ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

ボート漕ぎのマシン

2011.07.15

最近、ダイエットのためにボート漕ぎのマシンを購入しました。

スリムになるためにはどうすればいいか?歩く・走る・泳ぐ・食事制限など色々あるでしょうが、やはり食事についてはおいしいものが食べられなくなると人生が楽しくないと思いますし、偏りなく適切な量を適切な時間に食べればそれほど太ることはないと私は信じています。

ですので、食事制限といった内容をこれらの項目からはずし、どんな時にでも自宅で簡単にできそうだと決めた内容が「ボート漕ぎ」ということです。

何故、「ボート漕ぎ」かというと、ロードサイクリングやボートをこいでいる人にお腹周りの大きな人をほとんど見たことがないからといった単純な理由です。

早速マシンを買い、2ヶ月で5kgの減量、いやむしろウエスト5cmダウンをめざし始まりました。

起床は5時で、運動は5時半からスタートです。

でもこのマシンで大変なのは3日目からわかりました。

オールを引くときの付加力を大きく設定したために、オールをしっかり握っておかないと引くことができません。

無論、疲れるのはわかりきってのことですが、ここまで握力がいるとは予想していませんでした。

30分ほど漕げば汗だくです。

一方、手もがちがちにこわばります。

何となく、手の平がむくんだとまでに感じるほどです。

3日目には手の平の皮が5箇所もむけてしまい、こんなことは小学生の鉄棒の時以来です。

ですから4日目からはこの痛さとの格闘となった次第です。

なお、このマシンを効果的に使うためには、足を伸ばして大きくオールを力いっぱい漕ぐことよりも、早く体をちじめて次のオール漕ぎの準備する体勢をつくることが大事のようです。

このためには腹筋と太ももの筋肉を使うことがポイントです。ですからおのずとこれらの筋肉が鍛えられてきます。

だから、ボートの選手はお腹がしまっているのでしょうね。

誰にでも出来るこの「ボート漕ぎ運動」はお腹周りのスリム化を目指す人にはとてもいいと感じています。

腹筋マシンよりもいいみたいです。

有酸素運動もしっかりできますしね。

親に負担がかかる子供への教育(韓国)

2011.07.08

先日、ソウルの南大門市場の中にある衣料品店でスラックスを買おうと価格の交渉をした時のことでした。

店員が「この製品は韓国製なので、日本で売っているような中国製やパキスタン製品とは品質が違うから価格が高いのですよ。値段はここまでしか引けませんよ。」と

そこで私は、「このレベルの製品なら日本では1万円で買えるよ。
この値札に書かれた価格など僕には関係ないですよ。
だって、価格は消費者が決めるものだからね。
そして、確かに日本ではカンボジア・パキスタン・中国といた国々で作られたものがほとんどだけど、私はそれでもかまわないよ。
要はしっかりした製品であれば僕はいいのだから。
だから韓国製品だとあなたが説明するけど、私にはまったく興味がないよ。
この程度の品であれば日本でも大体1万円で買えるのだから、私はこれ以上お金を出さないよ。
もし、あなたが日本人を今後も相手に商売していこうというのであれば、絶対に今の日本のマーケット価格を勉強したほうがいいよ。
そうでないと良い商売はできないと思うよ。
お客が逃げちゃうよ。
でも、私の言う1万円であなたがこれを売って損をしてしまうのなら、私はあなたに損をしてまで売ってもらおうと思わないから売らなくていいよ。
あなたも商売だし、迷惑もかけたくないしね。」と、言いました。

結果として1万円で買うことができましたが(参考までに値札の38%価格となりました)
スラックスは私には少し大きかったのでサイズをなおしてもらっている間、彼と雑談をしていました。

