ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

旅客船セウォル号沈没事件に対して思うこと

2014.05.23

この度の韓国の旅客船セウォル号の沈没原因は、300名あまりの高校生の未来を奪った「ずさん過ぎる」と言った言葉がぴったりのひどいものでした。

船は大改造され、利益優先を考えた積載量は規定の3.7倍。

船員には非難訓練の教育をしていず、船長始め船員は自社社員でなく契約雇用者、沈没を知って船長は一番に船から非難、沈没時の操縦は新人の3等航海士に任せきりと「一体この国の安全管理システムはめちゃくちゃだ」と世界中の人が思ったことでしょう。

これでは遺族の方の怒りが収まらないのも当然のことです。

事件が起きてすぐに船会社の代表は逮捕されましたが、その裏にいる事実上オーナーとみられるユ・ビョンオンとその家族にも本格的な捜査が始まりましたが、このオーナーは宗教団体を持っていると言うことでその施設に隠れて出てきません。

捜査本部が13日、ユ氏の長男の令状を取って自宅に入ったものの長男は逃亡。

海外にいる金庫番の次男や娘も、数回にわたる出頭要請を無視しているようです。

警察が捜査に行くと信者らが出てきて捜査を妨害している様子がTVで放映されましたが、一体どうなっているのでしょうか。

今回の事件は誰が見ても、安全を犠牲にしてまでも利益を優先する経営体制によるものである事ははっきりとしていますし、その裏に海運当局と深い癒着があったのでしょう。

宗教がいかなるものであろうとも、少なくとも人へ幸せをもたらすものでなければならないのに、今回の原因は誰が見ても会社側にあることは明らかであるにも関わらず、その正しさまでも押し曲げて教祖を守ろうとする行動は、たとえ教祖であってもしてはいけないといったことが、信者らにはわからないのでしょうか?

それほど教祖を信じ込んでいるのでしょうかね。

まるでサリン事件のオウム真理教を見ているようです。

そういった良し悪しの事もわからない人を育てる教えを持った宗教を果たして許していいのでしょうか。

人には信じる自由があると言ってもこんなバカな行動は許されないのです。

私にはそれが不思議でたまりません。

領土の奪い合い

2014.05.16

皆さん、今の世界は戦国の世の中になっていると思いませんか?

それは領土の争いです。

日本と韓国との竹島、日本と中国との尖閣列島、ベトナム・中国・フィリピンとの西沙諸島、ロシアとウクライナとのクリミア半島、日本とロシアとの北方領土問題、パレスチナ・イスラエル問題等々。

本当に世界はにらみ合いの毎日です。

軍を使っての威嚇が行われたり、実際に戦争が行われたりし、多くの死亡者や負傷者が出たりと非常に悲しいことです。

国内問題に対して、他国は内政干渉出来ませんが、このままにしておいては一機触発と思われるほど、危険な状況もたくさん起きています。

特に最近は大きな国が、特に無謀な事をしているように思います。

平和であった地域の秩序を壊し、それぞれの国民をはじめ、周りの諸国に心配を与えています。

「自分らの行っている行動は自分らの領土であるのだから問題はない」と言った発言をしていますが、あまりにも横柄すぎる振る舞いです。

どうしてそんな発言をするのでしょうか。

自国の国民に、強い国の姿を見せるためなのでしょうか?

とかく領土問題は歴史がからみ、さらに軍事問題、経済問題、宗教問題、人種問題が重なり、非常に難しい問題となってきます。

だからこそ、この問題の解決に仲介として入る国や組織がいなければ、互いに自分の立場を譲らず、なかなか解決しないこととなります。

こういった扮装を解決させるために国連があるのでしょうが、今の国連はそういった力が全くないかのように見えます。

シリアのアサド大統領の反政府軍への軍事介入においても、国連のなした行動で政府軍の行動は全く変わりませんでした。

今回は領土の問題なので国際司法裁判所が出てくると思いますが、はたして紛争国がこの裁判所の管轄を認めるかどうかは??ですよね。

更に国際司法裁判所の判決に、敗訴国が従わなければならないのかといった強制権はないわけですからまたことを難しくしますよね。

単に判決を尊重すると言った程度のことですから。

そうなると、この強制的執行力の内国際法とは何の意味を持つのかなと考えてしまいます。

やはり、紛争国の持つ秩序と倫理感なのでしょうか。
更に国際司法裁判所の判決に敗訴国が従わなければ、外交的な制裁や経済的な制裁を受けることは考えられます。
ただ、法律上の力として、強制的に判決が実現されることはないのです

もし認めなければどうやってこれらの紛争は解決するのでしょうか?

いつもニュースを見ながら考えさせられています。

今年のGW

2014.05.09

今年のGW、皆さんはどのように過ごされましたか?

私は、予定では29日にバンコクでの仕事を終える予定でしたが二日間長引いてしまい、休みは2日からとなりました。

バンコクからインドネシアコタキナバルのきれいな海側のリゾートで過ごそうと思ったのですが、飛行機を調べてみると直行便がなく、クアラルンプールを経由しなければなりません。

距離はさほどないのですが、乗り換え時間を考えると適当な便がなかったこともあり8時間弱かかってしまいそうです。

そこで計画変更をし、プーケットからピピ島にでも行き、そこでダイビングでもしようかと飛行機を調べると、まだチケットは取れそうです。

急いで現地のダイビングショップに電話をしたところ、海の透明度があまりよくないとの事。

海が綺麗でないなら行っても仕方がないとこれも断念。

結局、今回はバンコクに留まり、しばらくさぼっていた切り抜きのスクラップ整理をすることにしました。(また、毎日36度近くあったこともあり、外に出ると焼けるように暑いので部屋で過ごす方が賢明であるとも思いました)

そして、週末にはバンコクの日曜市場であるチャトチャクに行き、変わった品でも探索してみることにしました。

「チャトチャク(Chatuchak)」はバンコクで一番大きな屋外市場で、店の数は8000とも15000とも言われている程とにかく店がたくさんあります。

ここに来れば「見つからないものはない」とも言われるくらいなんでもあります。

家具・骨董・雑貨・台所用品・クラフト商品・石・金魚・犬に至るまで、とにかく何でもあります。

もちろん女性の好きな服、コスメ・アクセサリー・バッグ・指輪などは何件あるかわからないほどあります。

バンコクを訪れた際はぜひ訪れて欲しい場所です。(BTSで行くなら「Mo Chit」で下車です。)

とにかくチャトチャクをぐるぐると回り楽しみましたが、一つ気になったことがあります。

それは、チャトチャクの横に大きな商業用ビルが建築されていることです。

ものすごく大きなビルです。

もしかしたら、この市場をそこに移転させるのかもしれません。

移転となれば、お客は暑い市場から逃れエアコンのきいた涼しいビルで買い物が楽しめ、またお店の方々も雨や暑さや天気による売り上げのブレからも回避できるのでいい事だと思います。

でも、このごちゃごちゃした市場で暑さと戦いながら、汗を拭き拭き買い物をしたり、露店で食事をしたりするのが、やはりこの市場の楽しみであることも事実です。

ビルに入ってしまえば、露天市場といったイメージであった日曜市場のチャトチャクでは、やはりなくなってしまいますからね。

できれば私は移転してもらいたくないなと思っています。

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