ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

自分自身の目で確認しないと真実はわからない

2016.09.26

どの時代においても、「この宣伝は本当のことを述べているのか?」と、疑いたくなる商品があります。

皆さんはいかがでしょうか?

特に私はTV宣伝でそれを感じます。

多分それは、目と耳から大げさな表現で入ってくるからなのでしょうか。

「なっ、なっ、なんと!一ヶ月で16cmウエストダウーン!」「○○さんにおいては20cmもダウン・・」「あの醜いポッコリお腹もこの通りスッキリと!」など、驚きの声と喜びの声が画像に合わせて大きく流れます。

また、美白化粧品サプリなどにおいては「この商品、私が証明します」などと言って、商品を紹介するために出て来た女性は、ご自信の肌を見せ、白さや滑らかさなどをアピールします。

視聴者はそれを見て「これをつければあのように白くキレイになるのだわ!」と思うのでしょうか、「ただ今、たくさんのご注文をいただいております」というテロップがTVに流れます。

しかし、健康・美容分野で活動している私などにとっては、その商品がどこまで効果的なものかどうかはすぐにわかります。

宣伝を聞いていると、ごまかしている内容にもすぐに気がつきます。

実際のところ、自分が今まで見てきた商品で評価できる商品はほとんど「ゼロ」と言っていいでしょう。

その理由とは、ダイエットにおいて3Kg以上痩せるということは実は大変なことです。

特に多くの方が痩せようとしているお腹周りだけを痩せるということはほぼ不可能です。

もし、お腹が16cmも痩せるのであれば当然、女性の場合はバストも小さくなり、顔も痩せます。

でも、TVではそういったことはほとんどありません。

痩せているのはお腹ばかりです。

その上3kg痩せるという事は、体重が100kgであれば別ですが、一般の52kg前後の女性であれば3kgは6%という数値にもなり、3kg=新生児の体重です。

こんな大きな肉の固まりがちょっとした行動だけで1ヶ月で減少するはずがありません。

もし、ここまで痩せるには、睡眠を少なくし、さらにほとんど食事もせずに運動ばかりするのであれば可能でしょう。

でも、これをやれば必ず顔にもその結果は現れます。

もし、ダイエット前とダイエット後の顔写真に差がなければ、どちらかの写真を加工処理しているといっていいでしょう。

3kgとはそれほど大きな数字なのです。(新生児の大きさを両手でイメージしていただければ誰でもわかることでしょう。)

また、「私を見てください」とか「私が証明します」などといった表現では、現在を見ればその方は美しいかもしれませんが、「本当にそれだけでキレイになれているのか?」といったら、おそらく99.9%嘘だと思います。

