ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

オバマ大統領再選の理由

2012.11.16

11月6日、長い戦いが終りました。

それはアメリカの大統領戦。

オバマ大統領とオムニー候補、どちらが勝つのかとここ2ヶ月ほど大きく騒がれました。

オバマ大統領にあっては、思うように経済が立て直せなかったことが、現実としてのしかかり苦戦した事と思います。

しかし、私は始めからオバマ大統領が再選されると思っていました。

その理由は簡単です。

二つあります。

その一つは彼が黒人だから。

アメリカで初めての黒人大統領です。

もし彼が当選しなかったならば、今後いつ黒人大統領が生まれるか分かりません。

確かに彼は前回の選挙で「We can do」をアピールし、アメリカ国民に希望をもたらす弁論をしました。

しかしこの4年間、国民が期待したような経済の発展はありませんでした。

これは誰が行っても同じだったかもしれません。

そのため、多くの人が「もう一度彼にやらせてみようではないか!」と、思うのではなかろうかと想像したからです。

もう一つは、ロムニー候補は今までビジネスの世界で大きな手腕をあげたことは確かですが、彼はその利益を海外に移転させ莫大な税金逃れをしたわけで、この行為はアメリカ国民としては許せないと思ったからです。

つまり、アメリカを思っている人ではない、単なるブルジョアジーだと。

基本的にアメリカ人の多くは金持ちの人が好きではないと聞いていましたから。

この理由だけです。

更にあげるとすれば、オバマ大統領には「誠実さ」を感じる点です。

黒い雲のような陰を感じないという点です。

そして、選挙直前に起きたハリケーンへの対応が非常によかったことがダメ押しとでもいえるのではないのでしょうか。

素早い行動と指示が票に反映しましたね。

国民の誰もがそう簡単にはこの不況は回復しないと思っての中での選挙でしたから、ロムニー候補の述べる政策にも疑問符が打たれたのでしょう。

ともかく、世界を動かすNo1の人間を選ぶ戦況でした。

オバマ大統領の行動はアメリカ一国にとどまりません。

日本をはじめ世界に大きな影響を与えるのですから、皆さんよくその政策をみていきましょう。

いよいよ激しくなるシリア情勢

2012.11.09

3ヶ月ほど前にも書きましたがシリアの国内紛争のその後です。

今回の国連の調停役を務めるブラヒミ特別代表の停戦への努力は失敗におわりました。

もはや戦線は一向に落ち着きそうにもありません。

アサド大統領率いる政府軍は更に空爆を強化しています。

これを聞くと非常に心が痛みます。

一般国民の被害者は後を絶ちません。

こんな大統領の行動を誰が止めることができるのでしょうか?

私には分かりません。

更に今回の国連の行動をみて、国連の力がまったくないと感じました。

確かに治外法権といったことで大胆な行動が取れないことは充分に分かります。

このために国際政治からの介入を行うわけですが、そういった攻撃をしてくることがないような国連であれば、だれが意見など聞くのでしょうか?

そして経済封鎖されて困るのは国民であり、自分ではないといった考えかたの大統領なのですから。

もはや、「幸せな国づくり」などといったことは、まったく考えていないのですから何とかしなければいけません。

イスラムのラマダン(スラム教の犠牲祭)の四日間でさえも停戦がなされなかったわけですから、もはや話し合いで停戦が行われることなどないと考えたほうが正しいのではないのでしょうか?

私は 早くアメリカにどうにかしてもらいたいと思いますが、シリアがイスラム国だけに難しいのでしょうかね?

韓国企業とのミーティングと竹島問題

2012.11.02

日韓の竹島を巡る外交問題が難礁に乗り上がっている今、韓国で仕事をしていてもなんだかやりにくさを感じます。

たとえば、あるテーマについて論議を重ねていても、なかなか互いに納得できない時などに「加藤さん、それは日本的な考えだからですよ。ここは韓国ですから、あなた方が言われる方法ではダメなのですよ。そんなことを行う必要はありませんよ。韓国には韓国のやり方があるのですから・・・」と。

確かに言われることはわかりますが、私の述べていることは日本だけでなくどこの国民でも、気持ちは共通であると思うので、その点を重視して仕事をすべきではないのか?ということを言いたいのです。

「いや、加藤さん違いますよ。韓国ではそんなことは必要ないです。ともかく私たちに任せておけばいいのです。心配しないでください。」

そういって、互いに顔を見合わせながらしばらくの沈黙。

もっと述べれば「日本人と韓国人は違うのだ!」といった問題に発展しかねません。

こうなると仕事の話ができなくなるし、きっと彼らの心の中には竹島問題がひっかかっているのでしょうから・・・

こういった状況の中韓国で仕事をしている私ですが、一方では先日、日本国が竹島を
20億円で購入しました。

一時は地主も東京都に売りたいといったことをほのめかしましていましたが、結局は国が購入したわけです。

多分、そのひとつの原因としては資源確保もあったのでしょう。

でも、どうやってこの20億円という数字が算出されたのでしょうか?

今の日本は金がないというのに。

情報によると、今まで国はこの地主に年2000万円を支払っていたそうです。

ということは20億円は100年分に相当するわけです。

これはどう考えても高すぎると思うのですが、いかがでしょうか?

なぜなら、大体不動産は賃貸を行えば20年から25年で元が取れると聞いていましたので、それであれば5億円といったところではなのでしょうか。MAX10億円かな?

東京都が16億円ほどの寄付を集めたという数字に左右されて20%アップの20億といったのかな?

どうも国の予算の使い方というか、お金のはじき方がこういった点でもよくわからないままに、竹島がさっさと購入されてしまったようです。

確かに領土問題はとても大事な問題であり、この問題の解決を積極的に行うためには国が主導権を取らねばなりません。

だからこそ国有化を急ぐあまりに、高い金額を提示したということだと私は思っています。

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