ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

虫下し

2010.01.29

タイの果物がおいしいことは皆さんご存知の通りです。

他にも自然に満ちたタイですのでおいしい食材はたくさんありますが、私がおいしいと思うものの中にジャガイモと野菜があります。

蒸かしたジャガバターなどは最高です。

そして、野菜も新鮮です。

日本の3分の1位の値段で買えます。

ですから、タイにいる時は毎朝たっぷりの野菜をとります。

そうですね・・、ドンブリで1.5杯ぐらいの量でしょうか? 

とにかくおいしいです。

まぁ、これでダイエットを図っている点もあります。

しかし、ドレッシングの内容次第では何の効果もないかもしれませんね。

私は、なるべくビネガーと塩で食べるようにしています。

そういった、野菜が好きな私ですが、あるとき友人から「加藤さん、そんなに野菜ばっかり食べているのなら薬を飲まなくてはいけませんよ!」と。

これ「えっ、何のこと」といった感じですよね。

皆さん、わかりますか? 多分、わからないと思います。

もう、日本ではこんなことがあまりないですから?

それはタイでは野菜を育てるのにまだ無農薬のものもたくさんあるので、自然いっぱいの野菜を食べておなかに寄生虫が湧くことがあるそうです。

ですから、その予防のために、3ヶ月に1回は寄生虫の虫下しを飲んでいるそうです。

言われてみれば当然です。

早速、私も薬屋に直行。

薬を買ってきました。

製品名は「Benda500」箱の中には錠剤が1粒はいっていました。

今回私の気づかぬ、いいアドバイスをしてくれた友人に感謝です。

なお、タイの子供たちはこの虫下しを定期的に飲んでいるそうです。

そういえば、今から40年ほど前の日本もそうでしたよね。

自分が小学生の時は学校で配られていましたからね。

小子化

2010.01.22

毎年、一月は「これからの日本とは」又は「今年の日本」といったように将来の展望に対して政治・経済などへ色々な記事が書かれています。

私も同じように、会社をどのように運営していくべきか、また今年自分は何を目標とするかなどといろいろな計画をたてますが、皆さんもきっと同じ事をしておられることでしょう。

そして、この思いをもち初詣に出かけ祈願したことでしょう。

しかし、最近特に思う事があります。

それは日本の将来です。

子供たちに夢を持たせたい、彼らに負担をかけさせない日本国創り。

そして日本を世界から尊敬されるような住み良い国にするにはどうすればいいのかといった、日本の将来を考える事がよくあります。

それは今、世界的に地球環境と言った大きな事に目を向けていますが、確かにそれも大事なのですが、その前に自分の足元であるこの日本の存続が危ないと感じるからです。

私が日頃思うのは「時の力」、すなわち時間のエネルギーです。

これはだれも止める事が出来ません。

ですから、将来起きることに対しては事前にしっかりと手をうっておかねばいけません。

そこで私が深刻に思うのが日本の少子高齢化問題です。

今の日本の平均年齢は45歳弱。

しかしこのまま少子化が進めば15年後の2025年には55歳ほどになります。

そして65歳以上の方が30%以上。

すでに年金生活が始まることを考えると勤労者一人で老人1人の面倒を見なくてはいけなくなるといった状態です。

そういった社会が来る事ははっきり今の時点からわかっているのですから、こういった負担や苦労を若者にさせてはいけないと強く思います。

もしそんなことになれば彼らは「誰のために働いているのか?」といった気持ちになる事でしょう。

ではその解決策は何か?

