ピュア・メディカル社長ブログ『HIROの自分が変われば世界が変わる』

筋トレとマッサージ

2010.11.26

仕事柄発展途上国にいくことが多い私ですが、仕事の合間を見てはよくジムに行って汗を流します。

これは日本では恥ずかしいことに計画をさぼりがちだからです。

やることは筋肉トレーニングとランニング。

たるみがちの腹筋をしっかりとこの機会に鍛えます。

少なくとも鍛えようと心ざしています。

でも、久しぶりに力をこめて頑張ってしまうために、数日もすると筋肉痛が・・・。

時には翌日にはもう痛みが出てきます。

「あぁ・・、なんと情けないこと。あれしきのことで筋肉痛とは・・・。」といつも嘆きます。

ランニングメーターを見ると2年ほど前は時速13kmほどで走っていましたが、今は11.8kmほど。

つまり10%ダウンです。

これもやはり年なのでしょうか。

それとも根性がなくなったからでしょうか。

他にも発展途上国での楽しみはマッサージをうけること。

とっても料金が安いですからね。

ご存知のとおり日本の3分の1以下です。

店によっては5分の1ということもあります。

ですから、必ず受けます。

リラックスと日ごろの筋肉のコリをとるためという理由を自分で勝手につけて。

しかし、これが私にとっては大間違い。

受ければ涙を抑えての2時間の苦痛との戦いが始まります。

「何故か?」って。

それはまさに筋肉痛のため。

本来は、リラックスや筋肉のコリのほぐしのために受けに来ているのに、マッサージを行う人は筋肉がとてもこっていることがわかるのでしょうか、すじや筋肉をゴリゴリともむのです。

「心配しないで、私がしっかり硬くなったところをほぐしてやわらかくしてあげますからね」とでも言うように。

確かに私はコリをほぐしてもらいたいのですが、これはまさに拷問です。

低いうなり声をあげながら冷や汗をかき枕に顔をうずめる私です。

出張の際には日本でなかなかできないことをやりたい。

そうなると私にとっては筋トレとマッサージになります。

でも、筋トレをすれば、その後のマッサージが痛くなる。

一方、マッサージを受けても体は鍛えられない、体がよろこぶだけだ。

じゃあ〜、今回はどうしよう。

 筋トレをやめてマッサージだけにしようかな。いやいや、やめてはいけない。

日ごろ体を甘やかせているのだから、この際しっかり体を鍛えなさいよ!・・・」ともう一人の私が話しかけます。

そしてジムへ向かいます。 

1セットのサーキットトレーニングを終え流れる汗を拭きながら、「あ〜、今回もあのつらいマッサージとなってしまうな? いや、もしかしたら痛くないかも・・・? いやいや、そんなことはない、やはり痛いはずだ。でも、次回こそは日本でしっかり鍛えてくるぞ!」と、いつも反省する私でした。

戦争写真家

2010.11.19

先日ふとテレビを見るとあるカメラマンの生き方を紹介していました。

カメラマンといってもポートレートや風景写真といった、人のストレスを取りさり美と深く関係するような写真を写すのではなく「今、世の中で何が起こっているのか?」といった生の世界を伝える写真家の話です。

その名は戦争写真家、渡辺陽一さんです。

世界の裏側で起きている悲惨な状況、それを引き起こす内乱や戦争の写真を自ら命をかけて現場に飛び込み、現地人の目から見た生の情報を写真や映像としてわれわれに届けてくれている方です。

弾丸が飛び交い、爆弾が炸裂。

人の悲鳴、横たわる多くの死人。

それはそれはすごい世界に身を投じています。

このTVインタヴューで彼が言った言葉がとても印象的でした。

「こういった世界で一番被害を受けるのは実は子供なんですよね。戦争後の後遺症においても・・。でも、次の夢ある世界を作ってくれるのも子供なんですよね。」と。

なんだか、聞いていて涙が出てきてしまいました。

何も知らない純粋な目を持った子供たち。

無邪気に道を走りまわり遊んでいた子供たちの世界に、突如爆音が・・・。

世の中は一転地獄に。

横にいたお母さんは血を流して死んでいる。

周りを見ると・・・・・。

何の抵抗のすべもない子供たち。

本当にかわいそうになりました。

この3歳の子供、明日からどうなるのか?

彼らはこれから何に夢を見るのでしょうか?

