ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

領土の奪い合い

2014.05.16

皆さん、今の世界は戦国の世の中になっていると思いませんか?

それは領土の争いです。

日本と韓国との竹島、日本と中国との尖閣列島、ベトナム・中国・フィリピンとの西沙諸島、ロシアとウクライナとのクリミア半島、日本とロシアとの北方領土問題、パレスチナ・イスラエル問題等々。

本当に世界はにらみ合いの毎日です。

軍を使っての威嚇が行われたり、実際に戦争が行われたりし、多くの死亡者や負傷者が出たりと非常に悲しいことです。

国内問題に対して、他国は内政干渉出来ませんが、このままにしておいては一機触発と思われるほど、危険な状況もたくさん起きています。

特に最近は大きな国が、特に無謀な事をしているように思います。

平和であった地域の秩序を壊し、それぞれの国民をはじめ、周りの諸国に心配を与えています。

「自分らの行っている行動は自分らの領土であるのだから問題はない」と言った発言をしていますが、あまりにも横柄すぎる振る舞いです。

どうしてそんな発言をするのでしょうか。

自国の国民に、強い国の姿を見せるためなのでしょうか?

とかく領土問題は歴史がからみ、さらに軍事問題、経済問題、宗教問題、人種問題が重なり、非常に難しい問題となってきます。

だからこそ、この問題の解決に仲介として入る国や組織がいなければ、互いに自分の立場を譲らず、なかなか解決しないこととなります。

こういった扮装を解決させるために国連があるのでしょうが、今の国連はそういった力が全くないかのように見えます。

シリアのアサド大統領の反政府軍への軍事介入においても、国連のなした行動で政府軍の行動は全く変わりませんでした。

今回は領土の問題なので国際司法裁判所が出てくると思いますが、はたして紛争国がこの裁判所の管轄を認めるかどうかは??ですよね。

更に国際司法裁判所の判決に、敗訴国が従わなければならないのかといった強制権はないわけですからまたことを難しくしますよね。

単に判決を尊重すると言った程度のことですから。

そうなると、この強制的執行力の内国際法とは何の意味を持つのかなと考えてしまいます。

やはり、紛争国の持つ秩序と倫理感なのでしょうか。
更に国際司法裁判所の判決に敗訴国が従わなければ、外交的な制裁や経済的な制裁を受けることは考えられます。
ただ、法律上の力として、強制的に判決が実現されることはないのです

もし認めなければどうやってこれらの紛争は解決するのでしょうか?

いつもニュースを見ながら考えさせられています。

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