ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

支配人?

2009.09.11

世の中では「なんと言っても人で大事なのはその人間性」といいながらも、ビジネスの社会ではやはり肩書きがその人を判断する際の大きな基準となっているのは確かです

取締役、部長などといった「組織の長」である肩書きについていると、その人自身が立派なように思われますし、また組織として動く限りその集合体の中での責任は●●長が取るということを示しているのでよく理解できるのですが、どうしても理解できない世界があります。

それはホテル世界。

ホテルではホテル運営における組織上での最高の長を「支配人」といいますね。

ホテルオークラの支配人。帝国ホテルの支配人というように。

でも、いつもこの言葉を聞いて感じるのです。

えっ、支配人?? 

この言葉、私にはすごく違和感があります。

「支配人」、この言葉を文字どおり捕えれば、まさに支配をする人。あるいは人を支配。

なんだか奴隷制時代の奴隷の主人みたいな感じがしませんか。

私たち(従業員)は「奴隷じゃないよ。」と、いった声が聞こえるような気がします。

今時「なんでこんな言葉を使っているの?」と聞きたくなります。

もし、私がホテル業界にいて支配人になれたとしたら、恥ずかしくてこんな肩書の名詞は使えないですね。

絶対にいやですね。

顔を上げて「私が支配人です。」などと言えないですね。

まして部下から「こちらが私たちの支配人です。」などといわれたら、逃げ出したくなりますよ。

帝国時代じゃあるまいしこんな人を支配するようなイメージのある肩書きなんておかしいです。

ホテルは安全、安らぎ、便利さ、日常生活からの開放などといったことを与える場所なのですから、もっとそれにあった肩書きをTOPはつけるべきだと思うのですが、いかがでしょうか?

ホテル業界の方々、考えてみてください。

新政権への期待事

2009.09.04

新しい政権の誕生です。

親友が立候補していたこともあり、バンコクよりネットを通じて開票速報をかじりついて見ていました。

最終的には民主党の圧勝。

親友もみごと当選しました。

これは国民が民主党というよりもマンネリ化した日本からの脱却、経済界と官僚との癒着、官僚主義からの離脱等々、今の政治にあきあきしていることから今回このような結果が出たことは言うまでもありません。

今後、日本がどう変わるか注目されるところですが、「もし、自民党が150議席近くの当選者を出していたとしたら、日本はもうおしまいだ。日本人はリスクをとって自分の環境を変えるなどといった気持ちなどちっともない人種で、ただ評論するだけの人種。こんなおとなしいというか、変化を他人任せにする人種にはもはや未来がない。」とまで思っていた私でした。

大勝した民主党にはこの大勝への喜びとともにこれからの政策実行を通じて日本が変わるということを国民にはっきりと見せることができなければ、あっという間に国民は手を引いてしまうことを忘れないでほしいと思います。

国民はあなた達にチャンスをあげたに過ぎないということを。

つまり、今回当選した代議士の皆さんには民主党というよりも、あなたに選挙民が日本の行く末を掛けたことを忘れずに頑張ってもらいたいと思います。

日本を良くするにはしっかりした舵取りが必要です。

強い信念のある、ぶれない政治家が必要なのです。

今の日本を取り巻く世界状況は50年前とは違います。

日米安全保障条約を始め各国と結んだ契約においても、今の時代と照らし合わせ考えて見ると、そぐわない面が多々出てきていると思います。

他の条約においても同じです。

これを変えずにして何が前に進むでしょうか?

日本を世界から認めてもらうためには、わが国はもっとグローバルな考えやしっかりとした意見の言える国とならなければいけません。

アメリカばかりを頼りにしていては駄目であり、早く親離れしなければ日本はどうなるのかと心配してしまいます。

そのためには新政権には政策を起案し官僚と戦える人材が求められていることはいうまでもありません。

民主党の中には官僚出身者の方も多くおられます。

そういった方々より官僚的思考、いや思考の技をよく学び、脱官僚集権をはかって日本のチェンジを行ってもらいたいと願うばかりです。

新政権の歩む道を応援すべく、脱藩官僚の会の皆さんの政策能力の活躍にも大いに期待している私です。

バイクTAXIに乗る女性

2009.08.28

バンコクの渋滞は実にすごい。

朝夕の通勤・帰宅時は最悪。

普通の4倍の時間がかかるのは当たり前といったところ。

だから、この時間にタクシーに乗っていたらイライラするばかり。

その上、大きな交差点の信号待ち時間は日本より概して長いのです。

赤信号の交差点に当たるとものすごい渋滞。

「あと何回信号が変われば通過できるの?」とイライラするばかり。

せっかちな私にとってはこの渋滞地獄はバンコクでもっと嫌いな事なのです。

そうした、車の渋滞をよそ目にすいすいと走っていくのが日本の新聞配達でよくみるバイクに似たバイクタクシー。

タイではバイクの後ろに人を乗せて走る、バイクタクシーが許されていますからこの時間帯には利用者が非常に多いのです。

その中でも、女性の乗り方がすごい。

いや、すばらしい。

スカートであろうとズボンであろうと、ほとんどの女性は横掛けでちょこんと腰掛けるのです。

バイクの後部を手で押さえ運転手の腰に手を回して体を支えて乗るのが普通(安全)であろうと思うのですが、意外と皆さん違うのですね。

普通というより、そうしないと私は落とされるのでないかと心配だと思うのですが・・・。

彼女らの乗り方はまさに曲芸。

横掛けにしたバッグを持った手をひざに置いてちょこんと腰掛けている人がいるとかと思えば、時には、座ったままお化粧をしている人までいます。

これにはたまげてしまいます。

「ひっくりかえったらどうするの?」と見ているほうが恐ろしくなってしまいます。

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