ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

南国の国パラオ (第1弾)

2014.03.28

先週の連休は、憧れの南国の島パラオにダイビングに行ってきました。

パラオへは成田からJALが直行便を運航していますが、日程が合わなかったためUnited航空を使いグアム経由で行ってきました。

この3月、パラオはダイビングをするには最高の季節で、是非ともこの時期に訪れてみたいと思っていたのです。

しかし飛行機の乗り換えもあり、朝7時に東京を出てホテルに着いたのは21時半と半日もかかりました。

パラオの空港【Koror】に到着したのですが、空港には両替所がなく換金することなく、そのままホテルに直行しcheck inしました。

おなかがすいていたこともあり、外に出て食事をしようと思いましたがお金(US$)がありません。

ホテルは街の中心まで歩いて10分ほどの所なのですが、街も小さく諸外国のように両替所もみあたりません。

そのためホテルで換金することにしました。

そこでフロントスタッフが出してきた換算レート表にびっくりです。

その日のドルのレートは日本では102円でしたが、ここではなんと139円です。

およそ1.4倍です。

今までに何百回と海外に行きましたが、こんなべらぼうな高さのレートは初めてです。

でも、お金がなければ何も出来ませんので、仕方がなく5000円だけを換金し、うす暗くランプがともされた小さな店で冷たいビールを飲みながら明日からの行動に思いをはせる一方、この国の経済は一体どうなっているのだろう、観光だけといってもこのレートはひどすぎるのではと考えてしまいました。

次の日は朝から出かけるために銀行に行く時間もなかったので、ATMを探しカードを使ってキャッシングしUS$を入手しました。

皆さんもパラオへ行く際は、事前に日本からUS$をお持ちになられることを是非おすすめします。

決してこのような無謀なレートを利用してはいけません。

ただし、私の泊まったホテルのみがこんな無謀なレートを提示しているのかもしれませんが。

決して変なホテルではないのですがね.

ビットコイン事件

2014.03.21

ビットコイン事件が世間を騒がせましたが、数日でその騒ぎの報道もおさまってしまいました。

今はどういったことになっているのでしょうか。

私はこのビットコインについては、事件を聞くまで全く知りませんでしたが、いわゆるインターネット上の電子マネーの事なのですね。

これを使い売買取引を行うことができるということですから、貨幣機能を持っています。

国から何らかの承認や許可を得なければこういったものを使うことが出来ないと思っていましたが、このビットコインはそれに抵触しないことを知りました。

このビットコインは、流通を管理する主体や国家もなく、もちろん銀行のようなものも存在していません。

さらには安定した価値があるものでもなく、安全な取引ができるわけでもないからです。

あるのは交換所だけです。

すなわちお化けのようなものです。

通貨との交換もウェブ上の「取引所」を通して行われてチャージも発生しないとのこと。

そのため個人取引や少額の取引に便利とあって、国境を越えた送金・決済として使われていたそうです。

しかし、その取引システムにハッカー行為が行われ、ビットコインが一夜にしてなくなってしまったのが今回の事件です。
               
ややポイントやクーポンに似た感じがしますが、これらには事業体や主体が明確にありますから、責任の所在がはっきりとしています。

ですから、事件が起きてもあいまいになることはありません。

しかし、これは主体がないのにもかかわらず利用者が価値を創り上げてきたことで起こった事件ということでしょう。

どういった理由でビットコインがここまで広まったかはわかりませんが、私が想像するには、きっと「これは便利だぞ」「手数料もかからないぞ」「私も使っているよ」「お金にも変わるよ」などといった皆の声が大きくなっていった事により、実在しない価値が実在する価値へと変貌したのでしょうね。

まさに仮想空間の世界の特徴です。

恐ろしいことですね。

空虚なものにもかかわらず、価値あるものとして皆が群がっていくのですから。

正しい判断と認識がなければどんどんと強大化し、そしてついには、それに参加しておかねば世間から遅れた人間とみなされてしまうような世界になりつつあったのかもしれません。

今日もインターネットのどこかで「そんな事は当たり前のことだ!」と言われるような、わけのわからぬ世界が、もしかしたら湧き起っているのかもしれませんね。

STAP細胞論文への疑惑

2014.03.14

STAP細胞論文の信憑性について、論議がかもし出されています。

誰も予想もしない簡単な方法で、万能細胞を作り出す発見をしたのですから、それはとても素晴らしいことですよね。

世界の学者がその発見に歓喜の声をあげました。

しかし残念なことに、STAP細胞が生まれたことを示す写真等に、捏造の可能性があるとの声が上がりました。

私のような素人が画像を見る限りでも「よく似ているな」と思うのですから、専門家の方々が見ると「これは転用では?」と思うに充分なほど似ているのでしょう。

もっとも、今回の発見の証拠となる細胞の分裂化に対し、こうした疑惑の指摘が共同研究者の中からもあがってくるとなると、小保方リーダーはもとより理研の方もちょっとしたミスとしてはもう難しくなりますね。

せっかく素晴らしい、世界を驚かす発見であると世界中に喜びをもたらしたのに、こういった疑惑が出たことは悲しいことです。

今回の報道を見ていると、数か月前におきたIPA細胞を実際人に対して使い、手術を行ったとした学者の発言が、結局は信憑性に欠けると結論が出ただけに、それに続き同分野で再び不信がもたれるようなことが起きたことはとても残念です。 

でも、私が思うには細胞分裂の画像を研究者達必ずデジタル形式でデータ保存しているでしょうから(まさかアナログ写真ということはないと思います)それを見比べれば真偽はすぐに判明すると思うのですが、そういう簡単な事ではないのでしょうか。

どうもこの点が私には理解できません。

まだ真偽はわかりませんが、今後の調査の様子を静かに見守りたいと思います。

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