ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

カタツムリ料理

2017.08.04

今回のタイは、羽田よりJALの深夜便でやってきました。

時々この便を使っています。

理由はバンコクへ早朝着き、イミグレーションも混んでいないし、朝から仕事ができるためです。

しかし、今回はイミグレーションにはものすごい人が並んでおり、ここで70分も待つことになってしまいました。

こんな事は初めてでしたので「ホテル」に着きフロントに聞いてみると、「おそらく欧州人のバカンスシーズンのためじゃないかしら・・」との答えでした。

言われてみればそういった感じがするものの、やはりタイは人気国でありLCC便も増えているのかもしれませんね。

とにかく、早朝の到着でこういった状態ですからで、他の時間帯での到着であったならどうなのでしょうかね。

皆さんもタイに行く際にはこの点を気を付けてくださいね。

一方、こちらに来てから気温はずっと30度ほどで、たまに雨が短時間だけ降るだけなので、非常にしのぎやすいです。

今日は一日中雲が覆っていたので、日も強くなく外出しました。

外に出てみると、少し雨が降っていたらしくホテルの周りの歩道は濡れており、そこにカタツムリが何匹かはい出ていました。

「こんなところに、大きなカタツムリがいるのか?」と思うほどです。

考えて見れば、ホテルは郊外にありますし、これだけ周りに草木があればカタツムリにとっては絶好の場所でしょう。

もぞもぞと動くこのカタツムリをじっと見ながら「田舎に行けばもっとカタツムリはいるのだろうけど、今までにタイでカタツムリの料理(いや、エスカルゴ料理というべきなのか)など見たことがないな、タイの人はタガメやコオロギなどをフライにして食べるけど、カタツムリは食べないのかな?このカタツムリは食べられないのであれば、品種改良でもして食料に出来るようにすればいいのに・・・。 いや、そんな事をしなくてもタイは食が豊富だからいいのかな?」などとつまらぬ事を考えていました。

そして、ふと自分の若き時代を思い出しました。

27歳より北アフリカのアルジェリアに駐在していたのですが、独立前はフランス領であったこともあって、この国ではフレンチレストランも多くあり、そこでは美味しいカタツムリ料理を食べることができます。

また、市場に行けば時々生きたカタツムリが売っていることもあります。

私はフレンチのカタツムリ料理がとても好きなので、ある時、市場で見つけたので、たくさん買って料理をし、仲間と一緒にワインで楽しもうとしました。

しかし、生きているカタツムリの料理の仕方がわかりません。

仕方がないのでとりあえず塩を少し入れたなべで茹でてみたのですが、どうもムール貝の塩ゆでのようにはいきません。

そこで、ゆで上がったカタツムリの中身をカラから取りだして、これをフライパンでオリーブオイル、バターにニンニク・塩・唐辛子・コショウを加えて炒めてみました。

でも、カタツムリのネバネバが出てきて、どう見てもおいしそうでないのです。

そこで、一端カタツムリをフランパンから出し、これに小麦粉をまぶして再度フライにし、食べました。

今となってはその味はあまり覚えていないのですが、「とてもおいしかった!」といった記憶はありません。

せっかく大きなカタツムリを60個ほど買ってきたのに、「失敗、残念!」と思ったような気がします。(やはりカタツムリ料理は難しかった!!)

後からアフリカに長年いた先輩に尋ねましたら、生きたカタツムリはしばらくの間小麦粉を餌として与え、体内をキレイにした後に料理をするのだと言っていました。

でも、その後はどうやっておいしいフランス料理にすればいいのでしょうかね? 

今ならインターネットで調べられるかもしれませんが、当時は情報なしですし、さすがに
生きたカタツムリの料理方法は掲載されてないかもしれません。

でも、青春時代のよい思い出です。
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心を見つめる大切さ

2017.07.28

昨年、相模原市で起きた障害者施設殺人事件(19人が刺殺され26人が重軽傷)は大量殺人事件となり世間を騒がせました。

犯人は「この人達は生きていても役に立たない」と思って殺した」と言った動機を述べたことに対し、記者が障害の子供を持つ家庭を訪ね、そのお母さんに今回の事件へのインタビューをしたTV放送を見たのですが、そのお母さんの回答に私は大変心打たれました。