そんなことが起きるわけがありません。

私たちは今TVで彼女を見てキレイと感じていますが、それは一時的に化粧をした女性にすぎません。

実際の彼女の日々の行動は全く知らないのです。

多くの美容商品の宣伝に出演なさる女性の多くは、宣伝で綺麗に見せなければいけないので週に最低2回はエステに行きます。

宣伝に全てのエネルギーを注ぎ、自分に磨きをいれます。

そして毎日サウナに入ったり、適度な運動をしています。

そして、日中は日焼けをしますからなるべく外出はさけます。

一日中部屋で過ごすといっても過言でない生活です。

こういった生活があっての中で、サプリや化粧品を取り入れているだけです。

つまり、彼女らの行動は一般女性や主婦の行動とはまったくかけ離れた生活なのです。

この行動も自分らが販売する商品のためです。

商品が売れればこういった行動を続けることが出来ますし、続けなければ売れません。

でも、時間と共に皮膚も衰えてきます。

たるみが出て、潤いも衰えてきます。

それは仕方がないことです。

どんなことをしても無理です。

ですから「私が証明します」などと言っても、2年もたてば宣伝できるような容姿やお肌を保つ事が難しくなり画面から姿を消していきます。

つまり、あれやこれやと体に色々なことを行っても歳には勝てないのです。

ましてや、その宣伝商品だけで美しさを保つことは無理なわけです。

私がやるなら決して自分を見てくださいなどとは言いませんね。

たとえ、どんなにすばらしい商品でも、それだけでキレイになることは絶対にないのです。

日々の食生活、睡眠、精神の安定、きれいな水、きれいな空気、遺伝、運動、家庭環境、過去の生活内容など色々なファクターが係わりあって美は作り出されるものです。

私はそう思っています。

ともあれ、宣伝内容だけを信じるのではなく宣伝の裏にある行動も考えてくださいね。

癒しの創作品

2016.09.16

今年の夏は非常に猛暑でしたが、やっとその暑さから開放されてきました。

さて、皆さんも自分の部屋に色々なものを飾ったりしていると思います。

あるいは、アロマを焚いたり軽音楽を流したり、ペットを飼ったりとリラックスできる部屋作りをしているのではないでしょうか。

私も同じように色々なものを部屋に置いています。

特に癒しを届けてくれるものには力を入れています。

それは草花であったり、アクアリウムであったり、ライトデコレーションであったり、時には磁器であったりします。

そして最近、気に入っているが「森林のせせらぎ」をイメージした創作品です。

草木に水がしとしとと流れ、山の中のすがすがしさをイメージした作品です。

草木や自分で集めた石や流木に草花をおいた簡単なものですが、とても見ていて気持ちが
落ちつき心が和みます。

そして、私はその中に赤い「楊貴妃」というメダカを数匹入れています。

水槽に入った魚を横から眺めるのもいいですが、上から小さな魚たちが楽しそうに泳いでいるのを見るのもいいものです。

是非とも皆さんも作って楽しんでいただきたいと思います。

季節に合わせて草木を替えてみるのもいいでしょう。

創るのも楽しいですし、眺めるのもとても楽しいですよ。
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ブランド品

2016.09.12

今週はタイでした。

活気のあるバンコクの大きなモールの中に入るとアパレル、土産物、バッグ、サングラス、時計、置物、スマホのアクセリーなど、あらゆる分野の様々な商品が売られています。

「こんなに多くの店があって、儲かるのだろうか?」と、買う私が心配になってしまいます。

実際、アパレル店でシャツは一日何枚売れるのでしょうか?

5枚それとも10枚。

いや、観光客であれば土産もかねて一人3枚から5枚買うかもしれませんから、1日に20枚ぐらいは売れるのでしょうか?

ちょっと私には見当が付きません。

そして、これらの店屋には、ほとんど値段も材質の差別化もありません。

ですから、商品を見てくれたお客をいかに逃がさずに売りつけるかが勝負なのでしょう。

なかなか厳しい商売ですよね。

お客も自分の思った商品を値引きしてくれなければ買わずに帰ってしまいますからね。

でも、店屋の人が、朝から夜まで頑張って働いていることにすごさを感じます。

それがこの方々の生活ですから仕方がないと言えばそれまでですが、私はその努力を評価しています。

また、モールを歩き思うことはブランド名を付けた、いわゆる「コピー商品」が多い事です。

「コピー商品」と言えば隠れて売られるものだというイメージですが、アパレル、特にTシャツなどに関しては全くこういったことにはお構いなしのようです。

どの店でも店頭に飾られており、堂々と置かれていますからね。

でも、私はTシャツまで高価なブランドを目指す必要はないように思っています。

なぜなら、暑いタイではTシャツは毎日着替える消耗品なのですから、色とサイズが自分に合えばそれでいいわけです。

たとえいくらブランド品が安価に買えるとしても、大きな魅力はありません。

むしろ、消費者にとっては色々なシャツをたくさん持って、楽しむことを選ぶでしょう。

実際ブランドのコピー商品を買い込む人はほとんどいません。

たとえ買ったとしても、ブランド品のコピーというよりは、一般商品という位置づけのような気がします。

このようにブランドのことを考えながらプラプラと歩き回っていると、ブランドの姿が見えてきます。

ブランドは大きく分けて二つです。

一つ目は値段とは関係のない一般大衆のブランド品。

二つ目は価格も高く、希少性により成り立っているブランド品です。

そして、人間は注目されたいという思いが強いので、後者を持ちたがります。

つまり、ブランドの要諦を考えると、高級品というのは人の欲求を満たすものであり、大衆ブランド品とは安心感を与える品と言えるのではないでしょうか。

ブランド品でもその本質は全く違うのです。

そして、高級ブランドから大衆のブランドへと変遷しているのが、まさにT シャツの世界というわけです。

でも、もしかしたらブランドメーカーは違った考えがあるのかもしれません。

ブランドメーカーがTシャツを出すことによってそのコピー商品が出てくることを期待し、安いコピー商品が売れれば自分のロゴマークが市場で広まり、ブランドの宣伝の役に経つと考えているのかもしれません。

これもまたすごい戦略ですがね。

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