やはり若者を増やすこと、つまり子供を増やすことですが、今の女性の結婚観は「子供はいればいいけど・・・やはり自分の人生を楽しみたいわ」といったことで、結婚は35歳以降でいいわ。子供も一人でもいいわ」といった女性の方が多いようです。

この内容を聞く限り子供が増えていくといった期待感はありません。

この様な心理状態が続く限り少子化は防げません。

日本を良くするのにそれを築く人がいない、こういった時代に我々は今まっしぐらに走っています。

一方、高齢化が進み看護を要する老人もどんどん増えてくるでしょう。

しかし、その受け入れ施設も少なければ、それを十分に行う人手も我国にはありません。

ロボットで看護を行うのでなければ別ですが、基本的にこれを解決するには海外から看護人を呼びこむしか方法はないと思うのです。

でもその人数や条件に対して現在、国は規制を設けています。

それでは一体どうするのでしょう。

このままでは20年後先には看護を要するような老人が増え、街中では子供の声が聞こえなくなるような日本が訪れてくるのです。
我々は絶対にこんな日本にはしてはいけません。

我々はもっとこの問題に真剣に取り組む必要があるのと思っている私です。

また、政治もこの点をもっともっと強く国民に伝えなければ、皆も他人事のように15年や20年先のことを何も思いはしないと思うのです。

それほど皆も自分の生活でいっぱいであるし先の事を考えると言う事はむずかしいことなのです。

今、真剣にこれを考えなければ日本をつぶすことになるのです。

ともあれ、この問題には女性の協力がなければ絶対に解決できない問題である事は確かなのですから、女性の方も真剣に子供を生むとはどういうことかについてよく考えてもらいたいと願っています。

ロシア人が増えた (プーケット)

2010.01.15

先日、週末を使ってプーケットに行ってきました。

プーケットで泊まるホテルは常宿としているエバーソンホテル。

プーケット島の南端にあるホテルです。

しかし、今回行ってビックリした事があります。

それは観光客の様変わりです。

昔はプーケットでは日本人が一番のお客様でした。

でも、今は全く違います。

では、どこの国だと皆さんは思われますか?

多分、中国あるいは韓国と思われる方が多いことでしょう。

それが違うのです。

実はロシア人なのです。

プーケットにある高級ホテルでは80%がロシア人ということです。

ホテルのロビーにはロシア人向けの不動産情報誌が置かれ、そこには高級なヴィラやコンドミニアムが掲載されています。

私の場合も今回急に時間があいたのでプーケットにでも出かけようと思いホテルに電話をかけましたらすぐには部屋が取れず、しばらく電話を待たされてしまいました。

そこで、予約状況を聞くと、「今回は部屋を準備出来るけれども12月24日から年末まではロシア人のお客様で100%満室でしたよ。」とフロントの答え。

そこで、「何故そんなに込んでいるの?」と聞くと最近ロシアからの観光客が非常に増えているとの事。

「では、普段であればロシア人は何%ぐらい占めるの?」と尋ねましたところ、70%前後だそうです。

まさに、これにはビックリです。

そういえば、2年前モルジブに行った時も、「ロシア人が多く来ているなあ〜」といった感じを持ちました。

でも、それはわかりますよね。

この時期ロシアはものすごい寒さ。

これを避けてロシアの新興金持ちがサンサンと照る太陽を求めてこの常夏のモルジブに遊びに来ているのですね。

当時、私はダイビングのために行ったわけですが、彼らのダイビング用の水中カメラは付属品を合わせればトランク1個に相当するぐらい、大きなすごいものをもって来ており、更に水中ビデオカメラまで用意しているのですから、まさにプロ並みです。

「一体、これらにいくらかけているの?」といった感じでびっくりしてしまいました。

沖縄でもこんなにすごい器具を持っている人を見た事がありません。

そのロシア人達が今度はプーケットに押し寄せているのです。

現地では今まで多くいた日本語のタイ人ガイドも少なくなってきています。

それは日本人を相手にするより、「ロシア人相手の方が仕事になる!」ということでロシア語に変更、そちらのガイドに転向するものがすごく増えていることです。

このままだと、このプーケットのいいスポットはロシアのお金持ちにすべて占領されてしまうかもしれません。

まだ、「自国を自国民で守る」というほど深刻ではありませんが、発展途上国においてはやはり生活が厳しいですから、お金作りのために当然土地を売るものもたくさん出てくるでしょう。

まさに世界の金持ちが変わったということをこのタイの避暑地を通じて感じた次第です。

このページの先頭へ