ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

思い出。

2008.10.10

今月5日に、名俳優の緒方拳さんが亡くなられました。

その訃報を聞き、多くの芸能関係者の方が生前の緒方拳さんの思い出を語っておられました。

その思い出話を聞きながら、

『思い出』って、どういうときに起きるのだろうか?と、ふと思いました。

私は五感の中では視覚が一番記憶に残るものだと思っています。

「百聞は一見に如かず」と言ったことからも、そうなのだろうと思っています。

でも、『思い出』は違うように思います。

子供頃の『思い出』や青春時代の『思い出』を呼び起こすのは、私にとっては「匂い」や「音楽・音」であったりする方が実は多いのです。

皆さんはどうでしょうか?

街を歩いていてふと漂ってくるこの匂い「そういえば、子供の頃、レコード工場の裏で鬼ごっこして遊んでいると時にかいだ匂いだ」とか「海外旅行であの街を訪れた時の匂いだ」とか、その「匂い」でその頃の行動を思い出します。

また、昨夜はあるテレビ番組で「この40年間における心に残る歌」と題して色々な音楽を流していました。

それを聞きながら、「あの時はいい青春時代だったなあ〜。皆で駆け込んだ居酒屋でかかっていたいたよな、この歌。」「彼女とうまくいかなく落ち込だ時に流れていた喫茶店での音楽。」などと、「音」からの『思い出』って、案外多いものだなと感じました。

ですから、『思い出』作りには「香り」や「音」が大事なんだと思います。

ですから、音楽の世界にも「匂い」がついた音楽などが出てきてもおかしくないように感じています。

映画などは映画館と提携してこういった工夫をすればいいのに。

突拍子もない話となってすいません。

皆さんも子供や相手に『思い出』を与える時は、この「音」と「匂い」を少しは気にして行動してみたら、いい『思い出』を一生与えることができるかもしれませんね。

お母さんが口ずさみながら、おいしい玉子焼きを作っていた。

あるいは、まな板でコットンコットンと大根を切る音などもそうですものね。

思い出はまさに人生の宝ですから・・・。

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