最近、思うだけで考えるとことをしなくなった人が増えてきているような気がします。
「いや、自分はよく考えているよ!」という人がいても、「その考えを行動に移していますか?」と尋ねたくなります。
考えていても行動しない人を見ると「そんなことなら意見するなよ」「相手のことを恨ましがるなよ」「自分でやって見せればいいじゃないか」などと、言いたくなってしまいます。
とかくこういった人は、他人の事にはあれこれ意見を言うのですが、自分のことについてじっくりと考えている人がいないように思います。
でも、人は自分をじっくり見直すということはとても大切なことだと思っています。
どんなに些細なことでもいいのです。
思うだけでなく考えることです。
この行動があってこそ、人は成長していくのだと思います。
苦難を乗り越えていくことにより、人は成長していくと思うのです。
自分の存在というものは、とかく苦しさを感じたときにしかわからないものです。
それは空気と同じ、あるいは心臓の動きと同じです。
日頃の生活でこれらを意識することはありません。
意識するとすれば水に入った時に、息苦しくなったり、心臓がドキドキした時位ではないでしょうか。
でも、空気が薄くなればどうなるでしょうか?
汚くなればどうなるでしょうか?
心臓を大切にしないとどうなるでしょうか?
こういったことを意識することで、幸せで長生きの出来る人生を送ることが出来るのではないでしょうか?
人生も同じだと思うのです。
「人生」と難しく、固く考えなくてもいいと思うのです。
今日起きたいい事や楽しかった事、あるいは嫌であったことが「なぜ起きたのか?」と考えることは大事なことだと思います。
そして、自分がこの世に生命を与えられたのは、何か理由があると常に考えてもらいたいと思います。(私は決して宗教家でありません。ただ命を大切に思っているだけです)。
その命を本当に大切に思うのなら、きっと自分の人生には辛い・苦しいといった事は起きていないのだと思うのです。
苦しいと感じているのはその時の自分だけです。
将来、そのことを思い起こしたら苦しくないと感じるかもしれません。
今の自分にとっては苦しいと感じたら、それはその次ぎに起きることに対しての喜びを大きく深く感じてもらいたいと神が与えたエネルギーなのではないでしょうか?
寝床に入ってからでもよいですから、是非とも一日を振り返ってみてください。
人生がきっと楽しくなりますよ。
幸せを感じますよ。
ストレスなど吹っ飛んでしまいますよ。