その発言内容は、「私はご覧の通り、知的障害を持った子供(TVで見た感じ年齢は16歳位?)がいます。確かに世間からはこういった人たちが白い目で見られていることは確かです。私もそのことはよくわかっています。この子は口を開き、顔をゆがめよだれを垂らして声を上げていますから、確かに周りからみられれば変な表情ですので、障害と理解しているものの、なんとなく避けたくなる気持ちになるのも仕方がありません。でも、私にはそれが変な表情と全く感じられないのです。その表情から感じるのはただ一つ、子供が心から喜んでいることだけなのです。だから、その表情がとっても可愛いいのです。とても好きなのです。いつまでもこの喜びの顔を見ていたいのです。確かに、こういった子供と一生、生きていくことは実際に大変でしょう。それは自分でもよくわかっています。でも、私は幸せなのです。
(途中省略)

こういった主旨をニコニコしながらおっしゃられていました。

実際、我々は多くのことに関して視覚により感情が大きく左右されます。

でも、そうではなく、このお母さんは根本を見つめることの大切さを、子供への愛を通じて語ってくれたように感じています。

短い言葉でありましたが、私にとっては何だかとても印象に残る言葉であり、
最近人間の心の醜さに少し疲れていた私の心をとてもさわやかにしてくれ、晴々とした気持ちになりました。

また、その話を聞きながら自分も小学生時代のことがうかんできました。

当時、私はバスで学校に通っていたのですが、いつもお母さんに車椅子でバス停まで連れられてきていた小児麻痺の子がいました。

そして彼がバスに乗る時、自分をはじめバスを待っている子供たちが、荷物や水筒を持ったり、車椅子を持ち上げるお母さんを手伝ったりしていました。

お母さんはいつもニコニコ顔で感謝し、彼も首をぐるぐると回したり手をばたばたさせたりして、バスに乗り込むのを楽しみにしていました。

純粋な気持ちで一生懸命お手伝いしていた自分の小さい頃の思い出を呼び起こしてくれたのは、まさに今回のお母さんのお話でした。

お母さんに感謝です。

追記

2017.07.21

この報道を受けて私がプエラリア・ミリフィカを含む健康食品を販売しているサイトを閲覧しましたところ、商品を高品質に見せるために、いい加減な表現があったり、偽りを述べているものもありましたので、この場を借りてそのいくつかをご参考までに記載させていただきましたのでご覧下さい。

例えば:
1) AAAランクの品質レベル
・・・プエラリミリフィカにおける公の品質規格は存在いたしません。

2) タイ・メディカルハーブ協会
・・・このような協会は現存しておりません。

3)多くの雑誌に掲載されました
・・・他社の製品の雑誌掲載画像を自社製品が掲載されたかのように掲載や表現をしている会社が存在します。ですから、ページに乗った商品画像を掲載していません。

4) メーカー直販です。
・・・ダイレクト販売のような表現ですが、実は販売店はメーカーの直販店でなく、単なる小売販売店です。

5)自社で製造しています。
・・・実際は自社製造工場などはなく、自社での製造品ではありません。

6)「○倍を含有」
・・・根拠となるデータの掲示がしてないので、その真偽は疑わしいです。(何故、その理由となるデータを掲載していないのでしょうか?)

7) 掲載されている証明書、分析書などの文字をぼやけ処理していて解読できない
 ・・・証明書の内容を確認したいのになぜ見えないように隠す必要があるのでしょうか?

8) 輸入製品などの場合
・・・製造許可のない工場で製造された品もございます。一般にはGMP取得工場で製造されていますが、そのライセンスのないような工場で作られたような商品は避けた方がよいでしょう。

GMPの認定工場か否かを調べるには、その工場のある国のFDAインターネットホームページ上で公開される「GMP認定工場リスト」で簡単にできます。

例えばタイ国であれば、http://drug.fda.moph.go.th/zone_gmp/gmpenglish.asp

私は今回の閲覧を通して、何故、嘘までついて商品を売ろうとするのか、そういったことを行っている企業の姿勢が理解できません。もっと誠実に販売活動を行ってもらいたいと思います。

私としては社会への責任をしっかり持ち、心から消費者のことを考え、プエラリア・ミリフィカのすばらしさを世の中に広めたいといった強い気持ちのある企業があれば、この成分を私たちと一緒に研究してもらいたいと思います。

販売会社は利益だけを追いかけるのではなく、消費者が安心して購入できる環境を作ることを大切にして欲しいです。販売会社は今回のことを通じて是非深く考え直してもらいたいと思います。

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