ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

中年からの顔のたるみとシワについて

2014.07.04

普段、会社へは歩いてくるために多くの方の顔をじっと見ることはありません。

もし電車を使っての通勤であれば、対面の方の顔を少しは良く見るチャンスができると思うのですが。

というのも、最近40歳〜50歳の女性の方と美容のお話しをしていると、出てくる話題のほとんどはシミとシワそして顔のたるみです。

そして、これらに対してどのような化粧品を使えばいいか、どんなサプリを飲めばいいかといった事がやはり話題となります。

シミについては、この年齢で増えてくるシミのタイプは「肝班」ですが、医薬品では私はやはり「トランサミン」をお勧めします。

そして「すでにお顔に現れているものをすぐに消す事はできないので、普段はコンシーラやファンデーション等で隠すしかないでしょう。」とお話ししています。

その理由は、シワやほうれい線については色々な化粧品がでていますが、これらはすぐにでもシワが消えそうな感じの表現を使って商品をお勧めしています。

しかし私が成分を見る限り、ほとんどその宣伝内容と現実の状況は違うと言っていいでしょう。

まして顔のたるみが、化粧品を塗ってすぐ変わるなどといったことはありません。

あるとしたら、その化粧品の成分中に接着剤のように塗ると縮むような成分が入っていない限り、そういった事は起こらないと言ってもいいでしょう。

世間では年齢を判断するときに「ほうれい線」で、判断するという人が40%ほどいるそうですから、女性にとってはやはりほうれい線対策は大事な問題といえるでしょう。

ほうれい線が出来る一番の原因は、普段のクセによって作られるシワと、ほほを支える筋肉が柔軟性やハリを失い、支えきれなくなることが原因で出来るシワの大きく2種類があります。

中年女性のほうれい線の原因のほとんどは、後者の加齢が原因です。

物理的な方法であれば、このほうれい線の部分にヒアルロン注射を打ち、皮膚を膨らますか、あるいはそこの筋肉を動かさないようボツリヌス菌注射を打ち皮膚を麻痺させるしかありません。

しかし、顔のたるみを含め筋肉の衰えが原因の場合がほとんどですから、やはり筋肉を鍛えることしか最終的な対策はないと思っています。

特に使わない表情筋は衰えていくわけですから、これを鍛えなくてはいけません。

口周りやあごの筋肉が衰えると、ほほのたるみにつながりますからね。

意識して口を動かしたり、顔の筋肉(表情筋)を使うようにすることです。

決して難しいことではありません。

また、メガネが合わなかったりすると眼を細めて見がちになり、これにより目の周りに小じわが増えたりしますから、こういった点にも気をつけましょう。

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