見ることはないでしょう。

この現実を見れば。

それが現実です。

明るい夢を与えられない世界を作る人を私は最高に憎みます。

子供たちの財産はなんといっても夢を見ることができる力なのですから。

それを何故、大人は奪うのか・・・。

それは決して、してはいけないことなのです。

一方、あらたな世界、夢ある世界を作ってくれるのも子供たちです。

その子供たちに夢を与えられなければどうしてすばらしい世界が創造されるでしょうか?

日本は少子化の問題に悩んでいます。

一方、若い女性は「自分の人生を楽しまなきゃ」と結婚時期を遅らしたり、子供のために多くの時間とお金を使って厳しい生活するのはいや!」といった方も多いようです。

でも、これはまったく違っています。

「夢を創り出すことのできる命を作り出す力」といった、神が人間に与えたすごい能力を
いとも簡単に捨てているのです。

このことは是非とも若い女性にも考えていただきたいと思っています。

子供のもつ夢のすばらしさをあなたは奪い取れますか?・・・・。

最悪のフライト

2010.11.12

先日のバンコク出張はキャセイ航空で香港を経由して入りました。

成田発9時台のフライトが取れず10時50分発のフライトに乗り、バンコクには17:30分着です。

平日のフライトでしたらバンコクの空港についてから市内に向かうのに、この時間の到着ではまさに夕方のラッシュにぶつかる時間。

普段40分で行くところが2時間以上はかかってしまいます。

そこで、今回はこれを考えて週末に出発したので、このラッシュにイラつくことはありませんでした。

しかし、残念ながらフライトは最悪。 

それはサービス内容ではありません。

機内での環境です。

私の前席の方は巨漢の女性(ヒップ回り140cm?もあろうかといった外国人)。

とても太っているので席は離着陸を除きすべて、めいっぱい後ろに倒しているのです。

無論、食事の時間もです。

これではVIDEOも見ることが出来ません。

席もぐっと狭くなり新聞も広げて読めやしません。

まさにOh,My God!! の世界。

そして、次に起きたのが私の隣の女性。

この女性1時間おきにトイレに行かれるのです。

食事のときもお構いなし。

「後15分くらい待っていただけませんか?。」といいたくなります。

食事がテーブルに置かれ「さあ、食べよう」としたら「すいません。トイレに行きたいのですが・・・・」と。

まもなく食事が配られるのがわかっているのですから、事前に行っておくべきですよね。

よりによってなんで配られたとたんにいくの?

結局この方、香港到着までに6回もいかれました。

この上、ダメ押しが私の後ろの座席のおじさん。

成田を飛び立って2時間ほどしたらおやすみに。

おやすみになられるのはいいのですが、そのいびきがこれまたすごい。

私はビジネス書を真剣に読んでいるというのに「ガォガォー、ググーグー」とそれは雷なみにすごいのです。

「これではさぞかし奥さん大変だろうな」とこちらが心配してしまいます。

この状態では読書もできません。

こういったわけで、VIDEOは見れない。

席は狭い。

席をしょっちゅう立たなければならない。

後ろから雷いびきの嵐。

まさに最悪のフライトでした。

スチュワーデスの方には、「もう少し気を配り何か対応してよ!」といいたくなります。

しかし、こういったことは実は今回だけではありません。

4日前の上海便でもそうでした。

私の左の客は靴を脱いで足組み。

足をひざの上にのせるので、靴下がこちらに向く。

そして足の臭い匂いがプーンと。

「臭いから靴履けよ!」といいたくなります。

あるいは消臭剤をもって歩けよ!と・・。

さらに隣の外人は後ろの席の友人と話すために私と彼のイスのすき間に顔を突っ込み大きな声で話し出すのです。

「何をするんだよ。おいおい・・・」といった感じです。

しばらくして振り向くことに疲れたのか、今度は私の方を向いて後ろに聞こえるように話し出す。

このため私の左耳はまるでそばで寺の鐘が鳴利響くかのように痛みが発生。(この痛みは5日たった今も続いています)まさに最悪です。

この男性、観光VISAがとりやすくなったことで日本に訪れてきている国の人と思います。

さらに飛行機離陸前においては、自分と離れたところに友人がいるのでしょう。

話をしたいが相手が見えないというわけで、携帯電話をつかい大きな声でガヤガヤと。

まさにマナーというものをまったく知らない無礼な態度です。

なんだかため息が出てしまいます。

観光を楽しみに日本に来ることはとても楽しいことでしょうが、やはりしっかりとしたマナーだけは守っていただきたいとつくづく感じました。

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