ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

感性の変化

2013.04.12

今年の東京の桜はあっという間に散ってしまいましたね。

開花が目立ちだしたのは3月半ばごろから。

その後は気温が一挙にぐんと高まり10日間程で満開。

週末に花見へでもと思っていると、今度は強い雨や風によりあっという間に散ってしまいました。

この間、私は残念ながら出張で日本を離れていたため、きれいな桜を見ることができませんでした。

桜の下で毎年宴会を催すというわけではないですが、上野公園などをぶらりと歩きながら、皆さんが楽しそうに宴会をやっている姿を見るのがとても好きです。

春を満喫し幸せそうで、元気いっぱいですからね。

夜のライトアップされた桜もきれいですしね。

最近は季節の変わっていく姿にとても気持ちが高まります。

今までは季節の移り変わりの美しさを見ると「きれいだな・・・」と、当然の事として感じていたのですが、最近は味わい深さを感じます。

この感じ方を表現するなら「しみじみと感じる・・」とでも言うのでしょうか?

年を経るにつれて感覚は一般的には鈍くなっていくものですが、美しさについては何だか違うような気がします。

むしろ美意識は研ぎ澄まされていくような気がします。

また先日、TVを見ていましたら灘高校の伝説の国語教師といわれた橋本先生(先生の授業は1冊の本『銀の匙』を3年間かけて読み解くというもの)が100歳になられたのを機に取材が行なわれていました。

そこでは、「先生にとって長生きとは何ですか?」という質問に「神から与えられた自分の命というこの貴重な時間を大切にまっとうすることだ。」とお答えになられていました。

100歳といったご高齢においても、今尚、部屋に多くの書籍や文献を広げ、生徒たちのためにその『銀の匙』を読み砕くための資料をランプの下で一心に行っておられる姿に強く心を打たれましたね。

その姿はまさにいつまでも修行ととれました。

100歳であるにもかかわらずひたすらにペンを力強く走らせる橋本先生。

本当にすばらしい方ですね。

「どうしてこういった生き方ができるのか?」と、放送を見ながら何度も今の自分の生き方を考えさせられました。

自分を動かすそのエネルギー、これはどんなエネルギー係数で表現されるのでしょうかね。

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