい、邪魔だよ。どいてくれ!」といった行動をとり、彼女らが左ラインに避けると杖を前に突き出して、彼女らの脚を杖で左ラインに抑えながら右のラインを通り向け、またさっさっと突き進んで行ってしまいました。

彼女らは顔を合わせてびっくりしたような様子をしていました。

その光景はまるで、TVで人気のあった番組「意地悪ばあさん」のする行動を見ているようでしたね。

このお爺さんにとっての杖の役目は、何かをたたいたり、つついたり、あるいは押したりするものなのでしょうかね。

私もこういう光景は初めてみました。

もちろん歩道に横に並んでいる彼女らのマナーが悪いのですが、あの態度は、まさに意地悪なお爺さんですね。

美と視力

2015.02.13

先日眼科に行きました。

別に目の病気ではなく、ダイビング用のマスクで度付きのものをオーダーしようと思ったからです。

ダイビングの素晴らしさはなんと言っても陸とは違った別の美しさを見る事が出来ることです。

体を海中に浮かせると、それはまるで宇宙遊泳しているかのようです。

力を抜いて泳ぐとまさに体は海に溶け込みそうです。

こうして、自分が魚になったかのようにゆっくりと泳ぎまわっていると、「やはり生命は海から生まれたのだな」といった感じです。

目の前には、赤、青、黄、オレンジなどの色とりどりな熱帯魚たち、そしてサンゴが広がります。

そして、私のダイビングの楽しみは小さな生き物を探すことです。

そのためには、海の中ではマスクが曇らないようにしておくこと、そしてはっきりと生き物が見えるように裸眼視力に合わせたマスクが必要となります。

しかし、私は最近暗いところでは細かな字が読みにくくなったと感じてきたこともあり、病院で視力を測ってもらい、視力が落ちているようならば専用の度付きマスクをつくろうと思っていたのです。

今回視力を測ってもらうと0.8と0.9でした。

今まで1.2前後だったのでかなり落ちています。

これにはがっかりです。

しかし、「視力が落ちたから前回のダイビングでは小さいものがよく見えなかったのだな」と思い、医師に「ダイビング用の度付きマスクをオーダーしたいので処方箋をいただけますか?」とお願いしました。

すると「加藤さん、この視力レベルであれば度付きマスクはまったく必要ないでしょ。そんなに見えませんか?度付きマスクとなればかなり高価でしょうから、今の状態ならそこまで出費をする必要もないでしょうに・・・」と言われました。

確かに数値的にはそう思われるかもしれませんが、以前は小さなものでもくっきりと見えていたものが、前回はよく見えなかったので、これは私にとっては、やはりショックでしたね。

ですから「次回はせっかくのダイビングチャンスを逃がしたくないな」と思い、度付きマスクを作ろうとずっと考えていたのでした。

そこで、このことを医師に説明し、「私の望んでいる度付きマスクは、近くのものがよく見え、さらに遠方もよく見えるようなものである。」ことを伝え、「遠方に関しては今の裸眼でなんら問題もないのなら、私としてはマスクのレンズの半分は一般の度のないガラスにして、下部だけに度を入れたものをオーダーしたいのです。」と述べました。

すると医師は「内容はよくわかりました。では、要望にあわせてレンズの下部を遠視者用のレンズにすることにしますが、どの程度の距離のものを見るようにレンズの度数をあわせればいいのですか?」と尋ねられ私は困ってしまいました。

実際、顔を小さな生物に50cm程まで近づけて見ることもあれば、海の中ですから海流に押し流されて、そこまで近づくことができず100cmほど離れてみることもあるからです。

でも、医師としては見る距離が50cmと100cmとでは当然レンズの作り方もかわってきますから「処方箋にはどの距離にあわせればいいのか?」といった質問をしてきたわけです。

私も今までにダイビング用の度付きマスクなどオーダーしたことがないので、結局、50cmでは近過ぎるように感じ、100cmでは遠すぎるように思いましたので、真ん中の数値を選んで70cmほどのところがよく見える処方箋をお願いしました。 

現在この内容でマスクを作っていますが、果たしてこれが次回のダイビングで自分の望むようにくっきりと見えるようになるかはお楽しみです。

でも、視力0.9ほどの私でこういった状況ですから、もっと目の悪い人がこのような度付きマスクをかけずに普通のマスクで潜ったら、一体どのように海の中は見えているのでしょうかね?

本当にきれいに見えているのでしょうか?

ダイバーの人は皆、「海の中はきれいだ、きれいだ」といいますが、すべての人の視力がよいわけではありません。

各人の見え方はそれぞれまったく違っているはずです。

実際、目のよい人が見ている美しさと、目の悪い人が見ている美しさにはとっても大きなが差があるのでしょう。

今回、度付きマスクの注文をしながらそのことを知りました。

もしかしたら、自分にとって「きれいに見えない」といっているこのレベルも、視力の悪い人にとってはとってもきれいに見えている状態なのかもしれませんね。

皆さん、ともあれ視力は大事にしましょうね。

世界の美しさが変わってきますから。

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