ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

受け入れ拒否問題。

2008.12.05

最近は、医療事故の問題が多いですね。

特に気になるのが患者の受け入れ拒否問題。

その中でも様態悪化の妊婦あるいは新生児を受け入れる事ができなかったことにより死亡したという事件です。

実に痛々しい事です。

受け入れ拒否問題の原因は、医師の不足。

「患者受け入れ時に別の患者の治療に担当医師が当たっていたために対処できない状態であった。」

こう言われてはどうしようもないです。

搬送する救急隊員も様態悪化の患者を目の前にして、病院と長々交渉することもできないでしょう。

一刻も急ぐような場合には、すぐに別の病院に問い合わせざるをえません。

また、新生児を受け入れる病院に対してはNICU(新生児特定集中治療室)がなければいけませんし、こういった設備を持った病院は限られます。

さらに、この場合は24時間体制で医師を常駐させていないといけませんし、3床のNICUに対して1人の看護士を配備しておかなければいけないといった法律の規制があるそうです。

こうなるといくらNICUがあったとしても体制が整っていない限り、そのNICUは使えないことになります。

法律を犯してまで新生児を受け入れることは、病院も万一のことがあっては困るので絶対にできないというのも理解できます。

また新生児ですから一旦入院してしまうと、なかなか退院できず2ヶ月以上はそのNICUに空きがでないといった現状もあるのでしょう。

「人手がない」「法律的に受け入れができない」といったこれらの原因はどのように解決して行けばいいのでしょうか?

人手に対しては「機械化」と「人材の育成」しかないのでしょう。

特に人材の育成に対しては時間がかかることですから、やはり海外からの受け入れを増やすしかないと私は思っています。

海外からの受け入れの際に、来てくださる方々は自国より日本で働けば高給又は知識・技術を得られるといった魅力を感じるでしょうから、やはり発展途上国の方々が中心になることでしょう。

しかし、実態は・・・

その国を見るとやはり医療関係者の不足が深刻な問題です。

医師のいない地域だって少なくはありません。

そういった国より、日本が困っているからといって、こういった方々を積極的に招きいれてもいいのか?

やはり日本人として悩むところです。

人の命は、全て等しく、亡くなってしまえば二度と戻らないかけがえのないもの。

そこには国力など関係はありません。

日本のわがままは通用しません。

しかし、一方では「日本に行きたい」というその方の意思をその国としては止めることはできません。

意思の尊重、人の命と自分の自由とは何か?

非常に考えさせられる難しい問題です。

しっかりと手を洗いましょう。

2008.11.28

デパートでは、エスカレーターの手すりにタオルを当ててきれいにしながらお客様に挨拶をしているレディーを見ることがありますよね。

多くの方が来店するデパートでは、お客様には必ず手すりにつかまっていただくように促しています。

ただ、皆さんが障る手すりは、ばい菌の住かでもあるのです。

ですから、いつもきれいにしておかなければならないと言うことで、こまめにタオルを当てて掃除しているわけです。

あと、電車内のつり革やポールも多くの人がつかむために、ばい菌の住かになってしまいます。

皆さん、当たり前のことですが外出から帰ったらしっかりと手を洗うようにしましょう。

これから寒くなります。

くれぐれも体調管理のための予防策として、しっかりと手を洗いましょうね。

地下鉄の出来事 in Soul

2008.11.21

今回は、ソウルの地下鉄で経験した出来事です。

私が座っていると、2歳ほどの子供を連れた女性が乗車してきました。

次の駅で私の座っている席が空いたので、女性は子供をしっかりと抱っこして座りました。

そして、膝の上で子供にあれやこれやと話しかけながらあやしていました。

その横では携帯電話で大きな声を出して電話している女性がいます。

でも、車内の客は全く気にしていない雰囲気です。

『韓国では車内の電話をすることは気にしないんだ。』などと思っていたら、

今度は、さらに大きな女性の声が。

その時、私は本を読んでいたのですが、あまりに大きな声がするので本から目を離し、

その女性の方に目を向けてみると・・・

その女性は電話をかけているのではなく、小さな物を皆に見せながらそれを車内販売しているのです!!

どのような品物かは解らなかったのですが、その女性のトランクには商品パネルが立てかけてありました。

『角質削り用の美容ヤスリ』

この商品を車内で大きな声で説明しているのです。

5分ほどして注文がないことを確認し、今度は同じ車両の後方でまた同じことを始めていました。

『一生懸命という姿勢は評価するけど、すこし場所を考えてもらいたいな。ちょっと自分勝手すぎるように思うのだけど。うるさいのが嫌な人もいるのだし、新聞や本を読む人、寝ている人もいるのだから迷惑に思っているはずだよ。』

と、一人思いながら・・・

私は再び本を読み出しました。

すると今度は、私の左側に座っていた子供を膝に乗せていた女性が、私を挟んで右側の女性に大きな声で話し出したのです。

それに答えて、私の右側の女性も大きな声で話し出すではありませんか。

『そこまで大きな声をださなくてもいいだろう。こんなに近いのだから。。。私は本を読んでいるのだよ。これでは本が読めないよ。』

そう思っていたら、今度はこの右側の女性が、子供の手を触りたいのか?私の読んでいる本の上を横切るように手を伸ばしてくるのです。

私に見えるのは、小さな本の文字でもなく、女性の腕!!

これには、びっくりしました。

子供が嫌がると腕を引っ込めるのですが、何度も腕を伸ばしてくるのです。

もうダメだと、席を立とうと思ったら。

今度は、子供を膝に乗せていた女性が向かいの席に座っている見知らぬ女性と大きな声で話し始めるのです。

おそらく、向かいの女性が子供に目くばせしたり、微笑んだりして、子供と遊んでいたからなのでしょう。

『かわいいお子さんですね。』と声をかけられたのか?子供を膝に乗せていた女性は嬉しそうに応えてました。

それはいいけど、そんなに大きな声を出さなくてもいいでしょう。

しばらく、その会話も続いていました。

いやいや参りました。。。

日本でも若者の失礼な態度がよく見かけますが、韓国での女性の色々なパワーには圧倒された出来事でした。

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