ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

タイの風邪薬

2009.12.18

先月は風邪をひきあれこれと市販薬を飲んだにもかかわらずこじらせしまい、回復までに時間がかかってしまいました。

そこで、「もっと良い薬がもしかしたらタイにはあるのではないかな?」と思い、今回の出張時に薬屋を訪ねてみました。

タイの薬屋には日本と同じように薬剤師がいてたくさんの薬が置いてありますが、店によって同じ薬でも値段がちがいます。

繁華街の外国人観光客が多い様な場所では外国人だから高くしているのかどうかはわかりませんが、値段が倍ほどします。

ですから、ほとんどの大きなモールには薬屋がありますから、そこで買ったほうが損はないでしょう。

風邪薬のタイプもシロップタイプや漢方的なもの、そして西洋医薬などといった色々な種類のものがありますが、シロップなどは味もわからないこともあり今回はパスしました。

ただ、このシロップタイプのものは咳止めの用の薬が多く、1回にスプーン2杯ほど飲むようです。

さて、目的の総合感冒薬となるとどうでしょうか。

実はこれがないのです。

いわゆる風邪の諸症状の何でも効くような総合感冒薬はタイにはなく、その風邪の症状にあわせて薬が売られているのです。

つまり、鼻水が出るのか、のどが痛いのか、それとも熱が出るのかといったように、悩んでいる症状に合わせて薬を買うことになるわけです。

実際、これはなかなか良いと思います。

自分に必要のない成分まで飲むことは必要ありませんからね。(私は、薬はなるべく飲まないほうがいいと思っているので)

そして、日本では病院に行かねば抗生剤は手にいれられませんが、タイでは街中で買えます。

これはうれしいですよね。

自分の体質、特に何に対してアレルギーがあるのか、そして風邪のどういう症状で困っているのかを店の薬剤師に言えば、適切な薬を出してくれます。

薦めてくれた薬の飲み方も英語ですが、しっかり袋に書いてくれます。

ですから心配はありません。(薬剤師はほとんど英語が話せるので心配ありません。たとえ、英語が話せなくても、自分の症状についてはジェスチャーでやれば通じますから大丈夫です。)

また、眠りを伴う成分が入っているものがほしいのか、どうかも大事な点ですので、これもしっかりと伝えてください。

薬は商品によっては1日分、2日分といったように、必要量だけを分けてくれることもありので、これもまた良い点ですね。

ともあれ、タイで薬を買うことは心配がないことと、よく効く薬があることを覚えておいてください。

参考までに私がタイで買った風邪のための抗生剤は主がペニシリン系の抗生物質「Amoxicillin」が含まれた商品名[AMK」。

1日2回服用で10粒入りのものでした。

ただ、抗生剤が効くといってもやはり、1週間以上飲むことははやめましょう。

体の良い菌まで殺してしまいます。

これは抗生物質を飲むときの基本ですからね。

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