彼は26年間していた仕事をやめ、この小さな店で働き始めてまだ5ヶ月だということ。

日本語の勉強を一生懸命していること。

男の子が2人いて次男は大学生、長男も大学生で兵役により軍隊にいっていたが、まもなくその任期を終えて大学に戻ってくるとの事。

そのため、これからお金がすごくかかるともらしていました。

そこで、私は彼に「年間どのくらい子供の教育のためにお金をかけているの?」と失礼ながら尋ねてみました。

すると彼は、「年簡約5000万ウォン。つまり400万円ほどです。そのため妻にも働いてもらい何とか頑張っていますよ。自分も時には焼酎を飲みたいけど、それもやめています。子供たちの費用を考えると安心して飲めないからです。」と

そして、子供が高校生のときはもちろん塾に通わせ、多くのお金をつかったこと。

決してこのように教育に多くのお金をかけたり、子供たちに勉強ばかりさせていることはよくないことと思うものの、今の韓国では皆がそうしているから仕方がないのだということ・

私はこれを聞いて考えさせられましたね。

親の自由や喜びの時間をすべて子供に取られ、日夜働き続ける親たち。

そして遊ぶこともなく勉強ばかりする子供たち。

中学生で24時前に寝ることはまずないとまで彼は言っていました。

はたして、このようなことは本当に幸せなのでしょうか?

親は子供が立派に育ってくれることは何よりもうれしいことですが、そのために自分の時間のすべてを捨てています。

親達も、いくら子供のことが大切でも実際はこの状況を幸せと感じてはいないと私は思います。

無論、子供達にそこまで勉強をさせることも。

こうした教育はまさに詰め込み教育の最たるものです。

今、韓国は経済面で大きく躍進していますが、こういった教育で育ってきた人達が社会を動かす中枢になった時はどうなるのでしょうか?

経済は人の心理で動いているのが私の持論です。

知識優先で育ってきた人達が、色々な人のいる世界をリード出来るのかに疑問を感じざるを得ません。

ともあれ、今の子供も親も不幸に見え、すごくかわいそうになりました・・・。

ソウルでの登山

2011.07.01

先日ソウルへの出張の際、友人に誘われ山登りに行って来ました。

ご存知のとおり韓国は山の多い国です。

ソウルの地下鉄にも山の名前の付いた駅が多くあるところをみると、この駅は近くに山があり、登山の入口に当たる駅なのかもしれません。

当日は朝5時に起床、6時出発。

目的の山までは地下鉄で1時間。

思ったよりも近いです。

このように山歩き出来るところが近くにある市はうらやましい限りです。

駅を降りて山の入り口まで15分ほど歩き、ここから登山開始。

韓国は岩山であるために土が黒色でなく、まさに岩をすりつぶしたようなパサパサとした土、この山道をテクテクと登りました。

平日で朝早かったこともあり山に来ている人はほとんどいません。

標高700mほどの山に登るのに50分程。

途中、岩が70度ほどにそそりたつ場所には太いロープが垂れ下がり、これを握って岩をよじ登るような場所が2箇所ほどあり、これでは60歳以上の人にはやや無理といった箇所もありました。

思ったより傾斜が厳しく足を滑らせる箇所がありましたので、やはり山に登るときは安全を考え、一人で行ってはいけないと思いました。

まあ、そうでしょうね。

こんなところに建設物を作るとなると大変ですから。

あるのは3mほどのポールに国旗が立っているものだけでしたが、眼下に見る森林と岩肌がなす峰の光景はすばらしいものでした。

早速もってきた朝食をだして一休み。

その後、尾根を渡って隣の山の頂を目指しました。

下山する頃には9時30分をまわり、この時間となると登山客も増えだし中高年の方々が登ってこられます。

今まで私は自然に戯れる場所というと海が多かったので、今回の山歩きは良い経験でした。

朝の静かさにおおわれた山の頂を目指しひたすら登る。

しばらくするとシャツの胸元は汗でぐっしょり。

息も荒くなってくるので大きく深呼吸しながら進みます。

新鮮な空気が肺にどんどん入ってきます。

こういうことから、「山登りは健康に良い」というのが改めてよくわかった私です。

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