ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

大寒波のソウル

2011.01.28

先週は韓国に出張でした。

現地から「こちらは寒いので暖かい格好で来てください」とのアドバイスを受け、自分なりに防寒の準備をして行きましたが、それではとても足りませんでした。

なんと、現地につくと-13度です。

この温度で風が吹くと体感温度は-17度位ではないでしょうか。

天気は晴れていましたがとにかく寒いです。

そして寒いというよりも痛いです。

そのため、すぐに現地で買ったものは耳カバーのついた帽子、そして、2m20cmの長いマフラー。(この長さがあれば口や鼻までカバーできますからね)

さらに、日本からはズボンの下にはくスキータイツを持って行きましたが、一般的なものでしたのでこれではまだ寒く、もっと厚めのものを購入。

これでOKかと思っていたら、到着翌日には今度は雪に。

ビジネスシューズでは行動できないと防寒靴を買いました。

こうなるとまさにファッションなんて関係ありません。

「ここまできたら、もう現地化だ!」と思い、とうとう綿の入った防寒ズボンまで買ってしまいました。

付き添いの社員に「この格好で訪れたら相手の方に失礼ではないかな?」と相談したら、「そんなことないですよ。韓国は寒いから皆同じですよ。」と。

「そういうものか・・・」と自分でも納得。

マフラーで鼻まで顔を覆い、耳カバーのついた帽子を深くかぶり、そして肩からビジネスバッグをかけ、ダブダブした防寒ズボンに防寒靴、そしスキー手袋のような厚い手袋、まさに自分では寒冷地にいるテロリスト「アルカイダ」に間違えられるのではないのかと思ったほどです。

ともかく、今韓国はとてもとても寒いです。

でもこの時期、ソウルではおいしい海産物が盛りだくさん。

見ただけで体が温かくなりそうな「なべ料理」が格安で食べられます。

また、渡り蟹のキムチ、唐辛子を使ってないしょうゆ味の蟹キムチもあちこちで売っています。

他にもおでん、できたての豆腐、各種屋台と・・・、まさに、これらは今がシーズン。

そして、2月の旧正月に向かいバーゲンセールをあちこちでやっています。

観光ということでなければ、女性の方にとっては航空券も安いですからねらい目のシーズンといえるでしょう。

是非、行ってください。

でも、寒さと肌の乾燥には要注意。

リップクリームや保湿化粧品はお忘れなく。

サンゴの美しさを知ってもらいたい

2011.01.21

私の趣味の一つにダイビングがあります。

これにともない海水魚を飼うのも大好きです。

きれいな熱帯魚とサンゴを見ているととても気持が休まります。

最近はどちらも好きなのですが、実はどちらも一緒に飼うことが難しいのです。

熱帯魚によってはサンゴをつついたり、食べてしまったりします。

また、魚がキレイだからといって多くの魚を入れると水も汚れやすく水質が悪くなりがちになりますので、サンゴにとってはよくなく水質管理が大変となります。

私のような出張が多い者にとっては、大変無理があります。

ですから、サンゴの水槽には魚はたったの1匹しか入っていません。

でも、とてもキレイな黄色一色の魚です。(ハワイ出身のキイロハギ)

そのため最近はサンゴに凝っています。

ごつごつした感じのサンゴを「ハードコーラル」といいます。

一方、ゆらゆらと揺れるゼリーのような感じのサンゴが「ソフトコーラル」といわれるものです。

どちらも特徴を持ち地上にない美しさをもっています。

しかし水質が悪くなるとすぐに死んでしまいます。

光の強さも非常に大事です。

水中では地上のようにランプの光がすべて届くわけではないので、かなり強い光を与えないと鮮やかな色が出なかったり死んでしまったりします。

無論、水温管理も大事です。

私は0.1度単位で管理しているほどです。

でも、欠点が一つ。

このサンゴが高いのですよね。

種類にもよりますが一品、約7000円といったところでしょうか。

「何故そんなに高いの?」といいたくなりますが、海外からもってくるのには温度の変化に敏感ですから、輸送が難しいといったことがあるのでしょうね。

多分死亡率も高いのでしょう。

大きくなるのにも時間がかかります。

そして、すぐには売れるものではありません。

お客さんや、売る場所も限られるといったことなどがあるのでしょう。

また、買ったとしてもこれがうまく育ってくれるわけではありません。

場合によっては1ヶ月も経たずにダメになってしまいます。

環境の変化では一日で死んでしまいます。

ですから、お金のかかる趣味ともいえます。

冬になりますとキレイな花が街にたくさん出てきます。

シクラメンやランなどがあちこちで売られていてとてもキレイですね。

「こちらを買ったほうがお金の無駄遣いはないのかなぁ。」と思うことも時にはあります。

でも、ランプの消えた暗い部屋の水槽の中でゆらゆらと揺らめくサンゴ、そしてボンプから流れる音、光に照らされたサンゴの美しさはやはり地上で味わえる美しさとは違うのです。

凧揚げ

2011.01.14

正月といえば今の子供たちは何で遊ぶのでしょうか?

やはりゲームなのでしょうか。

でも私は中学3年生位までは、野原に行き凧を揚げていました。

凧揚げは釣りと同じように一本の糸を通ってその振動が手にぐいっ、ぐいっと伝わってきます。

それが気持ち良いのです。

また、自分のちょっとした手の加減で凧が右にいったり左にいったり、さらには上昇を続けてくコントロールがまた楽しいのですよね。

風の様子を見ながら糸の張りを調整して凧を空高く揚げていくことが本当に楽しかったですね。

空高く揚がればまた風の流れが変わります。

「ああ、上の方は流れがちがうんだ」と見えない空気の流れをあれやこれやと考えていたものです。

田舎に行けば、実に多くの凧が飛んでいたのを思い出します。

めちゃくちゃ高く飛んでいる凧もありました。

「どうしたらあんなに高く揚げることができるのだろう?」とうらやましく思いながらも「僕だって、糸さえ長ければできるに違いない」などと考え「でも、長い糸を買うにはお金がいるし・・・、どうしよう」「長い糸、長い糸・・・・、そうだ! 釣りのリールを使おう」と、早速釣り竿を出して準備にかかりましたが、思ったように高く揚がらなかったことを思い出します。

では、凧を高く揚げるにはどう作ればいいか?

尾はどういう形がいいのか?

何を使えばいいのか?

どのような場所で飛ばせばよいのか?

どのような日にいい風が吹くのか?

などと、自分なりに研究していたのを思い出します。

昨年ノーベル賞をいただいた根岸先生方もきっとあれやこれやと試行錯誤を重ねながら、度重なる失敗に自分が負けないように頑張ってきた結果なのでしょうね。

では、先生は何故、そこまで頑張れたのか?

それはおそらく自分の力を信じることができた強い精神力とそれまでの自信、そしてこれを発見することこそが自分の使命〔人生〕だと思ったのではないかと私は思っています。

「発見」、それは本当にすごいことです。

すばらしいことです。

心からそう思っています。

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